【長崎・車中泊体験談】目の前が海、水族館のような大浴場!「RVパーク平戸海上ホテル」

長崎県平戸市にある「RVパーク平戸海上ホテル」と、その周辺にある観光スポットを巡ってきたので、おすすめポイントやちょっと気になった点、行ってみての感想を紹介したいと思います。
平戸で車中泊を考えている人や絶景ポイントで車中泊したい人、車中泊場所の設備にこだわりがある人には、参考になると思います。
筆者は軽キャンピングカーのJPSTAR HAPPY1+(ハッピーワンプラス)に乗り始めて2年半。
今回初めて長崎県の平戸を訪れました。
風情のある平戸市内観光には、「RVパーク平戸海上ホテル」を拠点とするのが便利。
周辺のスポットでは、お城や景勝地としても人気の灯台、カフェなどを巡ってきました。
「RVパーク平戸海上ホテル」の特徴

「RVパーク平戸海上ホテル」は西九州自動車道「佐々IC」より約30分、「松浦IC」より約40分の場所にあります。
平戸海上ホテルの玄関横の駐車スペース3台分がRVパークになっています。
筆者は、前日に平戸市の隣の長崎県松浦市に滞在していたため、国道204号線を経由して特に渋滞もなく30分ほどで到着しました。
ではまず「RVパーク平戸海上ホテル」の概要について紹介します。
「RVパーク平戸海上ホテル」概要
「RVパーク 平戸海上ホテル」は、長崎県平戸市にある平戸瀬戸(海峡)に面したホテル「平戸海上ホテル」に併設されたRVパークです。
所在地:〒859-5102 長崎県平戸市大久保町2231-3
電話番号:0950-22-3800
利用料金:1泊1台当たり3,300円
チェックイン:13:00~22:00
チェックアウト:7:00~10:00
予約:利用の2日前までに電話、またはくるま旅クラブホームページからも予約可
駐車可能台数:3台
電源:無料で利用可能
水道:無料で利用可能
トイレ:24時間利用可能な洋式トイレを施設内に完備
ゴミ処理:45Lのゴミ袋1袋まで無料、2袋目以降は1袋500円
入浴料:大人800円、小人400円、3歳未満無料 (くるま旅クラブ会員は半額)
詳細はこちら▷くるま旅
筆者は、利用日の前日に電話して交渉。
平日だったおかげか、幸い空きがあり予約できました。
RVパーク平戸海上ホテルの魅力
大浴場(別途入浴料が必要)やトイレはホテルの施設・設備が使えるので車中泊するのに不自由を感じませんでした。
前述しましたが、電源と水道の使用料はRVパークの料金に含まれます。
絶景オーシャンビュー

RVパーク平戸海上ホテルの目の前は海(平戸瀬戸)が広がり、平戸城や平戸大橋を望むことができ、夜にはライトアップが楽しめます。
車中泊当日はあいにくの天気でしたが、晴れた日にはさらに美しい景色を満喫できそうです。
水族館のような大浴場

大浴場が水族館のようになっているのが平戸海上ホテルの目玉。
週末に利用しましたが、混雑することもなく快適に入浴できました。
別のエリアには露天風呂もありましたが、あいにくの天候で筆者は利用を見送りました。
脱衣所にロッカーはないため、貴重品は貴重品ロッカーを利用。
浴室内には、シャンプー、リンス、ボディソープなど基本的なアメニティが揃っていました。
水槽内には約15種類の魚が泳いでいました。
ホームページには亀も泳いでいると紹介されていましたが、筆者は強度の近視のせいか見つけることができませんでした。
視力が弱い方は、メガネをかけるかコンタクトレンズを付けたまま入浴した方がよさそうです。
詳細はこちら▷平戸海上ホテル
ホテル内のトイレを利用

