「都市伝説ではなかった?」車の色や汚れで事故率が変わるって本当?
⾞の⾊で事故率が変わる?ボディの⾊と事故の起こりやすさ
接触や衝突など⾞の事故は、安全不確認や脇⾒運転など運転⼿の不注意が原因で起きてしまうことが多いです。
しかし「⾞の⾊や汚れで事故に遭う確率は変わってくる」という話があります。
オークランド⼤学の研究結果では、⽩や⿊、グレーの⾞と⽐べ⻘⾊や紺⾊などブルー系のボディカラーが事故に遭いやすいというデータが出されました。
明確な理由はわかっていませんが、いくつか考えられる理由があります。
1つ⽬はブルー系のカラーは視界に⼊りにくいためです。
⻘は⽩やグレーと⽐べて光を反射しづらい他にも、空の⾊と同化してしまい他車に気づかれにくい色になっています。
2つ⽬はブルーが後退⾊・収縮⾊だからです。⾊にはそれぞれ波⻑がありますが、ブルー系の⾊は波⻑が短く、眼のレンズが薄くなってしまいます。
そのためブルーは他の⾊と⽐べ、実際の位置より遠くに⾒えてしまいます。実際よりも遠くに⾒えることで、⾞の存在に気付くのが遅れ事故が起きてしまいます。
不人気のボディカラーはある?ディーラーに聞いてみた
⾊にはそれぞれ特徴があり、その特徴が交通事故につながる可能性があることがわかりました。
⾞のボディカラーによって、交通事故に遭う確率が変わってきます。
ほんの少しでも交通事故を避けるためには、ブルー系は避けた⽅が良いかもしれません。
実際に首都圏のディーラーによると、事故に繋がる色を避けたがるユーザーも多いと言います。
担当者によると「特にご高齢の方は、ブルーを避ける割合が高い傾向にあるように感じます」と話します。
また、黒などの夜間目立たない色や、他車のドライバーに攻撃的な色に見える赤を避けるユーザーも過去にいたとのことです。
さらに、家族によりそういった色を選ばないよう進められている購入者もいると話します。
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