車中泊
自宅を引き払って車上生活する料理下手の58歳が作る車中飯と調理器具と常備食材

夜勤の仕事と週末の車中泊を続けるうちに、自宅に帰らなくなり、2023年の春にアパートを引き払いました。
現在は、三浦半島や京浜地区を拠点に、車上生活をしています。
週の半分は車中泊なので、車内で調理することも多く、不器用で料理下手ながらも、冬場は簡単な車中飯を作っています。
今回は、そんな自分でも作れるシンプルで美味しい車中飯メニューと、その作り方を紹介します。
都内や横浜で夜勤ワークをしながら、軽自動車で車上生活を始めて、この春で2年になります。
仕事の関係で、三浦半島や京浜地区を中心に車中泊していますが、暇を見つけては房総半島や伊豆半島、埼玉、茨城、群馬、静岡などにも足を伸ばし、自由気ままに暮らしています。
好きな食べ物は、アジア、中東、南米の個性的なエスニック料理をはじめ、新鮮な海鮮を使った和食、焼き肉やステーキなどの肉料理と、何でも美味しく食べる食いしん坊であります。
そのため、車中泊先の近くで「安くて美味しい食べ物屋さん」を探すのが大好きですが、節約のため自炊することもあります。
毎年のように暑さが厳しくなる夏は、暑くて暑くて車内で調理をする気になれず、涼しさを求めて外食がメインになります。
しかし、秋口から冬、そして春先くらいまでは、節約も兼ねて自炊=車中飯の機会が増えていきます。
食欲も増しますしね。
特に気温が低くなる冬場は、食材の保管がしやすく、生ゴミの臭いも気になりにくいため、自炊のやる気が上がります。

車中飯を作るための器具や常備食材は、2つのケースに分けて収納しています。
調理器具は、小型カセットコンロ(イワタニの古いモデル)、広口ヤカン、柄の取れるフライパン、パニーニメーカー、焼き網、果物ナイフ、ハサミ、湯煎用のビニール袋、アルミホイルなどを常備しています。

最近まで使っていたフライパンは、アパート暮らしの頃から使い続けていた柄の固定されたボロボロなもの。
しかし、柄が邪魔で収納しにくかったため、思い切って柄の取れるタイプに買い替えました。
以前から買い替えたかったものの、値段が高くて手が出せずにいましたが、ニトリで手頃な価格のものをみつけて即買いしちゃいました。
参考商品▽
【取っ手がとれる】超軽量こびりつきにくいフライパン 20cm(TORERU3 サテン)

車中泊での自炊用に、塩、醤油、油、スティックシュガー、鶏ガラスープの素、味の素、レトルト食品、乾燥ワカメ、乾燥野菜、味噌汁の素、ポップコーンの種などを常備しています。

スティックシュガーは「なんで?」と思うかもしれませんが、こぼれない、湿気にくい、一本単位で小分けに使えると、料理の際にめちゃ便利です。
乾燥野菜は汁物だけでなく、パスタや野菜炒めに入れても美味しいですよ。
▽ばら印 スティックシュガー 3g 100本入り

あと、炭酸水とキンミヤ焼酎は必需品ですね。
保管と携帯に便利な紙パックを選んでいますが、瓶のキンミヤも雰囲気があって好きです。
▽キンミヤ 焼酎(金宮焼酎) 25度
料理下手におすすめの車中飯といえば、乾麺(素麺やパスタ)を使った料理が簡単で便利です。
乾麺は保存が楽で調理の手間もかからないので、主食として大活躍してくれます。
あと、切り餅も常備しておくと主食にもなり、小腹が空いたときのおやつとしても最適です。
以前はお米も常備していましたが、一人前を炊くのは時間がかかるし手間なので、白米を食べたいときは、パックご飯を1つか2つ買うようにしています。
豚足だけでいろんな美味しさを楽しめます。
食材:豚足・素麺・春キャベツ

