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知識

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自分の敷地内なのにやっちゃダメなの?駐車場で整備や洗車をしていたら隣人トラブルに発展した事例

メンテナンス

車を所有するなかで、欠かせないのが洗車や整備といったメンテナンスです。これらの作業を「すべてプロに任せている」という人も多いなか、「なるべく自分の手で済ませる」というオーナーもいるでしょう。

しかしその際、自宅の駐車場やマンションの共有スペースなど、作業場所の確保に困ることも……。なかにはその作業が、近隣住民とのトラブルの火種になることもあるといいます。

今回は、「駐車場での洗車やDIYに関する隣人トラブル」について、実際のエピソードを紹介します。

「車のDIY整備そのもの」に不信感


車のメンテナンス

©︎Anze/stock.adobe.com



車の維持費を抑えつつ、愛車の状態を把握するためにDIY整備をしている人は少なくないでしょう。とくに戸建ての敷地内であれば、自由に作業できるように思えますが……。

「もともとカーオーディオが趣味なので、家を建てるときには駐車場の広さを重視しました。オイル交換やタイヤ交換のほか、オーディオや電装関係も自分で弄っていますね。
もちろん、自宅で鳴らしたりはしないですし、作業する際は周囲の迷惑にならないよう、できるだけ配慮しているつもりです。

しかし、ある日タイヤをスタッドレスに替えようとジャッキアップしていると、近所に住んでいる60代くらいの女性に『また車弄りをしているんですか?』と声をかけられました。
喧嘩腰とまではいかないものの、明らかにいい顔はしていない様子です。『そうですね、冬に備えてタイヤを替えていて』とだけ返し、そのときは女性も『そうですか』と離れていったんですけど……。

それ以来、作業中にその女性がやってきて、『そういうのって、自分でやって平気なんですか?』『危ないですし、業者さんに任せた方がいいんじゃないですか?』と、何かと口を出されるようになったんです。
一度、配線の作業をしているときに通報を受けて警察がやってきたこともあり、『あの人が通報したのか?』と疑心暗鬼になっています」(40代男性)

明確な迷惑行為をしているわけではないのに、「相手の主観的な印象」によって扱いが左右されてしまうのがご近所付き合いの難しいところです。

常識の範囲内で作業しているのであれば、気にせずDIYを続ける手もありますが……。あまりに周囲の視線が気になる場合には、レンタルピットなどの利用も選択肢になるかもしれません。

洗車禁止を指摘するも「逆ギレですか?」と開き直り


洗車

©David Plo/stock.adobe.com



自宅で洗車をする習慣があると、「ちょっとした水しぶき」程度は気にならないかもしれません。しかし、近隣環境によっては周囲に影響が及ぶこともあるでしょう。

「うちのアパートの駐車場では、よく隣の大学生っぽい男性が部屋からホースを引っ張って洗車しているんです。以前管理会社に確認した際には、洗車は禁止だという話だったのですが、何度報告しても止めないんですよね。

駐車場の排水もよくないので、毎回コンクリートは水浸しの状態で……。しかも、息子の保育園のお迎えと時間が被ることがあるんです。
それでこの前、息子が保育園で作った折り紙を手に持って、ウキウキで帰ってくると……。案の定洗車が始まっていて、地面はすでにびしょ濡れ。

息子には『気を付けてね』と声をかけましたが、水が流れているのに注意が向いてしまい、転倒して折り紙はビシャビシャに。一拍置いて、大泣きする息子の声がこだましました。
洗車していた本人はのんきに『大丈夫っすかぁ~?』と一言だけ。さすがに腹が立ち、「ここ、洗車禁止ですよね?」と伝えると、『え? 逆ギレですか?』と、まったく悪びれる様子もありません。

そこで、管理会社に強めに相談し、数か所に『駐車場での洗車禁止』という貼り紙を掲示してもらいました。それから洗車しているのは見ていませんが、そんなものがなくても、大人なら自分の行為が周りに与える影響を考えてほしいです」(30代女性)

アパートなど集合住宅の駐車場においては、そもそも洗車が認められていないことも多く、あらかじめ管理会社に確認しておく必要があるでしょう。

洗車が認められている場合にも、周囲の状況には気を配り、「他の人や車に水がかからないようにする」「汚れた水をなるべく残さない」といった配慮が求められます。

弄るのはいいけど、時間帯が…!


工具

©MariiaDemchenko/stock.adobe.com



実際に整備をしていると、「自分がどのくらい音を立てているのか」がわからなくなることもあるでしょう。しかし自分では大した音ではないと思っていても、相手にとっては大きなストレスになることも。

「うちの隣の住人は車のカスタムが趣味なようで、よく駐車場で車弄りをしていました。普通に昼間にやってくれれば問題ないのですが、とにかく時間が不規則で、平日の夜10時とかでも平気で弄っているんですよね。
工具の音も聞こえてきますし、なんか車弄りの仲間みたいな人を呼んで、アレコレ喋りながら作業していることもあって。

ただ幸い、うちの寝室はその駐車場とは反対側にあるので、『まぁ眠ることはできるし、我慢するか』と思っていたんですけど……。子どもが生まれてから、だいぶ事情が変わって。
産休で家に長くいるようになって気づいたんですけど、昼間に弄るときは遠慮がなくなるのか、オーディオを爆音で流したり、エンジンを思い切り吹かしたり、状態のチェックみたいなことを頻繁にやっているんですよね。

そのせいでせっかく寝かしつけた子どもが何度も起きてしまって、私もノイローゼ気味になり、あるとき隣の人が仲間とワイワイ弄っているタイミングで、子どもを抱きながら乗り込んでしまいました。
今思うと、自分もだいぶおかしくなっていたと思いますが……。『うるせぇんだよ、子どもが寝らんねぇじゃねぇか!』みたいな言い方をしてしまい、相手は呆然。

結果的に『すみませんでした……』とすぐに謝罪してくれ、それからの騒音も控えめになったので、よかったといえばよかったんですけどね。向こうに『ヤバい人』と思われているだろうなとは思います」(30代女性)

基本的に「自宅の敷地をどう使うか」は自由ではあるものの、音や水はねなど近隣にも影響を及ぼす作業の場合には、控えた方がよい場面もあると考えられます。

とくに騒音にまつわるトラブルは、被害側のストレスが大きくなりやすく、話がこじれることも珍しくないようです。日頃から周囲に配慮し、「ここなら大丈夫?」と考えることがトラブルを防ぐうえで欠かせません。

ライター:鹿間羊市
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