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キャンピングカー

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即納車あり!クーラー搭載で夏も涼しい東和モータースの軽キャブコン「Buddy 108」

Buddy108LエクストラC3パッケージ

最高級の輸入キャンピングカーから、エントリーモデルにぴったりの軽キャンパーまで、キャンピングカーの総合製造販売を担う東和モータース販売。

長く愛された同社の軽キャブコンに、ダイハツ・ハイゼットトラックベースの「INDY(インディ) 108」がありました。

惜しまれつつも販売終了となったインディの進化型として2025年、「Buddy(バディ) 108」が誕生。

軽自動車ならではの機動性と専用シェルによる居住性を併せ持ち、その名のとおり旅の「バディ=相棒」となってくれそうなモデルです。

中でも電装品を強化したC³(シースリー)パッケージは、軽キャンパーの常識を超えた充実装備が特徴です。

3つのCが意味するのはCool(クール)・Charge(チャージ)・Comfort(コンフォート)というキーワード。

近年の車中泊では欠かせない装備となりつつある冷房設備を搭載し、それを支える強力なバッテリーや充電器があらかじめパッケージングされているバージョンです。

ベース車両はハイゼットトラック


Buddy108の外観

インディから引き続き、ベース車両はハイゼットトラック。

まるでカフェレストランのような、おしゃれなロゴマークが目を引きます。

Buddy108の外観横から

エントランスのポップな丸窓は健在。

それでいて色味を抑えたボディのカラーリングは、落ち着いた大人の雰囲気をまといます。

シェードを引くだけで簡単に目隠しできる大きなアクリル窓はキャブコンならでは。

外の景色を楽しむことも、プライバシーを守ることもできます。

ドアミラーやホイールなど、車としてのドレスアップが楽しいのもハイゼットトラックの魅力。

エクステリアで個性を演出したい人の遊び心も満たしてくれるでしょう。

Buddy 108
ビルダー:株式会社東和モータース販売
タイプ:軽キャンパー
ベース車両:ハイゼットトラック
乗車定員:4名
就寝定員:4名
全長:3,390mm
全幅:1,480mm
全高:1,990mm
ナンバー:8ナンバー
参考価格:¥3,982,000~
公式サイト:東和モータース販売



2パターンから選べるレイアウト


Buddy108の内装全体

乗降は車両左サイドの網戸付きエントランスドアから。

レイアウトは、セカンドシートの配置の異なる「横向きLタイプ」と「対面Sタイプ」の2種類が用意されています。

どちらの場合も、ダイネットを展開することでほぼ一面がフロアベッドになります。

キッチン設備やコントロールパネル類は車両後方の左キャビネットに集約。

その上部に、後述するDC12Vクーラーがコンパクトに収まっています。

自由度のあるダイネット


横向きLタイプでは2つのシートがL字型に配置され、走行中は横向き乗車となります。

ベンチシートの下の引き出し収納

ベンチシートの下は引き出し式の収納になっており、タオルなどかさばるものを入れておけます。

テーブルの有無や後部シートの有無によって動線が柔軟に変わり、より自由度の高い使い方が可能な印象です。

もうひとつのSタイプは、2つのシートが向き合った対座ダイネットとなります。

Sタイプ(対面)のベンチシート

家族がテーブルを囲める、よりオーソドックスなレイアウトと呼べるでしょう。

Lタイプ、Sタイプともに最後部のシートは取り外しが可能で、壁際にまとめておけます。

脱着式のテーブルはカップホルダー付き。

ルーフ近くの収納

ルーフ付近にはスリムタイプの戸棚が設けられ、軽キャンパーの収納力不足を補います。

大人4名が就寝可能


ベッド展開

夜にはダイネットを展開すれば、大人2名が就寝可能なフロアベッドに。

Lタイプではテーブルを残してお座敷スタイルにすることもできます。

オプションでバゲッジドアをつければ、外からベッド下にアクセス可能になり、フロアをストレージとして使えるでしょう。

ポップアップルーフの中

ポップアップルーフ部分は大人2名が就寝可能なベッドになるほか、天板を外せば頭上の余裕が開放感を生み出します。

大人が立ち上がれる高さがあるので、着替えなどにも役立ちます。

テントの両サイドにはメッシュ部分があり、採光や通気が可能。

就寝時には秘密基地のような感覚を楽しめそうです。

必要十分なギャレー


ギャレーの給排水タンク

ギャレーキャビネットには各13Lの給排水タンクとシンクを搭載。

タンク収納部はエントランスから出し入れしやすいよう、前方向に扉が開閉します。

ギャレー全体

シンクの横は、小さいながらもフラットな調理スペースとなっています。

加熱調理はカセットコンロで行います。

必要に応じてポータブル冷蔵庫を持ち込めば、車内で自炊が可能です。

水道のシャワーヘッドを車外に伸ばすことを想定し、外部フックがあるという細やかな配慮も見逃せません。

DC12Vクーラーを備えた「C³パッケージ」


ダイネットからみたエアコン

車内でエアコンが不要なのは冬の短いあいだだけ、と言えるほど暑さが続く近年の日本の気候。

クーラーの使用を前提に構成された「C³パッケージ」は必見です。

ギャレーキャビネットの上部に、薄型のDC12Vクーラーを設置

300Ahのリチウムイオンバッテリーがクーラーの稼働を支え、フル充電の状態から一晩は連続運転が可能とのこと。

減った電力は、EVOシステムと120Aオルタネーターにより走行中に高速充電できます。

車内ではDCコンセントやUSBソケットから電気を使えます。

オプションで外部充電器やインバーターの追加にも対応します。

FFヒーターのオプションも追加すれば、オールシーズンの車中泊が可能となります。

まとめ


コンパクトなボディに、夏の車中泊を可能にする冷房設備を搭載したBuddy 108 C³パッケージ。

夜明けとともに太陽がじりじりと車を焼き、とても寝ていられないという経験をしたことのあるユーザーなら、きっとその恩恵を実感するでしょう。

エアコンが不要な場合は、もちろんパッケージなしでもオーダーできます。

ポップアップルーフはベッドにもなりますが、高い天井を感じられるソロ旅またはデュオ旅がおすすめ。

頼れるバディと夏旅に出かけてみませんか?

DRIMO編集部

DRIMO編集部です。 キャンピングカーや車中泊の情報を中心に、バンライフなど車旅に関する情報をお届けします。