ギア・アイテム
経験者が教える!割れない、漏れない。車中泊におすすめの調味料&オイル収納方法

車中泊に調味料を持参するときは工夫が必要?
車中泊旅の際、車内での調理用に持参するオイルや調味料類、みなさんはどのように持ち運んでいますか。
調味料は瓶入りのものもたくさんあるため、割れないように別の容器に入れ替えたり、小分けにしたりと、持ち運びや収納にちょっとした工夫をしている方も多いと思います。
筆者も、長期の車中泊旅や朝食時に車内で自炊をするため、毎回調味料をいくつか持参しています。
しかし、自宅にあるものをそのまま持参することはほぼなく、さまざまな工夫をしながら、都度用意しているんですよ。
そこで今回の記事では、車中泊歴5年の筆者が、車中泊で調理する際に使う調味料類を、クルマで安全&省スペースに持ち歩くためのアイデア&アイテムをご紹介します。
車中泊で自炊をする予定がある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
車中飯作りに使う「調味料」、持ち歩く際の問題点とは

車中泊旅の調理で使用する、調味料やオイル。
クルマで持ち運ぶ際には、どのような問題点があるのでしょうか。
車中泊では、調味料をクルマに乗せて持ち運ぶ必要があることから、走行中の衝撃で容器が割れてしまったり、フタが開いて中身が出てしまったりしないよう、ちょっとした工夫や配慮が必要になります。
また、調味料は種類も多く、入っている量も多め。
「必要かもしれないから」と、自宅にあるものと同じ調味料を毎回持参しても、使いきれなかったり、収納の際に場所を取ってしまいます。
では、車中泊やキャンプなどに調味料を持参する際には、どのようなものをチョイスし、どんな点に注意をすれば良いのでしょうか。
次のページ▷▷▷【調味料持参のための液漏れ対策、収納アイデア&アイテムをご紹介します!】
調味料を持参するなら、液漏れ対策は必須

調味料を持ち運ぶ際に懸念されるのは、フタが開いてしまい中身が漏れてしまうことや、フタの隙間からの液ダレです。
液漏れ・液ダレ対策で有効なのが、フタがしっかりと閉まる容器を選ぶこと。
キャンプ用品等なら、フタがきちんと閉まり、液ダレしにくい作りになっているものも多いです。
また、容器ごと密封できる袋に入れたり、フタ部分のみを食品用のラップでぐるぐると包んでしまうのもおすすめです。
瓶入りの調味料は、瓶が割れないよう、布で包むかクッション性の高いバッグに入れておくと良いでしょう。
これなら安心!調味料持参のための収納アイデア&アイテム
車中泊に調味料やオイルを持参する際、具代的にはどんなものをチョイスすれば良いのでしょうか。
以下で、調味料を持参する際のポイントや、おすすめのアイテムをいくつかご紹介していきます。
調味料収納アイデア1.使い切りサイズやミニサイズの調味料をチョイスする

調味料の収納場所を確保したり、持ち運び用のケースを準備する前に、まずは場所を取らない、ミニサイズや使い切りサイズの調味料を準備しておきましょう。
ミニサイズの調味料は、100円ショップで1つ100円から購入することが可能です。
1回使い切りサイズの商品から数回分の量が入っているものまで、多数揃っています。
使用する量や調理回数に合わせてチョイスしてみてください。
調味料を車中泊中に使いきれなかった場合には、車中泊後は面倒でも一度クルマからおろしておき、次の車中泊まで自宅保管するか、自宅で使い切ってしまいましょう。
調味料は常温で保存が可能なものが多いのですが、「開封・開栓後は要冷蔵」となっているものもありますし、車内は天気や気温の影響を受けやすく、温度が安定しません。
間違って傷んでいる調味料を使ってしまうことが無いよう、クルマの中に置きっぱなしにしないようにしてくださいね。

小さめサイズの調味料を準備するのは、お金もかかるし面倒・・・、という場合には、ジャムや調味料が入っていた小さな空き瓶を活用するのがおすすめ。
写真は、もとはジャムが入っていた小さめの空き瓶。
フタもしっかりとしまって漏れもなく、2〜3回分調味料を入れるのに最適な大きさです。
ミニサイズなので、複数個持参しても車内で場所も取りません。
また、調味料を瓶に移す際もフタが外せてクチが広いため、中身を移しやすいです。
なにより、必要な量だけを計ってから持参することができるため、使い切りが可能。
調味料が痛む心配もありません。
調味料収納アイデア2.お菓子の空き缶&保存袋など、自宅にあるアイテムを活用する

お菓子が入っていた缶や保存袋なども、調味料の持ち運びに最適。
お菓子の缶は、内側にお菓子の大きさに合わせた仕切りがついていることもあります。
このタイプの空き缶であれば、調味料の大きさや中身ごとに、分けて収納することも可能です。
仕切りは、上の写真のようにプラスチックのケース状になっていることも多いので、液ダレ・割れ防止にもぴったりですよ。
また、食品の保存等に使用する保存袋もおすすめです。
保存袋に調味料をまとめて入れておくことで、万が一液ダレをしても、他の調理アイテムが調味料やオイルで汚れてしまうこともありません。
ビン入りの調味料など、割れることが懸念される調味料は、一度キッチンペーパーや布巾などで包んでから、保存袋にいれると良いでしょう。
調味料収納アイデア3.専用収納ボックスorバッグを使用する
キャンプ用品として、調味料をまとめていれておける専用収納バッグやボックスが販売されています。
調味料専用のため素材に厚みがあり、クッション性が高く、調味料を安全に持ち運ぶことが可能です。
内側がビニール状になっている製品なら、液漏れ・液ダレをしてしまっても、軽く拭き取るだけできれいな状態を保てます。
クッション性のあるポーチ・バッグタイプの製品であれば、ダイソーなどでも類似品が販売されており、安価に購入することができます。
バッグに調味料をまとめて入れておくことで、調理の際も出し入れがスムーズ。
大きめサイズのバッグなら、調理器具やマグカップなども一緒に入れておくことができますよ。
▼おすすめ調味料ケース
調味料収納アイデア4.アウトドア専用のミニ容器に使用量のみ移して持参する
自宅にある調味料を移して使用する「アウトドア専用のミニ容器」も、アウトドアメーカー等から多数発売しています。
キャンプシーンなど、持ち運ぶことを前提に作られていることから、フタがしっかり閉まり、液漏れしないような作りになっています。
小さめの容器が多いことから、1〜2回分の分量しか入らない商品が多め。
1〜2泊の車中泊で使用するのがおすすめです。
中身を移すひと手間はかかりますが、アウトドア専用のアイテムなので、液漏れや容器の破損などに考慮されており、安心してクルマでの持ち運びが可能です。
▼おすすめ調味料入れ・ミニ容器
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調味料は、工夫次第で安全に持ち運べる!

今回は、車中飯を作る際に使う調味料類を、クルマで安全&省スペースに持ち歩くためのアイデアやアイテムをご紹介しました。
筆者のように「基本的には外食だけど、朝食だけは自炊している」という車中泊ユーザーも、意外と多いと思います。
少量の調味料であれば、準備にもさほど時間がかからず、収納スペースも取りません。
持参した少ない調味料で工夫をして調理するのも、とても楽しいものです。
ぜひ今回の記事を参考に、おいしい車中泊飯を作ってみてくださいね。