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「キャンピングカー・車中泊旅」は節約になるのか? 金額的メリット・デメリット

リモートワーク

「キャンピングカーの旅」と聞くと、キャンピングカー自体がかなり高価なこともあり、「お金がかかる」というイメージを持たれている方も多いと思います。

しかし最近では、中古キャンピングカーも多く、また安価な車体を購入して車中泊仕様にDIYカスタマイズするなど、さまざまな工夫により購入費用自体を抑えることができるようになりました。

では購入後に実際にする「キャンピングカーや車中泊仕様車での旅」では、どの程度お金がかかるのでしょうか。

今回の記事では、キャンピングカーを利用することで抑えることができる費用、逆に必要になる費用ご紹介。

ホテルや旅館を使う旅と比較して「キャンピングカーの旅は節約になるのか」を考えていきたいと思います。

これからキャンピングカーの旅をしようと考えている方、費用面に不安のある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

「キャンピングカーの旅」メリット1.ホテル・旅館等の宿泊費用の節約


ベッド

キャンピングカーでの旅を想定したときに、1番のメリットとして考えられるのは「宿泊費用」を節約できる点です。

キャンピングカーをレンタルする場合はそのレンタル費用がかかりますが、それでも費用は「車体レンタル費用×時間(日数)」となっているところが大半です。

そのため人数が増えれば増えるほど、ホテル等に宿泊する場合の「金額×人数」と比べると格段に安く済ませることができるんです。

レンタルではなく自分で所有しているキャンピングカーを使って旅をする場合は、1回の旅にかかる費用をさらに節約することが可能です。

車を所有するということは、駐車場代や車検費用、税金等の維持費は当然かかってきますので、年に1〜2回程度の旅行ではあまり金額に差が出ないということもあります。

しかしキャンピングカーを購入した方は、宿泊に予約がいらないこともあり、それまでよりも頻繁に旅行に行くようになる方が多いようです。

頻繁にキャンピングカーを使用するのであれば、ホテルの宿泊費用よりも車体維持費の方が安く済む、といった結果に。

筆者はもともと旅行好きで、キャンピングカーを利用する前でも1泊程度の旅行を年に数回楽しむ生活をしていました。

その後キャンピングカーを利用するようになったことで旅の回数は増えたのにもかかわらず、宿泊費用を節約できるため、旅にかかる費用自体は以前と比べてかなり安く抑えることができています。

「キャンピングカーの旅」メリット2.交通費の大幅な節約


富士山

海の近くや山の近く、景色の良い場所や自然豊かな場所などそのときの気分で好きな場所に行くことができるのがキャンピングカー旅の良さのひとつです。

キャンピングカーで目的地に向う際の交通費も、基本的にはガソリン代と高速道路代だけで済むため、新幹線や特急などの指定席チケットを取る費用も手間もかかりません。

もっと節約したいときには、高速を使用せず下道を使うという選択肢もあります。

また家族や友人などを誘って人数が増えた場合でも、キャンピングカーなら交通費自体には大きな変化がないため、電車に比べると費用を大きく抑えることが可能です。

キャンピングカーなら、人数が増えれば増えるほど1人あたりの交通費はどんどん安くなります。

そのため、おこさま連れのご家族や夫婦、友人同士など複数人で旅に出掛ける場合、キャンピングカーを使用することで、低価格の旅を実現することができるのではないでしょうか。

「キャンピングカーの旅」メリット3.飲食費用の節約


飲食

ホテルや旅館へ宿泊する場合、費用に食事代が含まれていたり、別途高額な費用を支払って食事を取る必要があります。

外食をするにしてもその分の金額がかかるため、旅行中の食事代はかなりお金がかかると考えている方も多いのではないでしょうか。

ではキャンピングカーの旅では、食費はどの程度かかるのでしょうか。

この点は、「自炊をするかどうか」でかなり変わってきます。

キャンピングカー車内にキッチン設備があったり、自炊するための調理器具の用意がある場合は、自炊することより外食やホテル・旅館での食事よりもかなり安く済ませることができます。

