ギア・アイテム
ペットとの夏の車旅を快適にする、便利なグッズとその保管&活用方法を紹介!
キャンピングカーは周りに気兼ねなく旅行できることから、ペットと一緒に車旅を楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。
私もよく愛犬を連れて車旅に出かけますが、暑い時期の車旅では、人間だけでなくペットの暑さ対策も大切です。
夏の車内は尋常でない暑さになることがあるため、ペットたちの体への負担も大きく、バテてしまったり熱中症や脱水症状になるリスクが非常に高くなります。
そこで今回は、実際に私が「愛犬との夏の車旅」をする中で、暑さ対策として便利だと思った「ひんやりグッズ」について紹介します。
わが家で言う「ひんやりグッズ」とは、ペット(犬)の熱中症や脱水症を予防するため体温の調節に使うもののことを指します。
具体的にはまずクールベストとクールタオル、クールマット。
これらを使うときに必要な水や氷、保冷剤も欠かせません。念のため、水分補給用のドリンクや栄養ドリンクなども持って行きます。
全部をひっくるめて「ひんやりグッズ」と呼んでいて、けっこう点数が多くなります。そのため、衣食品などの旅行の持ち物と同じように収納や保管の仕方に工夫が必要です。
キャンピングカーへの荷物の収納・保管の基本は、車に置きっぱなしにしないこと。
ちりも積もれば「重くなる」ので、その都度必要なものだけを車に積むように心がけます。
冷凍・冷蔵庫に入れる必要のないものは折りたたみコンテナに収納します。
収納するものは、クールベストとクールタオル、クールマット。冷凍庫で事前に凍らせる必要のないアイスパック(瞬間冷却材)などです。具体的には次のようなものです。
①②クールベスト
③クールマット
④⑤クールタオル
⑥冷却スプレー
⑦氷嚢
⑧アイスパック
⑨圧縮タオル
⑩給水皿
⑪保冷バック
⑫吸水タオル
⑬⑭水ボトル
⑮携帯用ウォーターキャリア
※中央のトートバックは持ち歩き用のバックです。
5年前にキャンピングカーを購入したときの記憶では、多くの国産キャンピングカーに標準装備されている冷蔵庫は、50L位の容量だったと思います。
わが家の冷蔵庫は45Lと小型ですが、冷凍庫部分もあるので、重宝しています。
ただ、夏旅なら大人2人で2泊程度でも飲食料などを入れるといっぱいになるので、やはり中に入れるものは厳選する必要があります。
冷蔵庫に入れるものは、次のようなものです。
〇冷凍室には、氷と保冷剤。
〇冷蔵室には、ペット用経口補水液とペット用栄養ドリンクなど。
水は、ペットだけでなく人間も手洗いや洗い物などいろいろと必要になるので、できるだけたくさん持っておきたいところ。
わが家の場合は、次のように準備します。
〇キャンピングカーのシンク下部に、13Lのポリタンクを収納。
〇携帯用ウォーターキャリア・・・容量4Lでポリプロピレン製の柔らかい素材でできているので、コンパクトに収納することが可能です。
〇ペットボトル・・・容量の違うものを持って行きます。300ml・500mlなど。
多めに持ってきたつもりでも、特に真夏は水の消費が思った以上に激しくなります。旅先で調達できるように、コンビニやスーパーは要チェック。
水を入れるための空の容器も用意しておけば、どうしても困った時に水道水を分けてもらうこともできます。
わが家の使用法は下記のとおりです。
〇クールベスト・・・水や冷水で冷やして、犬の体に着用して冷やします。水をボトルに入れて浸しておくタイプと、その都度水をかけるタイプがあります。
〇クールタオル・・・保冷剤を入れて首筋や胴に巻いて犬の体を冷やします。
〇クールマット・・・車内のケージに入れると犬が伏せした状態で暑さをしのぎます。ケージに犬を入れるときに車体の床面が熱いようなら、アルミ板に保冷剤を置き、その上にクールマットを敷くようにします。
マットを水で少し湿らせておくのも効果的です。
なお、保冷剤は形の違うものを2種類用意すると使い勝手がよく重宝します。タオルは首に巻くので細くて小さいタイプ、敷物は平らで大きなタイプを使用します。
また、かかりつけの獣医師の話では、水と氷、保冷剤の使い方は急速に冷やさないように注意して、水は飲用としても与えながら、犬の状態を観察することが大切だということです。
▼『愛犬との車中泊!『熱中症予防』を獣医師に聞いてみた!』の記事はこちら▼
ソフトタイプの保冷バックは、散歩に必要なものを入れて携行します。
散歩に行くときは初めから犬はクールベストを着ていますので、途中でベストにかけて冷やすのに必要な量の水も持って行きます。
