おしゃれで使いやすい「車内インテリア」作り方!6つのポイントを紹介
DIYしたキャンピングカー仕様のバンで休日の度にあちこちへおでかけし、「休日バンライフ」を楽しんでいる私たち夫婦。
私たちのバンは、車内のDIYに関しては主に夫が担当し、デザインやスタイリングは嫁である筆者が担当しています。
我が家のバンは、Youtube動画の撮影や記事執筆のための撮影などに使用することが多いため、生活感をできるだけ排除し、おしゃれな車内インテリアになるよう心がけています。
そこで今回の記事では、筆者がバン車内を「まるでカフェやホテルのような」インテリアにスタイリングする際、気をつけている点や車内をおしゃれにするためのヒント、おしゃれなだけでなく車中泊中に過ごしやすくする工夫等、車内インテリアに関することを6つのポイントに分け、ポイントごとにひとつずつ解説していきます。
車内がどうしても乱雑になってしまう・車内をもっとおしゃれに仕上げたい、といった車内インテリアに悩みのある方はぜひ目を通してみてください!
目次
木製のものを多めに使い、プラスチック製品は目に付く場所に置かない
自宅のインテリアでもそうですが、車内インテリアにおいてもプラスチック素材のものを多用すると、おしゃれで素敵なインテリアに仕上げることはなかなか難しいのが現実です。
無印良品の商品などインテリアの邪魔をしない洗練されたデザインの商品もありますが、カフェのようにおしゃれで垢抜けたインテリアを目指すならプラスチック製品を多用しないのが早道。
特にぱっと見で目に付く場所には、できるだけ木製や鉄、布製品等を使うのがおすすめです。
木製や鉄、布製品などを使用することで、ホテルのように生活感のないインテリアに仕上げることができますし、後から同素材のものをプラスしても、インテリアにもすんなりと馴染みます。
どうしてもプラスチック製品を使用する場合は、できるだけ目につかない場所に配置するか、個数を少なめにしてみましょう。
さらに無印良品やIKEAなどのデザイン製の高い商品なら、インテリアの邪魔になることもないでしょう。
車内で使うファブリックの色は、2〜3色に絞る
キャンピングカー車内ではふとんや枕、クッションやランチョンマット、ふきん等、布を多用することになると思います。
1番大事なのは自分の好みの色合いを選ぶこと。アウトドア派の方にはノルディック柄も人気が高いですが、複数の色が混ざったファブリックを使用する場合でも大きいスペースを取る主要の色は決めておき、車内で使用する色を2〜3色に絞っておくのがおすすめです。
そうすることで車内がうるさくなりすぎず、統一感を出すことができます。
我が家のバンでは白の他に赤とピンクを使用するようにしています。
ノルディック柄も素敵だな、と思うのですが、多数の色を使用しているファブリックでスタイリングすることは私にはハードルが高すぎたのと、ナチュラルインテリアの方がさらに好みであったこともあり、現状はシンプルな無地かストライプ、同色のチェックを使用するようにしています。
いまはナチュラルインテリアで統一していますが、この先好みが変われば、赤系のノルディック柄ファブリック等を取り入れるかもしれません。
生活感の出る家電やバッテリーなどはデザイン重視で選ぶ
扇風機や調理家電、それを動かすポータブルバッテリーなどは、機能性ももちろん大事ですが、我が家ではデザイン性も重視して選んでいます。
写真にある扇風機はニトリで購入したもの。プラスチック製品を見える場所に置かないようにしているため、こちらもよくある表面がプラスチック素材の扇風機ではなく、メタリックなアンティークデザインの商品を選びました。
ポータブルバッテリーは「黒くて大きくてゴツい」というイメージがありましたが、昨年あたりから色やデザインにもこだわった小型でおしゃれな商品が増えてきた印象です。
筆者もバンでのおでかけの際には、アンティークラジオのようなデザインの「AUKEY PowerStudio」を使用しています。
木を多用しナチュラルインテリアに仕上げた我が家のバンですが、こちらのポータブルバッテリーは車内にも馴染むかわいらしいデザインとなっていて、いまではバンでのおでかけにかかせないくらいのお気に入りとなっています。
