超簡単・映えない車中飯!365日キャンピングカー生活のリアルな食事を大公開
くるま旅をされている、くるま旅に興味のある読者の皆様が感心高いのが、旅先での食事ではないでしょうか。
くるま旅をされる方の中には、ご当地で食べる外食の一食ずつがとても豪華なお食事を楽しまれるのかもしれません。はたまた地産の新鮮食材を使われて自分で調理をされて季節を楽しまれているかもしれません。
我が家は質素・節約・倹約を目指して車中飯を楽しんでいます。今回はそんな「日本一周中のリアルな“映えない”食事」をご紹介させて頂きます。
と言いましても、キャンピングカー内の食事は、社畜時代に培った「超簡単お手軽手抜き調理」ばかりですので、お気軽に読んで頂けたらと思います。
ある日の朝ご飯
・ジャムパン
・水菜のサラダ
・ウィンナー
ジャムパンは残りのブルーベリージャムと新たに開けたイチゴジャムの中途半端なmixジャムパンです。イチゴジャムは以前訪れたアヲハタジャムデッキでジャム作り体験をした際のジャムです。
水菜のサラダはシャキシャキした歯ごたえが好きで、またボリュームもあり安価なので、よく食べます。
ドレッシングは旅先で気になった物がある場合はたまに奮発して購入。ドレッシングを使うサラダの日は、とてもリッチな気分になります。
季節によってはワサビ菜も安く大量に購入できるので、その時にはにツナ缶を混ぜたリッチなサラダを楽しみます。ツナ缶は贅沢に一缶全部入れて、ご褒美サラダになります。
ボイルしたウィンナーは、余計な塩分や脂分が落ちてサッパリと頂けるイメージがあるのと、ボイルした時のパリっと感が好きです。
生肉は長期保存が大変ですが、加工肉は生肉よりも保存がしやすく簡単に手軽に料理に活用できるので、何かと重宝しています。
家と異なり冷蔵庫が大きい訳ではないので、その時にある物を痛まないうちに食べきらなければなりません。我が家では、食材のロスが出ないよう順番を決め、食材は計画的にできるだけ少なくしています。
日持ちしない物で、どうしても食べたい物を購入する際には、すぐに食べられる量のみの購入にして無駄が出ないようにします。たとえお値打ち品でも、痛ませて食べられなくなってしまうのは勿体ないの極みです。
朝ご飯は停泊先で摂る事もありますが、目的地まで向かう車内で移動しながら摂る事もあります。停泊ご飯の時はお味噌汁やスープ、ヨーグルトなどもつきます。移動しながらの時はおにぎりかサンドイッチ、時には食パンをそのままモソモソ頂くこともあります。
よく皆さんがお出掛けされた際に映える食事風景をシェアされていますが、我が家は地味・映えない食事がリアルな事が多いです。
こんな写真では、くるま旅への意欲が失せてしまいますかね?
まあまあ懲りずに、お次は昼食の様子を覗き見てみましょう!
