倉庫に預けたスタッドレスタイヤが破裂した?!原因と予防方法は?!
目次
剥離現象の予防について
JATMAの検査資料(損傷等不具合説明書)によれば、この剥離現象を起こさないための注意点は次の通りです。
① 適正空気圧で使用する
タイヤの空気圧は、走行前の冷えている時に、エアゲージにより点検(最低1ヶ月に1度)、自動車メーカーの指定空気圧に調整する。
② 適正な負荷で使用する
③ 複輪使用の場合は適正な複輪組合せで使用する
④ 急激な発熱防止や、各部材間を馴染ませるため、新品のタイヤはならし走行を励行する。
Q その他、特に気を付けることはあるでしょうか?
A 「タイヤは生もの」です。輪ゴムを例にすると柔軟性のあるゴムも環境によって直ぐに硬く劣化するのと同じで、タイヤもゴム製品なので適正に使用し保管しないと寿命が短くなります。
やはり剥離現象に限らず、あらゆるトラブルの予防には日頃の適正なメンテナンスが必要ですね。
今後の対応
今後もキャンピングカーで走行する限り同じことが発生する可能性があると認識する必要があります。
今回のアクシデントを教訓にして次にに活かすことが大切だと感じています。
そのことは、タイヤを預けたディーラーや倉庫も同じ思いだと感じました。
早速、今後の対応の相談にも応じて頂いているところです。
まずは、心配な過負荷について、今までより荷重能力を上げるため空気圧を上げることで対処して、中央付近が膨張による片減りなどの変化がないかタイヤの状態を観察しながら、空気圧の調整で対処することにしました。
まとめ
今回の破裂事故は、倉庫の保管中に発生したもので、いわば不幸中の幸い、走行中の破裂であれば、車のコントロールを失い大事故になっていた可能性があります。
何事も準備に万全を期したと思っていても、このようなことが起こる時には起こってしまうものといまさらながら痛感しました。
ますます日ごろの点検・準備を怠ってはいけないと感じた経験でした。
※参考日本自動車タイヤ協会HP https://www.jatma.or.jp/
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