クーラーボックスは容量8Lと少量ですが、十分役立ちます。
アイスパックまたは保冷剤や氷といっしょにタオルを入れておけば「ひんやりタオル」になります。
クーラーボックスを助手席に置いて保冷剤を入れ、クールベストを冷やしておけば愛犬が暑そうにしている時にすぐ取り出して着せることで、放熱(体温調節)に使えます。
わが家ではキャンピングカー専用に使用するグッズは少なくして、なるべく家でも使うものと兼用しています。
ただ、車内のスペース効率を考えると、コンパクトさをいちばんの選択基準となります。
シリコン製のボトルです。利点は水を入れると膨らみ、水を使い切るとコンパクトに収納できることです。
圧縮おしぼりは超コンパクトで最高に使い勝手のいい備蓄品です。
口の中に入ってしまいそうなほど小さいのに、水で戻すとちゃんとおしぼりタオルくらいの大きさになります。
わが家では、キャンピングカーだけではなく旅行には常に携行するようにしています。
「ひんやりグッズ」の準備は万全であっても、車内と冷蔵庫の温度設定を適正にしないと何もなりません。
わが家のキャンピングカーのエアコンは温度調節がマニュアル設定なので、運転席と最後部のケージのところでは、エアコンの効き具合が全然違います。
2列目の風の吹き出し口の角度を調整したり、冷房の強さを上げてみたりと試みますが、なかなか車内全体が均一な温度と言うわけにはいきません。
ふと気付けば、車内後方にあるケージの中で愛犬がが忙しなく肩で息をし、「はあはあ」していることが結構あります。
最近は、小型の扇風機を使ってはいますが、さほど効果がないようです。車内の温度調節はこれからの課題の一。
やはり、停車時にも使えるエアコンが必要だろうかと考えているところです。
夏の愛犬との車旅に携行する「ひんやりグッズ」は、愛犬の放熱(体温調節)を助けることを目的としています。
ただ、キャンピングカーの車内のスペースには限りがあるので、犬の熱中症対策に良さそうだからといって、なんでもかんでもいくらでも積み込むことはできません。
「ひんやりグッズ」も人と共用するものや、色々な用途に兼用することで、効率よく車内で使えるものを厳選することが必要だと思います。
私もよく愛犬を連れて車旅に出かけますが、暑い時期の車旅では、人間だけでなくペットの暑さ対策も大切です。
夏の車内は尋常でない暑さになることがあるため、ペットたちの体への負担も大きく、バテてしまったり熱中症や脱水症状になるリスクが非常に高くなります。
そこで今回は、実際に私が「愛犬との夏の車旅」をする中で、暑さ対策として便利だと思った「ひんやりグッズ」について紹介します。
「ひんやりグッズ」とは
わが家で言う「ひんやりグッズ」とは、ペット(犬)の熱中症や脱水症を予防するため体温の調節に使うもののことを指します。
具体的にはまずクールベストとクールタオル、クールマット。
これらを使うときに必要な水や氷、保冷剤も欠かせません。念のため、水分補給用のドリンクや栄養ドリンクなども持って行きます。
全部をひっくるめて「ひんやりグッズ」と呼んでいて、けっこう点数が多くなります。そのため、衣食品などの旅行の持ち物と同じように収納や保管の仕方に工夫が必要です。
ひんやりグッズそれぞれの収納・保管方法
キャンピングカーへの荷物の収納・保管の基本は、車に置きっぱなしにしないこと。
ちりも積もれば「重くなる」ので、その都度必要なものだけを車に積むように心がけます。
折りたたみコンテナに収納するもの
冷凍・冷蔵庫に入れる必要のないものは折りたたみコンテナに収納します。
収納するものは、クールベストとクールタオル、クールマット。冷凍庫で事前に凍らせる必要のないアイスパック(瞬間冷却材)などです。具体的には次のようなものです。
①②クールベスト
③クールマット
④⑤クールタオル
⑥冷却スプレー
⑦氷嚢
⑧アイスパック
⑨圧縮タオル
⑩給水皿
⑪保冷バック
⑫吸水タオル
⑬⑭水ボトル
⑮携帯用ウォーターキャリア
※中央のトートバックは持ち歩き用のバックです。
車内冷蔵庫に保管するもの
5年前にキャンピングカーを購入したときの記憶では、多くの国産キャンピングカーに標準装備されている冷蔵庫は、50L位の容量だったと思います。
わが家の冷蔵庫は45Lと小型ですが、冷凍庫部分もあるので、重宝しています。
ただ、夏旅なら大人2人で2泊程度でも飲食料などを入れるといっぱいになるので、やはり中に入れるものは厳選する必要があります。
冷蔵庫に入れるものは、次のようなものです。
〇冷凍室には、氷と保冷剤。
〇冷蔵室には、ペット用経口補水液とペット用栄養ドリンクなど。
水の保管
