手間と時間をかけない車中飯作りのポイントと、車中飯を「映えさせる」方法




車中飯を映えさせるちょっとしたコツ


撮影前にお皿を拭こう


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例えば、カレーを盛り付ける際など、お皿のフチにルーやソースがたれてしまい、お皿が汚くなっちゃった、ということがあると思います。

そんな時、写真を撮る予定がなければそのまま食べてしまっても何の問題もないのですが、写真を撮ってSNSにアップする予定がある場合は、面倒でもきれいに拭き取ることをお勧めします。

拭き取るのはティッシュやキッチンペーパーでOK。

レストランのようにササッと拭き取って、食器がきれいな状態で撮影するのは、実は料理写真の基本だったりします。

せっかくきれいに盛り付けをしてあるのにお皿が汚い・・・という写真は、SNS上にかなりの数存在します。

しかしこぼしてしまったソース類を拭き取るだけで、SNS上の他の料理写真と差をつけることができますし、撮影の際きれいな食器であることが、映える料理写真への第一歩でもあります。

「いつもの感じで撮影したい」「生活感を出したい」ということでなければ、お皿のフチにこぼしてしまった食材やソース類は、ティッシュで拭き取っておきましょう。

盛り付けにはこだわって


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料理を盛り付ける際、盛り付けにもちょっとだけこだわってみてください。

パスタなどの麺類やチャーハンなどのご飯ものは、中央にこんもりと、高さを出して盛り付けを。

]少し大きめのお皿を使い、キッチキチに盛り付けずフチに余裕がある状態で盛り付けることも大切です。

フルーツをのせたヨーグルトなどは、数種類のフルーツをドバッとのせてしまわず、1種類ずつ場所を分けて盛り付けることで見映えがよくなります。

盛り付けに悩んだときは、スマートフォンを使い、作った料理の名前で画像検索がお勧め。

野菜炒めでもよいですし、カレー・やきそば・チャーハン・おかゆ・サンドイッチ・ホットサンドなど、料理名で画像を検索することで、きれいに盛り付けられた画像をたくさんみることができます。

たくさんの画像の中から、自分が作る料理に近いものや、自分の持っているお皿で盛り付けできそうな画像、自分の好みの画像などをピックアップし、真似をして盛り付けをすればOKです。

せっかく高さを出したりきれいに並べたりして盛り付けにこだわった料理ですから、盛り付けの状態がはっきりとわかるよう、撮影の際はカメラを傾けず、水平垂直を意識して撮影してみてくださいね!

彩りをプラスする食材・調味料を使用する


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調理する食材を選ぶ際、赤や緑・黄色など色鮮やかな食材を2〜3種類程度使用すると、写真が色鮮やかになり、料理がとてもおいしそうに見えます。

特に和食の献立は、煮物や味噌汁などその色合いから「茶色飯」といわれることもあるのですが、具材に色の濃い、鮮やかな食材を使用することで、茶色飯を脱することができるんです。

食材でいうと、トマトや赤パプリカ、にんじんなど赤系の食材や、卵や黄パプリカなどの黄色、ブロッコリーやアスパラ、ピーマンやいんげんなどの緑の食材をプラスするのがお勧めです。

その他に、見映えをよくするために乾燥パセリや粗挽きコショウ・きざみネギを料理の上からぱらりとかけるのもよいですよ◎

カップやカトラリー、クロス等を添えて撮影する


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料理を作りきれいに盛り付けをしたら、撮影前にもうひと頑張りしてみましょう。

料理だけをアップで撮らず、ランチョンマットやテーブルクロス、カトラリーやマグカップなどを食器の下や周囲に添えて少し映り込むように撮影してみてください。

カトラリーをお皿の脇や上に添えるだけで「これから食べるぞ」という印象になり、写真に動きを出すことができます。

また白地のランチョンマットやテーブルクロスをお皿の下に敷くことで、暗い車内でも少し明るさを出すことが可能になります。

カメラを使用している場合には白い布がレフ板代わりとなり、シャッタースピードを稼ぐこともできますので、特に暗すぎる車内での撮影にお勧めです。

車内で、カンタン&おいしい車中飯を楽しむ!


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今回は「手間をかけない車中飯作りのポイント」や、「車中飯写真を映えさせる方法」をご紹介しました。

調理が面倒だなと思ってカップラーメンで済ませてしまったり、せっかく作ったけれど汚らしい盛り付けになってしまったからと、写真を撮るのを諦めてしまうのはもったいないですよね。

手間を省いて作った料理であっても、ポイントを押さえておけば十分おいしいですし、きれいに盛り付けて写真を撮ることも可能です。

今回の記事を参考に、次回の車中泊でカンタン&おいしい車中飯を作り、SNSに写真をアップしてみてください!