雨の日も便利なキャンピングカー!快適に過ごす工夫&気を付けること
梅雨の季節がやってきました。
せっかく計画した旅行も、雨だと憂鬱になってしまいますね。みなさんなら、雨の日は旅行に行きますか?それとも辞めますか?
雨は旅行に向かないと思いがちですが、「キャンピングカー旅行だからこそ助かった!」なんてこともあるんです。
この記事を読んで、雨でもポジティブに、キャンピングカーならではの旅行を楽しみましょう!
目次
雨の日×キャンピングカー旅行の利点
旅行はもちろん晴れているに越したことはありません。ただキャンピングカーがなぜ雨の日にも役立つのかを知っておけば、雨の日の予定も立てやすくなりますよ。
雨の日は、キャンプ場が静か
近年のキャンプブームで混雑の続くキャンプ場。自然の中で過ごすのに、都会と同じように混雑していては少し残念な気持ちになりますよね。
しかし雨の日のキャンプ場は、晴天時に比べ空いています。雨が降ればテントの設営は大変ですし、濡れたり、楽しみにしていたBBQも難しくなるためです。
静かなキャンプ場で、雨の音に耳を傾けながらのんびり過ごすのも良いですね。BBQなどしなくても「何もしない休日」をめいっぱい楽しめます。
キャンピングカーなら大変なテントの設営も必要なく、車内で料理することもできます。さらにトイレ付きのキャンピングカーなら、トイレに出る必要もありません。
ただ少し窓を開けて、読書でもしながら森に降る雨の音を楽しむのです。
雨の日は、観光地も閑散
雨の日は家で過ごす人が多いため、観光地の人出も減少します。普段なら混雑しているような場所へ出かけてみてはいかがでしょう。
「雨では楽しめない」という行き先であれば、記事の後半を参考に、雨でも楽しめる場所を選んでみてくださいね。
臨機応変に動けるキャンピングカー旅行
普通の旅行なら少し前からホテルや電車を予約しますが、キャンピングカーにはその必要もありません。
旅行当日の天気を見て行き先を変更するのも簡単です。雨の降っていない旅先を選んだり、天気に合わせた予定に変えるなど、臨機応変に動けます。
雨の日×キャンピングカーにおすすめの行き先
それでは雨の日のキャンピングカー旅行では、どんなところが良いのでしょうか。ここからは具体的に考えていきます。
紫陽花など雨が似合う場所
色とりどりの紫陽花は雨が似合う花の代表です。晴れた日もきれいな紫陽花ですが、雨に濡れた紫陽花もおもむきがあります。
雨の日の自然は格別。キャンピングカーといえば、街よりも郊外の自然ゆたかな場所へ出かける方が多いと思います。
ハイキングや登山が雨では、足元も悪く絶景が見れずに残念という気持ちになりますが、雨でこそ見れる風景もあります。山にかかる靄(もや)や霧、雨に濡れる葉や、雨上がりの景色も格別です。
安全に気を付けながら、雨の日の特別な風景を楽しんでみましょう。
美術館や商業施設など建物内で楽しむ
雨に濡れた景色も良いとはいえ、一日中となると大変なもの。そんな時は建物内で過ごせる行き先がおすすめ。
キャンピングカー旅行で、普段は行かないような美術館や博物館めぐり、水族館も良いですね。その土地ならではの歴史や文化を学べるチャンスです。
また地元の温泉でのんびり、なんて過ごし方もあります。温泉地の多い旅行先なら温泉めぐりも楽しそうです。
いさぎよく移動日にする
例えば1週間の旅行など何日もあるならば、いさぎよく移動日にあてるのもひとつです。移動日にしてしまえば、雨の日でがっかり、なんていう気持ちも減るというもの。
天気予報をチェックして、次に晴れる日に合わせて大移動してみるのはいかがでしょうか。
雨でも快適に過ごす工夫
キャンピングカーの向かう先を決めたら、雨でもより快適に過ごせるように準備しましょう。
ここからは雨の日に便利な道具や工夫をご紹介します。
雨対策に、ゴム長靴やレインコート
雨といえば傘ですが、旅行の際にはゴム長靴やレインコートも役立ちます。