またオートキャンプ場に宿泊をして屋外でバーベキューを楽しむ際にも、食材の購入費用自体は、外食するよりも安価にすることができるのではないでしょうか。

「せっかくの旅行だし外食も楽しみたい」といった場合も、朝は車内でパンやおにぎりを食べるなどして軽く済ませ、昼食は現地で外食にするなど、そのときの気分とお財布具合で調節をすることが可能です。

「キャンピングカーの旅」メリット4.テレワーク・ワーケーション費用も節約可能


テレワーク

この1〜2年でリモートワークやテレワーク、ワーケーションといった「新しい働き方」をスタートされた方も多いのではないでしょうか。

実はリモートワークやワーケーションとキャンピングカーはとても相性がよく、かかる費用も大幅に節約することができるんです。

仕事に必要なパソコンなどの電子機器とネット回線さえあれば、どこでも仕事ができるのがリモートワークのメリット。

キャンピングカーであれば、ホテルやコワーキングスペースといった場所の使用にかかる費用がまったくかかりません。

特にワーケーションなどで1週間程度の長期間旅をするとなると、宿泊費用はかなりかかり、仕事をして稼いだ金額のほとんどが宿泊費用で消えてしまう、なんてことも。

キャンピングカーなら、RVパークやオートキャンプ場を利用してもホテル泊と比べると宿泊費用はかなり安く済ませることが可能です。

また旅先ではカフェで仕事をするという方も多いと思いますが、カフェに行かなくても車内でコーヒーを淹れ、人の目や話し声を気にせず、ゆっくりとワーケーションを楽しむことができます。

カフェでのお茶代もコワーキングスペースの利用料金もかからず、安心して車内で仕事に没頭できるのは、キャンピングカー旅のメリットといえます。

次のページ⇨ デメリットについて紹介していきます!

「キャンピングカーの旅」デメリット1.お風呂代が別途必要


風呂

車内にシャワー設備があるキャンピングカーも多くありますが、設備自体がないキャンピングカーで車中泊旅をされている方も多く、その場合はお風呂やシャワーを利用するための費用が必ずかかってきます。

また「車内にシャワーはあるけど旅先では広いお風呂を楽しみたい」という方も多く、現在キャンピングカー旅を楽しんでいる方の多くが、別途費用を払い、日帰り入浴施設や日帰り温泉を利用しているようです。

「1泊程度ならお風呂に入らなくてOK」という場合もあると思います。しかし2〜3泊以上の旅となるとお風呂に入らないというわけにはいきませんよね。

旅行の日程が長くなればなるほど、お風呂にかかる金額も増えていきます。

お風呂や温泉を利用する予定のある方は、事前に利用する施設をいくつかピックアップし、入浴料や施設利用料などがいくらくらいかかるのかを、出発前に見積もっておくと良いでしょう。

筆者は温泉好きなこともあり、他の費用を節約した分で日帰り温泉の利用料金を捻出し、温泉を楽しむことが多いです。

どうしてもかかる費用だからこそ、食費や交通費など他の費用を抑えたり、安く利用できる入浴施設を事前に調べておくなど、あまり大きい金額を出費しなくて良いような工夫が必要になってきます。

メリット2.リモートワークにはポケットWi-Fiなどネット回線契約が必要


リモートワーク2

旅先で車内でのリモートワークを想定している場合は、ネット接続をするためにポケットWi-Fiなどネット回線の契約が別途必要になります。

滞在先でネット利用可能なカフェに立ち寄っても良いのですが、その場合はカフェでの飲食費用がかかりますし、地方の観光地などはネット利用できないカフェや飲食店もまだまだ多いのが現実。

せっかく旅先でワーケーションを楽しもうと思っていても、ネット回線がなければ仕事が滞ってしまいますので、必要であれば事前に契約し、滞在先に端末を持参するようにしましょう。

「ポケットWi-Fiなどを新たに契約するほどではない」と考えている方には、スマートフォンのテザリングを利用するという手段もあります。

テザリングを利用する場合は、現在使用しているスマートフォンと接続するだけで済むということもあり、新たにポケットWi-Fiなどを契約するよりも安価に済ませることができます。

