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いぬ

犬はOK?荷台に人を乗せると違反?知っておきたい車の荷台に関する決まりごと




ペットは積載物扱いとなる


犬

©WavebreakMediaMicro/stock.adobe.com



犬や猫などのペットは、人員ではなく積載物としての扱いになるため、荷台の大きさや重さの規定を超えなければ荷台に載せても法的には問題ありません。

極端に言えば、車の長さの10分の1、地上高3.8メートルの範囲内に収まるような生き物で、最大積載量を超えなければ、ライオンでもイルカでも荷台に載せて運搬することができます。

ただし、トラックには最大積載量が決められているため、この重量を超える積載物を乗せることは違法となりますし、動物は動き回ったり、風の影響を受けるため、ケージや柵などを取り付ける必要があります。

この際、ケージや柵を車の長さの10分の1に抑えた上で、地面からケージまでの高さが3.8メートル以下になるように取り付けましょう。

ちなみに、荷物を分けて運ぶことが難しく、積載制限を超える場合は、出発地点を管轄する警察署の許可があれば、制限を超えて荷物の運搬が可能となります。

例えば、電柱や木材、折り畳めないハシゴなどは分けて運ぶことが難しいでしょう。

この場合、昼間であれば0.3メートル平方以上の赤色の布、夜間であれば赤色の灯火か赤色の反射器を荷物の見やすい部分に取り付けること、車両の前面に許可証を掲示すること、道路における危険防止に必要な策を講じることが条件となります。

ここまで紹介したように、車の荷台に関する決まりごとはたくさん存在します。

運ぶものや大きさ、運ぶ時間帯などを考慮して、適切な処置を行いましょう。

ライター:室井大和
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