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【車中泊】エレコムの一酸化炭素アラームをレビュー|日本メーカー製で安心感が大幅アップ

おすすめ一酸化炭素アラーム

車中泊で怖いのは、一酸化炭素中毒です。

一酸化炭素は目に見えないため、気づかないうちに危険な状態になることも。
しかも、これまで使っていた海外メーカーの一酸化炭素アラームは、ただ音が鳴るだけ。

「大丈夫なのか?」という不安が、常にありました。

そこで今回、新発売された日本メーカーエレコムの「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」に乗り換えてみました。

車中泊で一酸化炭素アラームは”必須装備”


NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1の商品

「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」は写真のとおり、かなりコンパクト



一酸化炭素アラームは装備していますか?

筆者はキャンピングカーはもちろん、車中泊の際にも、車内には必ず一酸化炭素アラームを用意しています。
その理由は、一酸化炭素が人間には検知できず、気がついたときには手遅れになりやすいからです。

一酸化炭素中毒の恐ろしいところは、最悪の場合、死に至ること。
しかも一酸化炭素は目に見えず、無味無臭です。

さらに厄介なのが初期症状で、「なんとなく眠い」「少し頭が重い」といったもの。
そのまま就寝してしまうと、次に異変を自覚したときには、身体が動かせない状態になっていることもあるのです。

また、車中泊は空間が限られているので、わずかな一酸化炭素でも短時間で危険な濃度に達する可能性があります。
日常的に使うガスコンロや、換気が不十分な状態でFFヒーターや暖房機器の使用も、リスクにつながる要因です。

こうした事故を未然に防ぐためには、一酸化炭素アラームの導入が不可欠です。

筆者自身も、車中泊やキャンピングカーでの旅行には、必ず一酸化炭素アラームを使用しています。

無名メーカーの一酸化炭素アラームに感じていた不安


一酸化炭素アラーム

筆者が以前使っていた一酸化炭素アラーム。かなり簡素なものです。



車中泊やキャンピングカーに限らず、テント内で暖房機器を使用したことによる事故で、毎年のように亡くなる方がいます。

そのため、一酸化炭素アラームはアウトドアを楽しむ人にとっても必須のアイテムです。
実際にAmazonなどで検索すると、多くの一酸化炭素アラームがヒットします。

ただ、その多くは聞き慣れないメーカーやブランドの製品ばかり。
価格はリーズナブルなものの、信頼性に不安を感じるものも少なくありません。

さらに機能面を見ても、「一定濃度でアラームが鳴る」というシンプルな製品がほとんどです。

筆者自身も、「ないよりはマシ」という程度で、低価格の製品を使っていました。
しかし当然信頼しきれず、導入しても不安が消えることはありませんでした。

そんな中で登場したのが、エレコムの「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」です。

エレコム「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」の特徴


「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」のパッケージ

「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」のパッケージ。かなりちゃんとしています。



実際に一酸化炭素アラームを探したことがある方なら分かると思いますが、一般ユーザー向けで安心感のある日本メーカー製のモデルは、ほぼ存在しません。

そうした中で、エレコムの「NESTOUT」シリーズは珍しい存在で、選択肢自体も限られています。

ラインナップは2種類。
・「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」(実勢価格:16,980円前後)
・「NESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシック」(実勢価格:9,980円前後)

ベーシックモデルは、一酸化炭素の検知・濃度表示・警報に特化。

一方、今回筆者が選んだ「3in1」は、それらに加えて温度・湿度の表示にも対応しています。
キャンピングカーでの使用がメインの筆者は、車内環境も把握できるため「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」を選びました。

NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1

本体サイズは約53mm×22mm×92mm、質量は約88gです。

リチウムイオンバッテリーを内蔵し、満充電で約5日の連続使用が可能。
充電はUSB Type-Cに対応しています。

動作温度は−10〜50℃と、車中泊でも十分実用的な範囲です。

警告は段階的に設定されており、
・一酸化炭素濃度50〜99ppmが15分以上継続、または100ppm以上で注意表示
・一酸化炭素濃度200ppm以上で危険表示
となっております。

