軽キャンパー最高クラス!アトレー×ポップアップルーフのフィールドライフ「Vita」
目次
曲線デザインが楽しいダイネット
目的地に着いたら、シートアレンジ不要でロングサイドソファがそのままダイネットに。
ソファはアームレスト付きで、ホテルのラウンジのような優雅な雰囲気をかもし出します。
テーブルは床から立てて使いますが、ちゃぶ台のようにベッド上に出したり、屋外でピクニックテーブルとして使ったりも可能。
オプションで19インチTVセットを用意。
アーム式を採用し、リアゲートの方に向けることもできるため、アウトドアリビンでも楽しめそうです。
曲線を多用した優しい印象の家具デザインも必見です。
木目調のテクスチャーと相まって、車内が温かい雰囲気で包まれています。
5色から選べるカーテン&クッションセットをオプションで用意し、トータルコーディネートを可能にします。
シングルにもダブルにもなるベッド
ロングサイドソファを展開して生まれるフロアベッドは、いくつかのスタイルにアレンジできます。
フロントシートを動かしてフル展開すれば、1,800mm×1,000mmの2名用ベッドに。
フロントシートを動かさない場合、ショートタイプの1,600mmベッドにすることも可能です。
もしソロ利用なら、片側だけを展開して1,800mm×500mmのシングルベッドにも。
この場合、テーブルを出したままカウンターのように使えます。
ルーフベッド1名を加えて、最大で3名が就寝できます。
冬期間にもルーフベッドを使いたい場合は、前述の断熱インナーテントのオプションがおすすめです。
愛らしい丸形シンクのギャレー
4ナンバーではありますが、しっかりしたギャレースペースがあることも魅力。
キャビネットには、コロンとした丸形フォルムが愛らしいコンパクトなシンクがビルトイン。
フォーセットはシャワー式で、車外にまで引き出して使えます。
10Lの給水タンクは出し入れがしやすいキャビネット内に、13Lの排水タンクはスペースの有効活用のため床下に、と場所が分かれているのはユニーク。
ダンプステーションなど所定の場所で排水します。
オプションで用意された引き出し式DC冷蔵庫は、シート下にすっきり収まります。
各所に設けられた技あり収納
軽自動車のコンパクトなボディながら、工夫を凝らされた収納アイディアには驚かされます。
エントランスにはシューズボックスを装備。
奥行き325mm×幅190mmのサイズは、成人男性の靴も入るボリュームだといいます。
また、中板を外すことができるので、ブーツなど高さのある靴も収納できそうです。
ルーフ付近にはハンガーラックを備え、タオルなどを掛けておけます。
シート脇のちょっとした隙間にはポケットを設け、身の回り品や旅行ガイドブックなどを収納できます。
このほか扉付きの収納庫が天井付近やシート下に配され、小物の整理が可能になっています。
車外からアクセス可能なシート下収納は、こんなところに収納が、と驚きますよ。
電装品には多彩なオプションを用意
標準装備の105Ah鉛バッテリーをはじめ、電源システムはソファ下にまとめられています。
オプションでリチウムイオンバッテリーにも変更可能です。
おおまかに針の位置を読み取るアナログタイプよりも視認性が高く、サブバッテリーの状態が細かくわかるデジタル電圧計を標準で備えます。
ガジェット類の充電を考慮し、USB-AとUSB-Cのソケットを装備。
外部電源接続時にはACコンセントも使えます。
オプションでフレキシブルソーラーパネルの設置も可能です。
調光機能付きの天井パネルライトをはじめ、室内の照明はすべて長寿命・省電力のLEDです。
作業時に助かるキャビネットライトや読書灯、足元を照らす間接照明など、用途に応じて各所に配置されています。
オプションでFFヒーターとマルチコントロールスイッチを用意。
FFヒーターは本体のみでも使えますが、マルチコントロールを追加することでタイマー設定など、より高度なコントロールが可能です。
ちょっとユニークなオプションに、「ポータブルエアコン搭載キット」(本体別売)があります。
製品開発が進み、手ごろな価格で購入できるようになっているポータブルエアコンですが、排熱ダクトを車外に出さなければならないという課題があります。
フィールドライフでは組立式の台と窓パネルをセットにしたキットを用意。
隙間を上手く塞げない、虫が入るなどのDIY失敗例を防ぎます。
まとめ
明るくナチュラルな内装と、高い天井高を誇るVitaから感じるのは、風が通り抜けるような軽やかさ。
ドライブ中に気に入った場所があったら、ちょっと車を停めてティータイム、そんな日常が実現します。
ポップアップルーフを閉じれば、普通の軽自動車と変わりません。
ほとんどの立体駐車場や、軽自動車専用スペースに駐車できるのも魅力。
キャンプや車中泊に留まらず、リモートワークや日常の休憩にもぜひ活用してほしいそうです。