その他にも、電気ポットや調理家電、調理器具等もデザイン製を重視し、「バンのインテリアに馴染むもの、置いていて違和感のないもの」という観点でチョイスしています。
荷物を極力減らし、目につかないところにしっかりと収納する
「バンライファー」のように車で毎日生活している場合はどうしても荷物が増えてしまいますが、休日のみキャンピングカーを利用している方なら、車内に積む荷物を車内の収納スペースの量以内に納めるのは、かなり大切なポイント。
キャンピングカーは収納スペースが限られていますが、そのスペース以上に荷物を積んでしまうと車内の収納からはみ出た状態で置かなければならず、その収納スペースからはみ出た荷物はまさに家の散らかりと一緒。
旅に出てゆったりとくつろぐはずの車内が、家と同じように荷物だらけで散らかっていては、せっかく景色の美しい場所におでかけしても気分が落ち着きません。
我が家もバンに住んでいるわけではなく、「休日バンライフ」として夫の休日のみバンを利用することが多いため、もともと車内に積んでいる荷物は少なめ。
常に積んである荷物は調理道具や電気毛布・小型の扇風機やバッテリー、お風呂セットやランタン等、出先で必ず必要になるものに絞り、そのほとんどがベッド下やベンチチェスト内収納に収まっています。
また旅に出るときには着替えが必要になりますが、着替え用の服のみを白地の大きめバッグに詰め、ベッドの角に置いておくことにしています。
収納スペースからはみ出ない量に荷物を絞り、どうしても荷物が多くなってしまう場合も、バッグひとつにおさまる量にしておく。そうしておくことで車内が乱雑にならず、旅先でも心地よい時間を過ごすことができます。
カバーにこだわったクッションや枕を多用する
海外のバインライファー達の写真や動画をみていると、クッションや枕をたくさん使用して居心地のよさそうな車内インテリアを実現している様子をみることができます。
我が家のバンでも、ベッドには枕とクッションを、ベンチチェスト上にもクッションを置いて雰囲気の良いスペースに仕上げています。
クッションは外にテーブルや椅子を出してくつろぐときに使えば座り心地もアップしますし、車内でもチェアや床に座ったり、ベッドに寝転んで本を読んだりする際にもかなり重宝します。
車内で邪魔にならない程度の個数のクッションを、車内にプラスしてみてはいかがでしょうか。
荷物に容易にアクセスできるよう、荷物を分類しておく
車内で使用するものは極力、車内にいながらにして取り出せるのが理想ですよね。
そのためには、「車内でよく使うもの」と「主に外で使用するもの」を分類する等、ちょっとした工夫をしておくことで、雨の日などでもわざわざ荷物を取り出すために一度車外に出る、といった面倒を避けることができます。
我が家では車内で使うスウェットや電気毛布、調理器具や食器類などはベンチチェストやベッド下に収納して車外へ出なくても取り出せるようにしています。
バックドアをあけて取り出すものは、主に車外で使用するアウトドア用のテーブルやチェア、カセットコンロのみ。
収納スペースによって収納するものを選別し量を調整することで、車内が散らかってしまったりして乱雑になることもなく、すっきりとしたインテリアを実現することができます。
居心地の良い車内スペースを作り、好きな場所に心地よく滞在しよう
今回はおしゃれな車内インテリアの作り方とともに、我が家の車内インテリアのこだわり等も合わせてご紹介しました。
我が家のバンは「木の温もりを感じるナチュラルインテリア」をコンセプトにしていますが、もちろん好みは人によって違ってきます。
ご自分の好きなインテリアのタイプ(アジアンや北欧、アウトドアテイストなど)を見極め、この記事を参考に車内を素敵にスタイリングしてみてください。
景色の良い場所に出かけ、好きなものに囲まれた居心地の良い車内で過ごす時間は何ものにも代え難いもの。
キャンピングカーでの旅を心地よく過ごすためにも、ぜひこの機会にすっきりとしたお好みのインテリアを作ってみてくださいね。