1,茹で豚足をひたすらしゃぶり食う

2,食べ残した豚足の骨で出汁をとる

3,豚足の骨出汁で素麺を煮込んで食う

4,豚足の骨出汁で春キャベツをしゃぶしゃぶして食う

5,春キャベツを蒸し煮して食う
この豚足は精肉卸の直営店で買った新鮮な茹で豚足で、臭みも少なく柔らかくて食べやすかったです。
茹で豚足は、買ってきてそのまま美味しく食べられるので、車中飯にも重宝しますね。
食べ残しの骨を煮込むと、それなりに出汁がとれて美味しい上に、煮込むことでゴミになった骨の臭いも抑えられる(気がしてます)ので一石二鳥です。
さらに、フライパンで素麺を煮込んで、そのままキャベツを煮れば、フライパンを洗わずに流れで使えるのもポイント。

食材:パスタ(乾麺)・鶏ガラ出汁

1,フライパンで湯を沸かし、鶏ガラスープを溶く
2,パスタを折ってフライパンに入れ、柔らかくなるまで煮込む。火が通る前にスープが蒸発してしまった場合は、水を足して柔らかくなるまで煮込む。
3,火が通った時にスープが残っていればスープパスタ。残ってなければタダのパスタ。
パスタを食べ終わってもスープが残っていれば、野菜などを追加して食べると、とても美味しいですよ。

食材:スナックサンドもしくはランチパックの好きな味・チータラ
1,パニーニメーカー(ホットサンドメーカー)に油をひく

2,お好みのスナックサンドを三枚重ねる

3.焼けるとこんな感じ

一枚を折ってチータラ挟んでも美味いです。

食材:やきそば蒸し麺・チータラ・チャーシュー

1,油をひいたアルミホイルの上に焼きそば、チータラとチャーシューを挟む
2,味付けにゆかりを振る

3,焼きそばを入れすぎると厚みが出てしまうので、ほどほどの量にするのがポイント。

4,焼きそばと具材は写真くらいがベスト。

5、パニーニメーカーで挟んで焼く

6,完成
混ぜずに焼く方法は、すっかり定番になりましたが、外側はパリパリ、内側はモッチリと蒸しあがっていて美味いです。
焼く前に少し水をかけると、より蒸されます。

中火で加熱すると蒸気が出てくるので、弱火で蒸気が少なくなるまでじっくり焼きます。
蒸気がでなくなったら、一瞬強火にして香ばしい香りがしたら出来上がり。

食材:リンゴ・とろけるチーズ・カルパス

1,リンゴを適当に切る

2、カルパスとチーズをのせて焼く

3,焼き上がり
弱火でじっくり加熱すると、甘い香りが立ち上ってきます。
ホイルの上から箸で押してみて、柔らかくなっていたら出来上がり。
焼く前に、砂糖をかけても美味いです。
フライパンで焼き物や炒め物をしたら、水を足して少しスープの素を加え、沸かしてスープにします。
野菜があれば追加投入してするとさらに良し。
フライパンの油を落としつつ、旨味が染み出た油分を無駄にしないので一石二鳥です。
車内で飲み食いする時は皿が邪魔になるので、食器は主に紙コップにを使っています。
箸を立てられるし、こぼしにくく、冷めにくいのも便利。
そのままスープを入れて飲めるのでゴミが減ります。
食中毒には十分気をつけて下さい。
寒い季節でも衛生管理を怠ると、食中毒のリスクがあります。
肉類(とくに鶏肉)は、精肉よりも加工肉(ハムやベーコン)や調理済みのものを使った方が安全です。
また、食バサミやナイフも都度洗うのが難しいと思うので、数本を使い分けた方が衛生的。
さらに、火気厳禁の場所ではカセットコンロではなく、IHヒーターを使うのがベター。
兎にも角にも火の用心。
清潔で安全に車中飯を楽しみましょう。
現在は、三浦半島や京浜地区を拠点に、車上生活をしています。
週の半分は車中泊なので、車内で調理することも多く、不器用で料理下手ながらも、冬場は簡単な車中飯を作っています。
今回は、そんな自分でも作れるシンプルで美味しい車中飯メニューと、その作り方を紹介します。
「安くて美味しい店探し」と「自炊」で楽しむ食生活
都内や横浜で夜勤ワークをしながら、軽自動車で車上生活を始めて、この春で2年になります。
仕事の関係で、三浦半島や京浜地区を中心に車中泊していますが、暇を見つけては房総半島や伊豆半島、埼玉、茨城、群馬、静岡などにも足を伸ばし、自由気ままに暮らしています。
好きな食べ物は、アジア、中東、南米の個性的なエスニック料理をはじめ、新鮮な海鮮を使った和食、焼き肉やステーキなどの肉料理と、何でも美味しく食べる食いしん坊であります。
そのため、車中泊先の近くで「安くて美味しい食べ物屋さん」を探すのが大好きですが、節約のため自炊することもあります。
冬は車中飯作ります!
毎年のように暑さが厳しくなる夏は、暑くて暑くて車内で調理をする気になれず、涼しさを求めて外食がメインになります。
しかし、秋口から冬、そして春先くらいまでは、節約も兼ねて自炊=車中飯の機会が増えていきます。
食欲も増しますしね。
特に気温が低くなる冬場は、食材の保管がしやすく、生ゴミの臭いも気になりにくいため、自炊のやる気が上がります。
車内調理のための器具と常備食材・調味料
調理器具

