【薬剤師がすすめる!】車中泊先であると助かる市販薬と衛生用品
もしもの時の市販薬と衛生用品
車中泊先で急に体調が崩れたときや怪我をしたとき、もし近所にコンビニやドラッグストアが見つからなかったらどうしよう…。
そんな万が一に備えて、旅の荷物の中に市販薬や衛生用品を準備しておくと安心です。
わが家では、常にキャンピングカーの棚に収納しています。
この記事では、薬剤師の筆者が、長期間の車中泊の旅に常備しておくと役に立つ市販薬や衛生用品についてご紹介します。
いくつか市販薬の例もあげますが、実際に購入するときは店舗で相談しながら選ぶことをおすすめします。
どのような市販薬や衛生用品を持っていけばいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
市販薬と医療用医薬品の違い
そもそも薬局やドラッグストアで購入できるお薬と病院で処方されるお薬は、どこが違うのでしょうか?
医師の処方箋や指示に基づき、薬剤師が調剤する薬を「医療用医薬品」と言い、薬局やドラッグストアなどで購入可能な市販の薬には「一般用医薬品」、「要指導医薬品」があります。
「医療用医薬品」は、作用や使用方法等の点で医師や薬剤師等の専門家による管理が必要であり、大部分に保険が適用されています。
病院や調剤薬局でもらう薬は、診察した時点での病状に合わせて種類や量が決められているので、医師の指示通りに使用しましょう。
「一般用医薬品」や「要指導医薬品」は、薬剤師や登録販売者のアドバイスをもとに、薬局やドラッグストアなどで購入し、自分の判断で使用する薬です。
成分の種類や含有量等の観点から指示されている容量の範囲では比較的安全とされ、また、誰にでも使いやすいように工夫されたものなどがあります。
「医療用医薬品」と市販の薬で同じ効果を表示する場合でも、成分が異なったり含有量が異なったり効き方や効き目が異なることがあります。
「医療用医薬品」の効能・効果を知っているからといって、自分の判断で市販薬の代わりに使うような事は絶対にやめましょう。(参考:1)
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