子ども連れ、ペット連れの車旅で大活躍!リアの常設2段ベッドの活用法をご紹介!
我が家のキャンピングカー、RVロータスのライトキャブコン「MAMBOW familiar」は、リアスペースに常設2段ベッドが設けられています。
ファミリーなど、3名以上での利用を想定したキャブコンタイプのキャンピングカーでは、「リアの常設2段ベッド」は定番のレイアウトではないでしょうか。
このレイアウトのリアスペースは、ベッドとしてはもちろん、ほかにも様々な用途で使うことが可能。
使い勝手が良く、愛犬と小さな子どもたちがいる私たち夫婦が、まさに探し求めていたものです。
今回は、我が家が実際に行っている、常設2段ベッドの活用方法についてご紹介していきます。
目次
ベッドとしてはもちろん、オムツ替えスペースとしても大活躍
常設2段ベッドの利点は、ちょっと休憩したい時に、すぐ横になれることです。
フロアベッドやバンクベッドのような展開が必要ないので、寝たいときにすぐに寝ることができます。
我が家のライトキャブコン「MAMBOW familiar」の場合、2段ベッドのサイズは上下段ともに幅95cm×長さ166cm、高さ65cm。
身長160cmの私が横になるとピッタリなくらいですが、起き上がる時に頭を打ってしまいそうになるので、注意が必要です。
身長160cm以下の女性や子どもなら、快適に過ごせるのではないでしょうか。
そんな2段ベッドですが、0歳の子どもがいる私が一番オススメしたい使い方は、下段ベッドで赤ちゃんのオムツを替えることです。
通常、お出かけ先でオムツを替える場合、たくさんの荷物を持ち運びながら、オムツ替えの台を探さないといけません。
しかも、ハイハイ時期以降の赤ちゃんはオムツ替えの台に寝かせることすら大変だったりします。
その点キャンピングカーなら、駐車場に戻るだけで「オムツ交換」も「着替え」も、「授乳する」のも全てその場で完結させられるので、とてもスムーズ。
「キャンピングカーを購入したいけれど、子どもが小さすぎるから、まだ必要ない」と思っている方がいれば、そんなことはありません!
子どもが小さければ小さいほど、我が家のようにキャンピングカーが大活躍してくれると思います。
大きな荷物を置けるカーゴスペースや、ペット仕様にも大変身!
2段ベッドの状態だと高さがありませんが、下段のベッドマットを取り外せば、大きな荷物も置ける広々としたカーゴスペースになります。
さらに、ダイネットスペースとの間の仕切り部分を外すことで、長さがあるものも収納可能です。
長期の旅行をする場合や、キャンプ、釣りといったアウトドアをする場合など、荷物を多く積みたいときに大活躍してくれますよ。
また、ペットがいるご家庭では、カーゴスペースをペットたちのスペースとしても活用できます。
床に防臭・撥水効果のあるマットを敷き詰めた上で、ダイネットスペースとの間の仕切り部分を抜き、柵を付けたら完成です。
ちなみにこの柵は、ホームセンターで見つけた石油ストーブ用のガード。前面扉がスライド式で、小型犬~中型犬の愛犬たちが出入りするのにちょうどいいサイズ感です。
しかし、この柵だけでは強度が不十分なので、我が家では突っ張り棒も併用して固定させています。
実は、簡単に愛犬用スペースに変身させられることが「MAMBOW familiar」を購入した最大の理由です。ペットを飼っている方や多頭飼いされている方には、特にオススメですよ!
子どもが喜ぶ隠れ家に!
車種によってもできる・できないが変わってくるかもしれませんが、「MAMBOW familiar」ではリアの2段ベッドを、隠れ家のようなミニダイネット空間に展開することができます。
シートベルトがないため走行中は利用できませんが、休憩中に子どもの遊び場として利用したり、フロアベッドで子どもたちを寝かせている間、私たち夫婦がコーヒーを飲んだり軽食をとったりして活用しています。
リアスペースを使うときの注意点
このように、「MAMBOW familiar」のリアスペースは様々なシーンに合わせて多目的に活用できます。
しかし、2段ベッド独自の注意しなければならない点もいくつかあるので、次はそちらをご紹介していきます。
子どもの転落には特に注意を
2段ベッドの上段は、子どもにとって楽しいアスレチックを彷彿とさせる代物ですよね。我が家の3歳の子どもも、2段ベッドへ登りたがります。
しかし、2段ベッドの上段は、床から約100cm以上離れているものがほとんど。小学生未満の小さな子どもは転落のリスクが大きいので、簡単に登れないように工夫する必要があります。
また、小学生の子どもでも、寝相が悪くて転落する危険性がある場合、1人では寝かせないようにしたり、転落予防ネットや柵を取り付けたりといった安全面への配慮が欠かせません。
走行中の就寝は厳禁
キャンピングカーは「走行中も寝られる」と思っている方がいるかもしれませんが、それは誤りです。
日本では、乗員は走行中シートベルトをして座席に座らなければいけないことが法律で決められています。そのため、キャンピングカーであろうとも、ベッドで寝たまま移動することはできないのです。
それに、キャンピングカーも車道を走る車である以上、事故の可能性はゼロではありません。万が一事故が起きてしまったときに、家族や友人の命を守ってくれるのはシートベルトです。
大切な人の命を守るため、キャンピングカーに乗るときは必ずシートベルトの着用をするようにしましょう。6歳未満の子どもの場合は、チャイルドシートを装着することも忘れないでください。
重たい荷物は事故のもと
重たい荷物を上部に置けば置くほど、重心が高くなって走行中に車体が不安定なってしまいます。
キャブコンタイプのキャンピングカーはただでさえ重心がやや高めなので、重たい荷物を上段に置くと、横転事故のリスクが高まってしまいます。
重たい荷物は、ベッドの下段やダイネットスペースの床に乗せるようにしましょう。
走行中は荷物の落下に注意
普通車の約2~3倍もの重量があるキャンピングカーは、急発進、急ブレーキ、急なハンドル操作を行うと、車体が大きく前後に揺れたり、左右に大きく揺れたりします。
そのため、安全な走行を常に心がけることはもちろん、急ブレーキをかけても2段ベッドの上段から荷物が落下しないように、しっかりと固定しておくことをオススメします。
また、なるべく荷物は落下の危険が少ないところに設置するようにしましょう。
まとめ
「誰とどんなところに行きたいのか」「どんな風にキャンピングカーを使いたいのか」など、家族構成や使用目的によって、使いやすいキャンピングカーは異なってきます。
しかし、「MAMBOW familiar」のように多目的に展開できるキャンピングカーであれば、様々な用途に合わせてカスタマイズすることも可能です。
我が家のように小さい子どもやペットのいるご家庭であれば、自由に使えるリアスペースが大活躍してくれると思うので、現在キャンピングカーの購入を考えている方は、このタイプを検討してみてはいかがでしょうか?
すでにキャンピングカーをお持ちの方も、様々な用途に合わせてリアスペースを活用し、これからも素敵なキャンピングカーライフをお過ごしくださいね。