車中飯を作るための器具や常備食材は、2つのケースに分けて収納しています。
調理器具は、小型カセットコンロ(イワタニの古いモデル)、広口ヤカン、柄の取れるフライパン、パニーニメーカー、焼き網、果物ナイフ、ハサミ、湯煎用のビニール袋、アルミホイルなどを常備しています。

最近まで使っていたフライパンは、アパート暮らしの頃から使い続けていた柄の固定されたボロボロなもの。
しかし、柄が邪魔で収納しにくかったため、思い切って柄の取れるタイプに買い替えました。
以前から買い替えたかったものの、値段が高くて手が出せずにいましたが、ニトリで手頃な価格のものをみつけて即買いしちゃいました。
参考商品▽
【取っ手がとれる】超軽量こびりつきにくいフライパン 20cm(TORERU3 サテン)
常備食材・調味料

車中泊での自炊用に、塩、醤油、油、スティックシュガー、鶏ガラスープの素、味の素、レトルト食品、乾燥ワカメ、乾燥野菜、味噌汁の素、ポップコーンの種などを常備しています。

スティックシュガーは「なんで?」と思うかもしれませんが、こぼれない、湿気にくい、一本単位で小分けに使えると、料理の際にめちゃ便利です。
乾燥野菜は汁物だけでなく、パスタや野菜炒めに入れても美味しいですよ。
▽ばら印 スティックシュガー 3g 100本入り
ばら印
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あと、炭酸水とキンミヤ焼酎は必需品ですね。
保管と携帯に便利な紙パックを選んでいますが、瓶のキンミヤも雰囲気があって好きです。
▽キンミヤ 焼酎(金宮焼酎) 25度
キンミヤ
¥3,309
(2025/03/17 14:20:17時点 Amazon調べ-詳細)
料理下手でも簡単においしくできる車中泊メニュー
料理下手におすすめの車中飯といえば、乾麺(素麺やパスタ)を使った料理が簡単で便利です。
乾麺は保存が楽で調理の手間もかからないので、主食として大活躍してくれます。
あと、切り餅も常備しておくと主食にもなり、小腹が空いたときのおやつとしても最適です。
以前はお米も常備していましたが、一人前を炊くのは時間がかかるし手間なので、白米を食べたいときは、パックご飯を1つか2つ買うようにしています。
豚足からの素麺&春キャベツのしゃぶしゃぶ煮
豚足だけでいろんな美味しさを楽しめます。
食材:豚足・素麺・春キャベツ
【調理方法】