トイレはホテル内のトイレを利用します。もちろん夜間でも出入り可能。
ホテル内ということもあって、きちんと清掃されたきれいな温水洗浄便座付きでした。
RVパークのトイレというと屋外に設置されている場合もありますが、こちらは大きなホテルの中なので安心して利用できました。
オプションで懐石料理が食べられる
RVパーク予約時に、ホテル内で食事をするかどうか尋ねられました。
事前予約が必要で、懐石料理のコース3種(1人3,000円、5,000円、7,000円)から選択となっていました。
ただ、筆者は今後の旅の予算も考えて車内で自炊することに。
平戸市内には、スーパーや飲食店が複数あるため、自炊派にも便利です。
RVパーク平戸海上ホテルのここが残念
海が目の前で景色が良くて、ホテルの施設や設備が使えるのでおすすめできるRVパークだと思いましたが、少し気になる点もありました。
駐車場に傾斜がある
駐車スペースはかなり傾斜しており、レベラーなしでは水平に停めるのが難しいです。
ただし、ホテルでレベラーを貸し出しているため、持参していなくても安心です。
駐車場からホテル入口まで照明がない
夜間トイレに行くときにホテルの玄関までの道中灯りがありませんでした。
スマホのライトを使うか、LEDランタンや懐中電灯を持参するのがおすすめです。
実際に訪れてよかった平戸のおすすめスポット3選
今回、RVパーク平戸海上ホテルで車中泊して、平戸市内をあちこち巡ったので、その中から行ってよかったと感じたスポットを3カ所紹介したいと思います。
平戸城

住所:長崎県平戸市岩の上町1458番地1
アクセス:平戸海上ホテルより車で10分
入場料:大人520円 高校生310円 小・中学生200円 (現金のみ)
公式サイト:平戸城
平戸城は1599年に松浦鎮信が築城を開始し、1613年に大半が焼失した後、江戸時代中期に再建されました。
海に突き出た立地が特徴。
天守閣の5階から平戸の海と街が一望できます。
1962年の復元により、模擬天守や櫓(やぐら)が整備され、歴史と文化が息づく観光名所となっています。
駐車場は無料。
3カ所であって計127台が止められるとのこと。筆者のキャンピングカーでも難なく駐車できました。
絶景なのでおすすめです。
大バエ灯台

住所:長崎県平戸市生月町御崎26−2
アクセス:平戸海上ホテルより車で約40分
入場料:無料
詳細はこちら▷平戸市HP
平戸市の西側にある生月島、その最北端にあるのが大バエ灯台です。
80mほど切り立つ大バエ断崖の上にある無人灯台で、全国的にも珍しい展望施設が設置されています。
ここの展望施設から眺めるオーシャンビューはとにかく絶景です。
ぜひ道中をキャンピングカーでのんびりドライブしながら訪れてみてください。
今回は一人旅でしたが、次は子どもたちを連れてきてぜひこの景色を見せたいと思いました。
マメルクコーヒー

住所:平戸市鏡川町308-4
アクセス:平戸海上ホテルより自転車で10分
価格帯:1000円以内
詳細はこちら▷:平戸市観光協会
平戸市内は道が狭く、坂が多い街です。
筆者はキャンピングカーに自転車を積んできていたので、市内は自転車で散策しました。
「マメルクコーヒー」は、電源とWi-Fiがあり、スターバックスのようでした。
筆者はコーヒーフロートを飲みながらパソコン作業しました。
週末でしたが、特に混み合うこともなく集中して作業できました。
喫茶やワーケーション場所として利用するのに、とてもおすすめです。
平戸市内の観光拠点としても好立地
今回は、筆者が実際に利用して満足したRVパーク平戸海上ホテルと、その周辺のおすすめスポットについてご紹介しました。
RVパーク平戸海上ホテルから平戸市内中心部までは徒歩で20分ほどです。
平戸海上ホテルではレンタサイクルもあるようなので、市内の観光施設を効率よく回るには自転車を使うとよいでしょう。
RVパーク平戸海上ホテルは福岡市内から車で約2時間。
絶景のオーシャンビューを満喫しながら、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。