ある日の昼ご飯
・蒸し物
・納豆、キムチ
・白米
蒸し物は30%offのシュウマイ、ウィンナー、ブロッコリーです。ラップをしてレンジでチンすれば完成なので蒸し物はとても楽で助かります。またブロッコリーなど、お野菜によっては茹でるよりも、レンジで加熱した方が栄養が流れ出ずに残るのでおすすめです。
納豆とキムチは中途半端な量の残り物を添え物に頂きます。キムチは滅多に食べませんが、納豆は朝・昼・夜関係なく食べる事が多いです。発酵食品を定期的に摂取したくなるのは日本人だからでしょうか…。
ちなみに納豆や豆腐などの大豆食品は旅先で地産の物があると試してみる事が多いです。
日本一周を始めてから気付いた事があります。それは、筆者は大粒納豆が好きだという事です。実は家があった頃の生活では小粒納豆が生活に密着しており、何なら小粒とひきわり納豆しか知りませんでした。しかし初めて中粒、大粒納豆を食べてみるキッカケがあり、粒が大きい納豆の美味しさに出会ったのです。
我が家の食卓はお米が主食な事が多いです。保存もしやすく、一食あたりが低コストに抑えられるのでありがたいです。そして何よりお腹も膨れて満足度も高い。一石三鳥です。
ちなみに起床してから観光先まで、午前中に移動しながらインバーターを使ってお米を炊いておく事が多いです。インバーターとは、バッテリーから送られてくる電気を一般家庭用の電気に変換してくれる装置の名称です。
キャンピングカーで家電を使うには、サブバッテリーとインバーターが必要です。サブバッテリーは、キャンピングカーのメインバッテリーの代わりに電気を蓄積するバッテリーで、それを家庭用電気に変換する装置をインバーターと呼びます。
我が家のインバーターは自動で電源off設定ができるので、ご飯を炊き終えたら勝手に電源が切れる仕組みです。観光先に到着した段階でまだお米が炊けていなくても、私達が観光している間に勝手にご飯が炊けていて電源も切れている時短に大活躍なアイテムなのです。
ある日の夜ご飯
・しいたけの味噌マヨ焼き
・ジャーマンポテト
・味漬け卵
・お味噌汁
・白米
しいたけが安かったのでメインディッシュにしました。味噌とマヨネーズを混ぜてしいたけに乗せて焼いただけです。キャンプ飯にもオススメの一品です。七味をかけたら酒の肴になります。
ジャーマンポテトのジャガイモはお米を炊く際に炊飯器で一緒に蒸します。蒸してからちょろっと炒めるので、短時間で簡単に作れます。
味玉はゆで卵をめんつゆに漬け込んだだけです。卵は茹でてしまえば割れる心配もなくアレンジも効くので助かります。
写真からフェードアウトしていますが、お味噌汁もつけました。
お味噌汁は乾燥している具材とボトルタイプの味噌に、沸かしたお湯を投入するだけです。調理器具の兼ね合いもあり、家庭的な具沢山味噌汁はつくりません。
味噌はどの季節にも万能だと思います。寒い季節は体の中から温めてくれるし、暑い季節は塩分補充にもなります。
毎日車内で食事する基本の考え
巷ではダイエット食には朝・昼ご飯をメインに、夜ご飯は質素にと言われますが、我が家はゆっくり過ごせる夜ご飯が食のメインとなる事が多いです。
基本的に主食はお米、肌寒い時期には汁物を付けます。
おかずは本当は作り置きをしたい所ですが、移動中の車内はどんな揺れ方・動き方をするか分からないので、汁漏れする可能性のあるおかずは一食ごとに作っています。
納豆と豆腐ときのこ類は我が家のマストアイテムで、食事にボリュームを出しつつ栄養を考え、体に良い物を摂れるようにしています。
野菜が高い時に頼りになるのは、冷凍野菜です。冷蔵庫内の一角に冷凍庫機能もありますが、容積はそこまでないので買い物する時には冷蔵庫内をイメージしなければなりません。
やはり家の冷蔵庫と異なりキャンピングカーの冷蔵庫は容積が限られるので、暑い季節などは気を付けないと食材をダメにしてしまう原因にもなります。
家にいた時と明らかに買い物の仕方が変化したのは「安いから買っておこう!」ができなくなった事です。
車内栽培
豆苗は切っても、お水につけているとまたグングン生えてくるので、自宅で食べたことがある方なら、1回は育てたこともあるのではないでしょうか。
毎日どこかしらに移動している我が家なので、植物に水をあげると振動で水がこぼれます。そこで育てている場所が、ここシンクです。
秋に入りかけは室内気温が低く成長が遅かったのですが、FFヒーターを稼働する様になってから一気にグングンと成長した豆苗に驚いています。育て方は家で栽培するのと同様で、定期的に水を交換してあげるくらいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
折角のくるま旅なのに、これだけ映えない食事風景も珍しいのではないでしょうか。
くるま旅を始めてから、皆さんの映える食事風景に嫉妬しつつも、「くるま旅にはこんな映えない食事もあるんだ!」と、「だから敷居を低く、手軽にくるま旅をしても良いのではないか!」と呼びかけたくて、我が家の恥ずかしい食事をご紹介させて頂きました。
是非くるま旅の際の食事を迷われている方にも、かしこまらずに簡単な事から色々チャレンジして楽しさを見出して貰えたらと思います。