ナッツRVの「クレア・エボリューション」は愛犬との快適な車旅にオススメ!ペットが車でもリラックスできる工夫も紹介
今回はペット連れで車中泊歴8年の我が家の愛犬のためにキャンピングカーで行なっている工夫や、愛犬達に快適に暮らしてもらうためのマストアイテムをご紹介いたします。
DIYが苦手な方でも100均やニトリで簡単に揃えられてしまうものばかりですのでぜひご覧ください。
目次
キャンピングカーを購入した理由
以前は、後部にベッドキットを装着したハイエース2WDでドッグスポーツの大会遠征をしていました。オフシーズンでは、夏には避暑地へアウトドアレジャーやキャンプ、冬には雪遊びを楽しんでいました。
しかし、近年のキャンプブームによりキャンプ場の予約が取れなくなり、日帰りや車中泊の回数が増えるばかり。
冬場は、FFヒーターが無かったので車内は寒くて車中泊は厳しく、さらに路面の状況によってはスタッドレスタイヤを使用してもスタックしていました。
そこで、もっと自由に愛犬達と遊びたいと思い始め、キャンピングカーを購入する事を決めました。
クレアに搭載されている「Evoシステム」とは?
我が家のキャンピングカーはナッツRV社の「クレア・エボリューション」です。このクレアに搭載されている急速充電”Evoシステム”を知ってからは、もうこの車以外は考えられませんでした。
Evoシステムとは一体何なのか簡単に説明します!
EvoシステムはナッツRV社が独自に開発した革新的な充電システムです。アイドリング状態でもサブバッテリーへの急速充電が可能なので、AC電源や発電機がない環境でもサブバッテリーへの充電が追いつくようになり、エアコンも気兼ねなく使えます。
また、エンジンを切ったままでも備え付けの家庭用エアコンを使用することができます。もちろん外気温にもよりますが、天候によっては3時間以上付けている事も可能です。
今までの経験では大体2時間ほどアイドリングをすればサブバッテリー3個分を7〜8割程回復させることができています。
このEvoシステムのおかげで、季節関係なく愛犬にちょっと車でお留守番してもらって、お店で食事をとったり、お風呂に入りにいったりということがやりやすくなりました。
実際、Evoシステムはペット連れの方に人気で、このシステムが完成してから、キャンピングカーの買い替えをされる方も増えたそうです。
愛犬のライフスタイルに合わせた寝床作り
ペットのことを考えたとき、キャンピングカーで気になるのが内装です。ペット対応モデルのキャンピングカーもいくつか販売されていますが家庭によって環境が違うので工夫をする必要があります。
特に寝床はペットが車内で落ち着いていられるかの鍵とも言える場所なのでこだわりたい箇所です。
我が家の家族構成は、大人が2人、小型犬が2頭、中型犬が2頭という構成になっています。
主人と私は別々の部屋で寝ているため、小型犬2頭は私と一緒のベッドへ。中型犬は主人の部屋にあるケージで寝ています。
小型犬用の空間としてバンクベッドを活用
運転席の上にあるバンクベッドは私と小型犬達の寝室になります。家で使用しているダブルベッドよりもクレアのバンクベッドは広く感じます。おかげで私が寝返りをしても接触する事が減り、愛犬もぐっすり寝てくれています。
そして、バンクベッドエリアは小型犬達の避難所的な意味でも活躍してくれています。やはり中型犬が2頭も狭いリビングエリアでウロウロしていると小さい犬達はたまに踏まれたりします。そんな時にここに逃がしてあげると小型犬もストレスなくまったりとリラックスできるみたいです。
ケージを置ける2段ベッドは中型犬用の空間
競技犬である中型犬達は、競技会で車から出たり入ったりすることが多いので、出入りのしやすい車後方の2段ベッドが寝床になっています。
このように外からも左右の扉から出入りすることができます。
エントランス以外に外から車の中にアクセスできるというのは非常に便利で、競技会だけではなく、雨の日やアウトドアを楽しんだ後も、車内が汚れにくいのでとても助かっています。
待機中の涼しい日は開けっぱなしにしたいので、今後はここに虫除除け用に網戸を自作しようと思っています。
突然ですが、ここで我が家の外からの出し入れ方法をお見せします!
