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カセットボンベで動くコンロ&冷蔵庫を標準装備!車旅ビギナーにぴったりのキャンピングトレーラー「エメロード376」

エメロード内装外装top

今年30周年を迎える、キャンピングトレーラー・軽キャンパーの専門店「インディアナ・RV」。

同社のラインアップの中から、フランス「トリガノ社」への特注で実現したキャンピングトレーラー『エメロード376』をご紹介します。

輸入キャンピングトレーラーでありながら、コンロや冷蔵庫はカセットボンベで使用可能など、日本国内の車旅で使いやすいよう仕様が変更されています。

普通免許でけん引でき、国内の道路事情にもフィットしたサイズなので、「キャンピングトレーラーに興味はあるけど少しハードルが高い……」と感じていた方にも、ぜひおすすめしたいモデルです!

それでは、一つひとつの魅力について見ていきましょう。

正面

エメロード376V
販売元:インディアナRV
タイプ:「V(Vエディション)」「VP(Vエディション・プレミアム)」「VIP(Vエディション インディペンデント パワー)」
就寝定員:4~5名
全長:5,400mm
全幅:2,100mm
全高:2,580mm
重量:750kg
価格:「V」:2,893,000円(税込)、「VP」:3,223,000円(税込)、「VIP」:3,443,000円(税込)



「エメロード376」の特徴


国内での使いやすさに配慮したカスタマイズ


整備中

「インディアナ・RV」では、『輸入したトレーラーをそのまま提供するのではなく、日本で使いやすいように仕様を変更し提供する』ということを一貫して守ってきました。

そのため、フランス製の「エメロード376」にも、日本での車旅に適したカスタマイズがなされています。

もっとも特徴的なのが、プロパンガスを使わないということ。

詳しくは後述しますが、ガスコンロも冷蔵庫も、気軽にコンビニなどで買えるカセットボンベで動かせます。

普通免許で運転可能


牽引

トレーラーをけん引する場合、トレーラーの重量が750kg以下であれば、けん引免許はいりません。

普通免許だけでけん引できるのも、「エメロード376」の大きな特徴の1つです。

国産のセダン車は難しいですが、排気量が2,000cc以上あれば、ミニバンやステーションワゴンでも十分トレーラーヒッチを付けてけん引できます。

運転できるか不安な場合は、インディアナ・RVのお店でけん引体験してみることもできます。

右左折やバックはコツをつかむまでは少し難しいかもしれませんが、慣れればスムーズに動かせるでしょう。

充実した設備


「エメロード376」には、装備が異なる以下の3タイプがあります。

・ V(Vエディション)
シンプルを求める方におすすめの、通常タイプ。灯油式FFファンヒーター、カセットガス供給器、12V 105Ahサイクルユースバッテリーなどを装備。

・VP(Vエディション・プレミアム)
「V」に「WiFi無線式バックカメラ、80Wソーラーパネル、収納式出入口ステップ、セキュリティハンドル、調光式LED間接照明等」などのオプションを加え、利便性を高めたタイプ。

・VIP(Vエディション インディペンデント パワー)
「VP」の装備のうち「12V 105Ahサイクルユースバッテリー」「80Wソーラーパネル」を「1,260Whポータブル電源」「ポータブル電源専用220Wソーラーパネル」に変更し、トレーラーでの電気使用能力をさらに向上させた装備タイプ。

灯油式FFファンヒーター、カセットガス供給器、バッテリー管理モニターなどは、どのタイプにも共通して装備。

どれも、国内で快適な車旅をするには欠かせない装備ばかりです。

コストパフォーマンスが抜群


エンジンも駆動装置もない分、室内は正味、居住空間に使えます。

トレーラーと同じ広さの居住空間と設備を持つ自走式キャンピングカーと比べると、価格が2~3倍することも。

さらに自動車税、重量税、自賠責保険などの金額も抑えられるので、かなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