水は、ペットだけでなく人間も手洗いや洗い物などいろいろと必要になるので、できるだけたくさん持っておきたいところ。
わが家の場合は、次のように準備します。
〇キャンピングカーのシンク下部に、13Lのポリタンクを収納。
〇携帯用ウォーターキャリア・・・容量4Lでポリプロピレン製の柔らかい素材でできているので、コンパクトに収納することが可能です。
〇ペットボトル・・・容量の違うものを持って行きます。300ml・500mlなど。
多めに持ってきたつもりでも、特に真夏は水の消費が思った以上に激しくなります。旅先で調達できるように、コンビニやスーパーは要チェック。
水を入れるための空の容器も用意しておけば、どうしても困った時に水道水を分けてもらうこともできます。
「ひんやりグッズ」効果的な使用法
わが家の使用法は下記のとおりです。
〇クールベスト・・・水や冷水で冷やして、犬の体に着用して冷やします。水をボトルに入れて浸しておくタイプと、その都度水をかけるタイプがあります。
〇クールタオル・・・保冷剤を入れて首筋や胴に巻いて犬の体を冷やします。
〇クールマット・・・車内のケージに入れると犬が伏せした状態で暑さをしのぎます。ケージに犬を入れるときに車体の床面が熱いようなら、アルミ板に保冷剤を置き、その上にクールマットを敷くようにします。
マットを水で少し湿らせておくのも効果的です。
なお、保冷剤は形の違うものを2種類用意すると使い勝手がよく重宝します。タオルは首に巻くので細くて小さいタイプ、敷物は平らで大きなタイプを使用します。
また、かかりつけの獣医師の話では、水と氷、保冷剤の使い方は急速に冷やさないように注意して、水は飲用としても与えながら、犬の状態を観察することが大切だということです。
▼『愛犬との車中泊!『熱中症予防』を獣医師に聞いてみた!』の記事はこちら▼
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保冷バックとクーラーボックス
ソフトタイプの保冷バックは、散歩に必要なものを入れて携行します。
散歩に行くときは初めから犬はクールベストを着ていますので、途中でベストにかけて冷やすのに必要な量の水も持って行きます。
クーラーボックスは容量8Lと少量ですが、十分役立ちます。
アイスパックまたは保冷剤や氷といっしょにタオルを入れておけば「ひんやりタオル」になります。
クーラーボックスを助手席に置いて保冷剤を入れ、クールベストを冷やしておけば愛犬が暑そうにしている時にすぐ取り出して着せることで、放熱(体温調節)に使えます。
ちょっとした便利グッズ
わが家ではキャンピングカー専用に使用するグッズは少なくして、なるべく家でも使うものと兼用しています。
ただ、車内のスペース効率を考えると、コンパクトさをいちばんの選択基準となります。
給水ボトル
シリコン製のボトルです。利点は水を入れると膨らみ、水を使い切るとコンパクトに収納できることです。
タオルは非常用の備蓄品
圧縮おしぼりは超コンパクトで最高に使い勝手のいい備蓄品です。
口の中に入ってしまいそうなほど小さいのに、水で戻すとちゃんとおしぼりタオルくらいの大きさになります。
わが家では、キャンピングカーだけではなく旅行には常に携行するようにしています。
大黒工業
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注意していないと、つい忘れてしまうこと
「ひんやりグッズ」の準備は万全であっても、車内と冷蔵庫の温度設定を適正にしないと何もなりません。
わが家のキャンピングカーのエアコンは温度調節がマニュアル設定なので、運転席と最後部のケージのところでは、エアコンの効き具合が全然違います。
2列目の風の吹き出し口の角度を調整したり、冷房の強さを上げてみたりと試みますが、なかなか車内全体が均一な温度と言うわけにはいきません。
ふと気付けば、車内後方にあるケージの中で愛犬がが忙しなく肩で息をし、「はあはあ」していることが結構あります。
最近は、小型の扇風機を使ってはいますが、さほど効果がないようです。車内の温度調節はこれからの課題の一。
やはり、停車時にも使えるエアコンが必要だろうかと考えているところです。
まとめ
夏の愛犬との車旅に携行する「ひんやりグッズ」は、愛犬の放熱(体温調節)を助けることを目的としています。
ただ、キャンピングカーの車内のスペースには限りがあるので、犬の熱中症対策に良さそうだからといって、なんでもかんでもいくらでも積み込むことはできません。
「ひんやりグッズ」も人と共用するものや、色々な用途に兼用することで、効率よく車内で使えるものを厳選することが必要だと思います。