愛犬達はボーダーコリーなので身体能力を利用し出入りする時は私達の膝を踏み台にして入るように訓練をしました。
もし荷物を両手で持っている時、背中を踏み台にして入ってもらう事も出来ちゃいます!
でも実は愛犬が少し滑り、失敗すると痛いです……。
愛犬のためのちょっとした工夫
空気を循環させる
ペット同伴の家族にとって常に気をつけておかなければならないのが車内温度です。特に大きいワンちゃんは暑がりで体から熱をだすため熱気がこもりやすくなります。
Evoシステムなのでエアコンを気兼ねなく付けられますが、それでも車内後方の2段ベッド部分にはエアコンが当たりにくく空気も循環しづらくなっています。なので2段ベッド側には換気も
兼ねて扇風機を1年中回しています。
季節に合わせる寝具や敷物
小型犬達には、ニトリで販売している夏用に「Nクール」や冬用に「Nウォーム」のベッドを使い分けています。どちらも機能性がよく、洗濯や掃除しやすいのが特徴です。
少しでも環境の変化を無くす為、全く同じモデルを自宅でも購入し使っています。ニトリのペット用品はお手頃価格でお財布にも優しいのでオススメです。
中型犬達の待機エリアである2段ベッドのケージ下には、オールシーズン対応可能の「畳マット」を敷いています。畳マットやカーペットはホームセンターなどでも売っています。
湿気を取る事や防菌効果だけではなく、畳は掃除がしやすいので重宝しています。今までいろん
な素材の敷物を試してきましたが、畳が一番しっくりきています。
安全のための滑り止め対策
車内の床はホームセンターなどで買えるタイルマットを敷いています。滑り止めとしてだけでなく、床を傷つけるのも防いでくれます。ただし、タイルマットは冬は暖かさをキープしてくれますが、夏は少々暑苦しい時もあります。でも、そこは愛犬達の安全のため我慢です!
その他の滑り止め対策として、100均でも買える滑り止めシートを敷いています。小型犬は、外が気になるとテーブルに乗ってしまうので、テーブルには必ず敷いてあります。
次に、車のシートについてですが、ペット用として一般的に使用されている撥水加工されたビニールや合皮素材は膝があまり強くない小型犬のために使っていません。
とはいえシートがむき出しのままでは、すぐに痛んでしまうのでカバーはかけています。自宅のソファーも含めいろんな素材のカバーを試してきましが、我が家で一番しっくりきたのが薄めの玄関マット。
玄関マットとしては薄めではあるものの、それでも布は分厚く、ソファーの下にあるサブバッテリーの熱を防いでくれるので夏は快適でした。
水をこぼしても浸透しにくい点も頼もしいです。もちろん滑り止めとしても効果抜群で洗濯も楽なのでオススメです。
愛犬達の車内移動を楽に
ソファーに夫婦で座ると愛犬達が移動するのにテーブルの上を渡ってしまっていました。
そこで、テーブルの下に何か渡れる様にできないかと、ボックス収納を置いてみる事にしました。
最初に置いたボックスは揺れやすかったためか、渡らなかったのですが、イケアで見つけたしっかりしたボックス収納を置くと安心して往き来してくれる様になりました。たまにボックスの上で寝ている事もあります。
まとめ
我が家のペット仕様のキャンピングカーは、いかがでしたでしょうか?キャンピングカーを購入してからは、愛犬達も日頃からストレスが無くなり明るくなりました。旅行のスタイルは変わらないですが、エリアが広がり快適になり、ほぼ毎週末キャンピングーでお出かけをしています。
ペットとの旅行を楽しみたい方はぜひキャンピングカーを試してみてください。