1,茹で豚足をひたすらしゃぶり食う

2,食べ残した豚足の骨で出汁をとる

3,豚足の骨出汁で素麺を煮込んで食う

4,豚足の骨出汁で春キャベツをしゃぶしゃぶして食う

5,春キャベツを蒸し煮して食う
この豚足は精肉卸の直営店で買った新鮮な茹で豚足で、臭みも少なく柔らかくて食べやすかったです。
茹で豚足は、買ってきてそのまま美味しく食べられるので、車中飯にも重宝しますね。
食べ残しの骨を煮込むと、それなりに出汁がとれて美味しい上に、煮込むことでゴミになった骨の臭いも抑えられる(気がしてます)ので一石二鳥です。
さらに、フライパンで素麺を煮込んで、そのままキャベツを煮れば、フライパンを洗わずに流れで使えるのもポイント。
色々簡単パスタ

食材:パスタ(乾麺)・鶏ガラ出汁
【調理方法】

1,フライパンで湯を沸かし、鶏ガラスープを溶く
2,パスタを折ってフライパンに入れ、柔らかくなるまで煮込む。火が通る前にスープが蒸発してしまった場合は、水を足して柔らかくなるまで煮込む。
3,火が通った時にスープが残っていればスープパスタ。残ってなければタダのパスタ。
パスタを食べ終わってもスープが残っていれば、野菜などを追加して食べると、とても美味しいですよ。
パニーニメイカーで超簡単ホットサンド&焼きそば

超簡単ホットサンド【調理方法】
食材:スナックサンドもしくはランチパックの好きな味・チータラ
1,パニーニメーカー(ホットサンドメーカー)に油をひく

2,お好みのスナックサンドを三枚重ねる

3.焼けるとこんな感じ

一枚を折ってチータラ挟んでも美味いです。
超簡単 焼きそば【調理方法】

食材:やきそば蒸し麺・チータラ・チャーシュー

1,油をひいたアルミホイルの上に焼きそば、チータラとチャーシューを挟む
2,味付けにゆかりを振る

3,焼きそばを入れすぎると厚みが出てしまうので、ほどほどの量にするのがポイント。

4,焼きそばと具材は写真くらいがベスト。

5、パニーニメーカーで挟んで焼く

6,完成
混ぜずに焼く方法は、すっかり定番になりましたが、外側はパリパリ、内側はモッチリと蒸しあがっていて美味いです。
焼く前に少し水をかけると、より蒸されます。

中火で加熱すると蒸気が出てくるので、弱火で蒸気が少なくなるまでじっくり焼きます。
蒸気がでなくなったら、一瞬強火にして香ばしい香りがしたら出来上がり。
リンゴとカルパスのホイル焼き

食材:リンゴ・とろけるチーズ・カルパス
【調理方法】

1,リンゴを適当に切る

2、カルパスとチーズをのせて焼く

3,焼き上がり
弱火でじっくり加熱すると、甘い香りが立ち上ってきます。
ホイルの上から箸で押してみて、柔らかくなっていたら出来上がり。
焼く前に、砂糖をかけても美味いです。
車中飯調理の工夫
調理をしたらスープを作る
フライパンで焼き物や炒め物をしたら、水を足して少しスープの素を加え、沸かしてスープにします。
野菜があれば追加投入してするとさらに良し。
フライパンの油を落としつつ、旨味が染み出た油分を無駄にしないので一石二鳥です。
狭い車内では紙コップが便利
車内で飲み食いする時は皿が邪魔になるので、食器は主に紙コップにを使っています。
箸を立てられるし、こぼしにくく、冷めにくいのも便利。
そのままスープを入れて飲めるのでゴミが減ります。
まとめ
食中毒には十分気をつけて下さい。
寒い季節でも衛生管理を怠ると、食中毒のリスクがあります。
肉類(とくに鶏肉)は、精肉よりも加工肉(ハムやベーコン)や調理済みのものを使った方が安全です。
また、食バサミやナイフも都度洗うのが難しいと思うので、数本を使い分けた方が衛生的。
さらに、火気厳禁の場所ではカセットコンロではなく、IHヒーターを使うのがベター。
兎にも角にも火の用心。
清潔で安全に車中飯を楽しみましょう。