また、警告音は大・小・ミュートの3段階で調整可能です。
センサーには国産の一酸化炭素センサーを採用し、起動時および連続稼働2時間ごとの自己診断機能と、温度補正、長期ドリフト補正、バッテリー電圧補正など、精度向上機能も搭載されています。

さらにIP54相当の防塵・防水性能を備え、ボディの質感も高く、これまで使っていた無名メーカーの製品とは明らかに安心感が違います。

価格はやや高めに感じるかもしれませんが、「信頼できる一酸化炭素アラームが欲しい」という思いから、このモデルを導入したわけです。


「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」を使ってみた


車内でコンロを使う

忘れている方もいるかもしれませんが、車内でコンロを使うことには大きなリスクがあります。



「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」が到着したので、実際にキャンピングカーで使用しながら、一酸化炭素の濃度の変化を計測してみました。
※本検証は短時間・限定条件での計測結果であり、安全性を保証するものではありません。

カセットガスコンロで検証


カセットガスコンロメーカーによると、車内での使用は禁止されており、あくまでも自己責任です。
筆者もキャンピングカー以外の車中泊では使っていません。

今回は検証としてお湯を沸かしてみたのですが、約5分間の加熱では、コンロ横に置いた「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」の表示は0ppmのままで変化は見られませんでした。

一酸化炭素は暖かい空気と一緒に上昇することがあるため、今度はコンロの上部、天井付近でも測定。
すると一瞬だけ10ppmまで上昇しましたが、その後は0ppmに戻り、10ppmがピークでした。

ただし、不完全燃焼が起きた場合、状況は変わります。

たとえば、バンクベッドのような高い位置に、一酸化炭素が溜まる可能性も否定できません。
子どもたちをバンクベッドで寝かせ、下で調理をしていた場合、気づかないうちに危険な濃度に達する可能性も考えられます。

だからこそ、一酸化炭素アラームは必須といえます。

FFヒーターで検証


NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1で検証中

また、キャンピングカーの必須装備ともいえるFFヒーターの、一酸化炭素の濃度の変化も確認してみました。
結果としては、FFヒーターをオンにしてから数十分経っても、濃度に変化は見られませんでした。

安全性に定評のあるFFヒーターらしい結果といえます。

こうした検証を通じて感じたのは、「リアルタイムで数値を確認できる安心感」の大きさです。
これまで使っていた、一定濃度でアラームが鳴るだけの製品と比べて、「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」は、常に濃度を確認できるので、安心感が格段に向上しました。

さらに、温度・湿度も同時に表示されるので、キャンピングカー内の管理にも役立ちます。

まとめ:車中泊ユーザーにとっての結論


NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1を使用

モバイルバッテリーなどから簡単に充電できるのも便利です。



今回「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」を使用して感じたのは、一酸化炭素濃度をしっかりと数値で確認できる安心感が段違いであること。

アラームが鳴るレベルでなくても、わずかな変化を把握できることは、とても重要です。
特に、車中泊の際に車内でカセットコンロを使うことに慣れてしまっている方ほど要注意。

普段は問題なくても、不完全燃焼が発生すると、一酸化炭素は発生します。
その変化を数値でしっかりと確認できるのは、とても安心です。

NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1使用中

わが家では子どもが寝ることの多いバンクベッドの枕元に配置しています。



また、FFヒーターも油断できません。
雪中での使用時に排気口が塞がれるなど、想定外のトラブルによって一酸化炭素が車内に逆流するケースもあります。

そうした万が一に備え、濃度上昇を表示とアラームで警告してくれる一酸化炭素アラームは、必携といえます。

「NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1」を導入したことで、これまで見えない危険として不安を感じていた一酸化炭素を把握できるようになり、車中泊はもちろん、家族でのキャンピングカー旅の安心感は飛躍的に向上しました。

齋藤千歳

北海道千歳市在住・フォトグラファーライターです。 新しいカメラ・レンズを見ると解像力などのチャートを撮影したくなり、新しいガジェットを手に入れるとレビューを書きたくなるという性癖をもっています。 北海道の自然・風景を撮影することが目的ではじまった車中泊をより快適にできるように、さまざまなアイテムを購入するのが目下の趣味です。 ぼろフォト解決シリーズというカメラ・レンズ関連の電子書籍の出版者でもあります。