外装


エメロード 376

冒頭でもお伝えした通り、「エメロード376」は国内でも扱いやすいサイズ感が魅力です。

全幅2,100mm、連結の先端までの長さは5,400mmと、ハイエースのスーパーロング(5,380mm)程度。

駐車場に関しても普通車1台分のスペースで事足り、小回りが利くので公道でもスイスイ動かせます。

外装は、基本的にメーカーのデザインをそのまま使用。

ボディカラーは、熱を吸収しづらく汎用性の高いホワイトの1色です。

断熱材


断熱材

「エメロード376」は、欧州のキャンピングカーでは一般的な、断熱材を挟んだサンドイッチパネル構造になっています。

採用されている断熱材は、「XPS」と呼ばれるもの。

トリガノ社が他社に先駆けて採用した高断熱の素材で、従来の「EPS」という断熱材に比べて、断熱効果が20%も違うのだとか。

「冬は温かく、夏は涼しい」そして「高い遮音性能」を実現してくれます。

ドア周辺、窓


窓

また、黒いスモークのアクリル二重窓もこだわりの1つ。

もともとのデザインではクリアでしたが、プライバシーに配慮するためにインディアナ・RVがオーダーしたもので、外から車内がかなり見えにくくなっています。

シェード

網戸とシェードも各窓に設置。

キッチン以外にはカーテンも備えられているので、外の景色を楽しみたいとき、着替えなど外から見られたくないときなど、シーンに合わせてシェードとカーテンを使い分けられます。

セキュリティハンドル

「VP」「VIP」には、ダブルロックができるセキュリティハンドルが付いており、防犯機能はもちろん、トレーラーへの乗りやすさも考慮した装備です。

セキュリティハンドルを取っ手代わりにして、さらに収納式のアルミステップを使えば、小さなお子さんもスムーズに乗り降りできるでしょう。

また、同じく「VP」「VIP」には4足分のシューズホルダーも設置。

そのまま靴を脱いで、カーペット敷きの車内に入れますよ。

次のページ⇨ エメロード376の内装について紹介します!

内装


内装

ナチュラルブラウンを基調にした内装は、ウッディで明るいながらも、高級感があります。

キャンピングトレーラー全般に言える特徴ですが、運転装置がない分、室内のほぼ全てを居住空間に使えているので、圧迫感のない広々としたレイアウトが可能です。

前方には対面ダイネット、中央にはマルチルームとクローゼット、その向かいにギャレー。

そして後方には2段ベッドに展開できる対面ダイネットが配置されています。

長期の車旅でも、自宅の延長線上のような感覚でゆったり快適に過ごせるでしょう。

車旅以外でもついつい足を運んでしまいたくなる、秘密基地のような空間です。

ダイネット、ベッド


ダイネット

上でもお伝えした通り、ダイネットは前方と後方に2か所あります。

前方のメインのダイネットは、大人4名が余裕を持って座れるスペースが確保されています。

3面が窓に囲まれ日中は採光もよく開放的。夜は間接照明の柔らかい光でゆったりリラックスできる時間が過ごせそうです。

ダブルベッド

就寝時は、ダブルベッドに展開が可能。

後部ダイネット

後方には2名が対座できるコンパクトなダイネットを設置。

二段ベッド

就寝時は、収納式の上段ベッドと合わせて、シングルサイズの2段ベッドとして展開できます。

後方の2段ベッドになるダイネットは、「インディアナ・RV」の特別オーダーによるもの。このカスタマイズを加えることによって、大人4名まで就寝できるようになっています。

就寝スペースが前方・後方と分かれていることで、例えばファミリーでの利用の場合、『子どもを先に後方2段ベッドに寝かしつけて、大人は晩酌を楽しむ』なんて使い方もできますね。

後方2段ベッドは居住部との間にカーテンが設置されているので、明るさも気になりません。

ギャレー


ギャレー

ギャレーコンソールには、3WAY冷凍・冷蔵庫(90L)、3口コンロ、ステンレスシンクがビルトインされています。

冷蔵庫

インディアナ・R Vのこだわりでもあり、もっとも特徴的なのが、冷凍・冷蔵庫とコンロの燃料にカセットボンベを使用している点です。

欧米のキャンピングトレーラーの場合、ヒーター、コンロ、3WAY冷蔵庫を稼動させる為にプロパンガスボンベを使用するのが一般的ですが、国内では10年ほど前からプロパンガスの入手が困難になりました。