しかしポケットWi-Fiに比べると、テザリングは接続時の速度が多少落ちます。

高速回線が必要ない場合はさほど問題ありませんが、契約容量により速度制限がかかってしまう心配もありますので、作業に応じて選択するのがおすすめです。

自分の持っている端末・契約でデザリング利用ができるか、別途申し込みが必要かどうかを携帯会社に事前に問い合わせるか、ネットで調べておくと良いでしょう。

デメリット3.車中泊アイテムが別途必要


宿泊アイテム

車中泊の場合ホテルや旅館と違い、まず車内で寝るための寝具を用意する必要があります。

自宅の布団をそのまま持参しても良いのですが、車内スペースがあまり取れなかったり、寒さ対策のために別途寝袋を用意したりと、車中泊専用の寝具や布団セットを新たに購入する方が多いようです。

また車内で自炊をする予定がある場合は、食材を運ぶクーラーボックスや冷蔵庫、狭い車内で使えるような小さめの調理器具が必要です。

調理する際の熱源もカセットコンロやIHクッキングヒーターなどが別途必要ですし、調理以外でも冷暖房等に電気を使用する予定がある場合は、電気製品を動かすためのポータブル電源が必要になってきます。

ポータブル電源はだいたい5万円前後が相場ではありますが、大容量・ハイパワータイプのポータブル電源だと20万円近くする商品もあります。

どんな電気製品を車内で使用するのか、元が取れるほど頻繁に車中泊をするのかを購入前に考慮すると良いでしょう。

それ以外には、キャンプ場などで屋外にテーブルや椅子を出して使用したい場合は、折りたたみ可能なテーブルやチェア、夜に屋外で過ごすためのランタンなどが必要になります。

車中泊する際の過ごし方によって必要なものがどんどん増え、その分費用もかかる印象です。

しかし、これらのアイテムは全て一度購入してしまえば繰り返し使えるものばかり。

車中泊の頻度が高いか、長年使用するのかをよく考えて購入するアイテムを厳選することで、ある程度費用を抑えることができ、元を取ることも可能になります。

費用を見極め、楽しいキャンピングカー旅を!


まとめ

今回は、車中泊仕様の車やキャンピングカーでの車中泊が節約になるのか?考えられるメリットやデメリットをいくつかご紹介しました。

「キャンピングカー」というと、「購入時にお金はかかるけど、旅行自体は節約になる」といったイメージを持たれている方が多いと思います。

しかし最近では、中古で安く購入した車を車中泊仕様にカスタマイズする人が増えたことで、「車体の購入費用自体を抑えることができる」というイメージがかなり広がってきている印象です。

さらに旅の費用も、どうしてもお金がかかる部分というのはもちろんありますが、工夫次第でかなり安く済ませることが可能です。

実際、ここ数年で旅にあまりお金をかけたくない方や若い人たちにも「キャンピングカーでの旅」が浸透してきているように感じています。

結局のところ、お金をかけて贅沢な旅をするのか、節約旅にするのかは自分次第といったところかもしれません。

しかし、自分次第で費用を抑えることができる「キャンピングカーの旅」が不景気で不自由と言われるこの時代に上手くフィットし、旅の選択肢のひとつとして一般に浸透してきていることは事実です。

キャンピングカー・車中泊を楽しむ人が増えれば、利用するための便利な施設やアイテムが増え、旅にかかる費用はどんどん安くなっていくと考えられます。

費用を抑えることができる上に自由度が高く、大切な人と一緒に充実した時間が過ごせるのが車中泊旅の魅力です。

筆者も費用をできるだけ抑えつつ、これからも車中泊旅を楽しんでいきたいと思います。

haru.

フリーランスのwebライター&フード専門のフォトグラファーです。 中古35万円で購入したボンゴブローニイバンを夫婦で車中泊仕様にDIYし、夫の休日ごとに「休日バンライフ」を楽しんでいます。 車中泊やバンライフ、キャンピングカーでのおでかけをより楽しくするための情報をお届けしたいと思っています。