傘は車の乗り降りの際に濡れていまいますが、レインコートなら広いキャンピングカー内で着込んでしまえば、さっと外に出るのも簡単。ゴム長靴なら足元も濡れません。
シンプルなものよりお気に入りを着こめば、テンションもあがります♪
テレビ・DVDプレーヤー
雨の日のキャンピングカー旅行は、おのずと車内にいる時間も長くなりがち。
キャンピングカーの中で楽しめるテレビやDVDプレーヤーが役立ちます。
カセットトイレやポータブルトイレ
雨が降っているとトイレに行くにも億劫ですよね。
トイレの付いたキャンピングカーなら良いのですが、無い場合はカセットトイレやポータブルトイレ、携帯トイレも便利です。
これらは渋滞や災害の際の緊急用にもなるため、いくつか常備しておくと安心です。
雨音対策
雨音が気になって眠れない方は、耳栓がおすすめです。
キャンピングカーに当たる雨音は、家の中にいるよりも大きくて気になります。特に道路沿いや木の下は、雨の影響が大きい場所。
耳栓以外にも駐車場所にも気をつけてみましょう。難しいですが、高架下や屋根のある場所なら雨音を減らせます。
湿気対策と寒さ対策
梅雨の時期は湿気たり、意外と夜は寒かったりするので対策を。
湿気対策にはエアコンやUSBファンで、湿った空気を追い出すように工夫してみましょう。
寒さ対策にはFFヒーターがおすすめ。冬でも大活躍のFFヒーターは、エンジン停車中でも使えるキャンピングカーの強い味方です。
荷物の置き場を工夫
キャンピングカーの形状によって、一度外に出ないと荷物が取れない場合があります。雨が降っている中、わざわざ外に出て荷物を出す作業は大変。
雨が降り出す前に、キャンピングカー内で使う必要な荷物は外に出なくても取れる場所に置いておきましょう。
洗濯物を減らす
雨の日はなかなか乾かない洗濯物。家でもキャンピングカーでも同じですが、スペースに限りのあるキャンピングカーでたくさんの洗濯物は干せません。
そこで洗濯物を増やさないように工夫が役立ちます。
例えば風呂上りに使うタオルを、バスタオルではなく少し小さめなタオルにしてみたり、服装も乾きやすい衣類を心がけてみましょう。
衣類がたまってきたら、コインランドリーで乾燥まで終わらせるのも良い方法です。
雨の日にキャンピングカーで気を付けること
ここまで雨の日のキャンピングカーの過ごし方や行き先についてご紹介してきましたが、雨だからこそ気を付けることがいくつかあります。
キャンピングカー特有のこともあるので、雨の日は対策し無理をしないようにして下さいね。
強い風に気を付ける
車体の大きなキャンピングカーは、風に煽られやすい特性があります。そのため雨以上に、強い風が吹いている時には要注意。
風の強い日に、キャンピングカーを走らせたり駐車したりする時には、風の影響に気を付けましょう。特に、海沿いや橋の上などは強風が吹くことがあるので注意が必要。
煽られて車線をはみ出すなどすれば事故の元です。
無理をしない
いくら雨の日の良さがあると言っても、豪雨や台風など極端に天候が悪い時には無理は禁物。
キャンピングカーは雨でも車内で快適に過ごせますが、小回りが利かないために豪雨を逃れるには向きません。
大切なキャンピングカーを守るためにも危険がある時には無理せず、次の機会を待ちましょう。
天気予報をこまめに確認
「雨は強くないから大丈夫」そう思っていても天候が急変することもあります。旅行中はテレビを見る機会も減るため、天気予報が変化していても気づきにくいもの。
天候が安定しにくい季節は、スマホなどで小まめに天候を確認して、雨対策を心がけましょう。
雨の日もキャンピングカー旅行を楽しもう!
キャンピングカー旅行の可能性は無限大!
普通車や電車での旅行に比べて、自由度が高く動きやすいので、工夫次第で快適に過ごせます。
今回ご紹介した雨の日のポイントを押さえて、梅雨の時期も楽しいキャンピングカーライフを送ってくださいね。