そこで、インディアナ・R Vでは当時では世界的にもあまり例のない『脱プロパン』を実現。

カセットガス供給機

コンロや冷蔵庫の燃料をコンビニやスーパーで購入できるカセットボンベに、ヒーターの燃料を灯油で変え、国内の車旅でも使いやすいよう仕様が変更されています。

マルチルーム


マルチルーム

広さがあるマルチルームは、洗面台・トイレ・シャワールームとして使用可能。

大きな2面鏡があるので、旅先でも快適にスタイリングできそうですね。

ここまでしっかりした洗面台があるのは輸入キャンピングトレーラーならではの魅力と言えます。

カセットトイレは、カセット式電動水洗トイレ。採光と換気を兼ねたベンチレーターも備わっています。

シャワーを浴びるときは、洗面台のシャワーヘッドを伸ばして使用します。

温水は、温水器内(5L)に水を溜めて電熱線ヒーターで65℃に沸かしたものを水と混ぜて適温に調節。

温水器内の湯温が下がるとサーモスタットが感知して再び加熱を始めます。

また、灯油式FFヒーター稼働時には電熱線ヒーターは使わずも温水器内を通るFFヒーターの温風熱でお湯をつくります。節電にもなるかしこいしくみですね。

給水タンク

給水タンクの容量は25L、排水タンクの容量は20L程度です。

一般的に、ヨーロッパのトレーラーには生活排水を溜めておくようなタンクが車体に設置されておらず、洗面台やシンクで使った水は、排水パイプを通り車体下からそのまま排水され、排水は持ち運びが可能なタンクで受けるという方法で利用されます。

同車にも元々は排水タンクが備え付けられていません。

ただ日本では10L以上の排水タンクが車体に備わってないと車検に通らないため、トレーラーが届いた段階で、「インディアナ・RV」が独自の方法で排水タンクを取り付けています。

収納


収納

ヨーロッパでは拠点を決めて長期滞在することが多く、また、カッブルからファミリー層まで想定していることもあり、ダイネット上部やキッチンの上下部など、収納スペースがしっかり確保されています。

クローゼット

マルチルームの隣にはクローゼットも完備。

「上着をかける場所に困る」なんてこともありません。

空調(冷房・暖房設備)


FFヒーター

エメロード376の「V」と「VP」「VIP」のいずれのモデルもウインド(窓用)タイプのエアコンがオプションで取り付け可能。

冷房機能のみと冷暖房機能付きのものが選べます。

ヒーターは灯油式FFヒーターを採用。

灯油は-40℃以下にならないと固まらないため、かなりの寒冷地でも燃焼できて必要な時にヒーターが使えないということがほぼありません。

価格が安く、日本全国どこでも手に入りやすいので燃料切れの心配も少なくて済みます。

また、灯油式FFヒーターなら走行中の稼働もできるので、移動中に点けておいて目的地に着くころにはトレーラー内はすっかり暖まっていて快適、という使い方もできて便利です。

電装系


日本の車旅では、出かけた先で必ず電源を確保できるとは限りません。

そのため、エメロード376の「V」と「VP」には、105Ah サイクルユースバッテリーが標準装備されています。

ポータブル電源

「VIP」にはバッテリーはありませんが、1,260Whポータブル電源が標準装備されています。

ACの外部電源がなくてもある程度の機能を使えるように、220Wソーラーパネルも搭載。

必要なときに適宜設置するタイプで、使わないときは、四つ折りにして小さくた畳んで収納できますよ。

外部電源

1,260Whポータブル電源があれば、内蔵された1,600Wのインバーターからの出力で、100Vの機器も外部電源なしで使えます。

さすがにエアコンを回すのには容量が足りませんが、ドライヤーや電子レンジを使う分には、まったく問題ありません。

持ち運びできるので、必要に応じて自宅に持ち帰り、車旅に出るときにフル充電にしておくのがおすすめです。

また、「VP」にもソーラーパネルを採用。

オプションでブースター走行充電システムを設置することができます。

外部電源の取り入れは「V」「VP」「VIP」のいずれも標準装備となっています。

まとめ/けん引免許いらず、国内での使い勝手の良さが魅力!


牽引

「インディアナ・RV」のこだわりが詰まったキャンピングトレーラー「エメロード376」。

普通免許でけん引できる気軽さ、カセットボンベで冷蔵庫とコンロを動かせるプロパンガスフリーの便利な仕様、そしてリーズナブルな価格という3つの要素が合わさった、魅力的な1台です。

車旅のビギナーや、小さな子どもと車旅を楽しみたいというファミリーは、特に使い勝手が良いでしょう。

快適な車旅をスタートを切るのにぴったりです。

DRIMO編集部

DRIMO編集部です。 キャンピングカーや車中泊の情報を中心に、バンライフなど車旅に関する情報をお届けします。