【車中泊DIY】1年半の車中泊旅で大活躍!自作の換気扇&網戸の作り方

日本一周した車中泊旅で、DIYした換気扇と網戸が大活躍
車中泊仕様にDIYする際は、換気扇と網戸を設置するのがおすすめです。
私たちの軽バンにも設置しましたが、車内の風通しが良くなり、調理中や暑い日も心地よく過ごすことができました。
簡単なDIYで効果は抜群!
かかった費用も約3,500円と格安で収めることができました。
日本一周中に出会ったバンライファーに褒められる率No.1のアイテムで、私たちに欠かせないアイテムとなりました。
今回は、私たち夫婦がDIYしたスズキの軽バン「エブリイ」の換気扇と網戸の作り方を紹介します。
パワーウィンドウや手動ウィンドウの車なら応用できる内容なので、ぜひ参考にしてください。
換気扇と網戸は快適な車中泊生活に必要不可欠!

調理中も安心
私たち夫婦は、車中泊仕様にDIYした軽バンで、約1年半かけて日本一周の旅をしました。
車中泊旅の相棒として選んだのは、シンプルで車内空間が広いスズキのエブリイ。
予算が限られた旅だったので「いかに安く快適に作れるか」にこだわり、いろいろなアイテムをDIYしました。
特に必要不可欠だと感じたのが換気扇と網戸です。
窓を閉め切って空気の循環がないまま調理をすると、一酸化炭素中毒になるリスクがあり、とても危険。
換気扇と網戸を設置することで、常に空気を循環させることができ、安心して調理できました。
車内温度の上昇を抑える
さらに、暑い時期に窓を閉め切ると、車内の温度が高くなり寝苦しくなってしまいます。
換気扇を活用し、外の空気を取り入れることで、閉め切った状態よりも快適に過ごせるようになりました。
車内温度の上昇を抑えることで、車内に置いている生活に必要な機器類や調味料などが悪くなるのを防ぐこともできます。
虫の侵入を防ぐ
換気扇や網戸を作らず、窓を開けるだけの換気は、空気の取り込みがうまくできなかったり、車内の明かりによって虫が入ってくる可能性も高くなります。
私たち夫婦は、狭い車内に虫が1匹入っただけでも嫌だと感じるタイプなので、虫の侵入を防げるのも良いポイントだと感じています。
次のページ▷▷▷【安く簡単に!車中泊にあると便利な網戸と換気扇の作り方をご紹介します!】
筆者がDIYした換気扇と網戸のこだわりポイントを紹介

私たちが換気扇と網戸をDIYする際に意識したポイントは以下の3つです。
• 雨が降り込まず、いつでも使用可能
• 窓に取り付けたままドアの開閉が可能
• 寝ている時や車を離れた時も安心の防犯対策
休日に1日や、2日程度の車中泊であれば、寝る時にその都度取り付ける方法でも問題ないかもしれませんが、私たちは長期車中泊をしていたため、設置の手間をできるだけ減らすことにこだわりました。
それぞれのポイントについて、より詳しく解説します。
雨が降り込まず、いつでも使用可能
ポイントの1つ目は、雨の日でも使用できるような形にしたことです。
通常の換気扇や網戸を取り付けた状態だと、雨が車内に降り込んでくる可能性があります。
そのため、換気扇と網戸をどちらもドアバイザーに収まる形でDIYしました。
雨が降っていてもドアバイザーがあるおかげで、換気扇や網戸を使っても雨の侵入を防ぎ、風の通り道をしっかり確保できました。
窓に取り付けたままドアの開閉が可能
ポイントの2つ目は、窓に取り付けたままドアの開閉が可能な形にしたことです。
私たちの愛車エブリイのリヤドアは、スライドドアです。
そのため、窓に取り付けた換気扇が厚すぎると、ドアを開閉したときに車体に当たってしまい、車体も換気扇も傷つく可能性があります。
そこで、スライドドアを開けたときの、ドアと車体の隙間を考慮しながらDIYしました。
小さなポイントかもしれませんが、換気扇を気にせずにスムーズにドアを開閉できることは、車中泊生活でのプチストレスの解消になったと感じます。
寝ている時や車を離れた時も安心の防犯対策
ポイントの3つ目は、寝ているときや車を離れているときでも安心できる形にしたことです。
安心して車中泊するうえで欠かせないポイントは防犯対策です。
換気扇や網戸を設置するためには、窓を多少開けておく必要があります。
ですが、寝ている間にイタズラされたり、車から離れている間に何か盗まれたりするかも、という不安がありました。
そこで、私たちがDIYした換気扇と網戸は、どちらも窓枠にぴったりとはめ込んで設置できるようにしました。
隙間がないうえに、ドアバイザーに隠れるサイズとなっているため、簡単には取り外しができません。
さらに、換気扇の色を黒にしたことで、目立ちにくくしました。
換気扇と網戸の作り方を材料とともに解説
ここでは、私たちがDIYした換気扇と網戸について、作り方と材料を解説します。
作り方の手順は画像付きでわかりやすく説明しますよ。
私たちの愛車エブリイに合わせてDIYしているため、実際に使用する車のサイズに合わせて調整してください。
換気扇
まずは、換気扇について解説します。
換気扇の材料
換気扇の材料は、以下のとおりです。
• プリント合板ブラック(450×900×2.5mm)…1枚
• USB冷却ファン…3つ
• ダイソーの工作材料 板材(400×90×12mm)…1枚
• 網戸用ネット(125×125mm)…3枚
• 木用ネジ(38mm)…12本
• ビス(9mm)…7本
• 木工用ボンド
• ダイソー ラッカースプレー(黒)
• タッカー
プリント合板は地元のホームセンターで購入しました。
USB冷却ファンは、Amazonで購入しています。
木用ネジやビス、網戸用ネットは家にあったものを使用して、費用節約につなげています。
また、冷却ファンの色に合わせてプリント合板やラッカースプレーは黒を選びましたが、好きな色で大丈夫です。
車内の雰囲気に合わせて好きな色にしてください。
換気扇<ファン>の作り方
換気扇は大きく「ファン部分」と「ファンと窓の隙間を埋める部分」の2つに分かれています。
そのため、作り方も2つに分けて解説します。

ファン部分の作り方の大まかな流れは、以下のとおりです。
1. 板材から部材①のパーツを切り出す
2. プリント合板から部材②のパーツを切り出す
3. 部材①②をボンドで接着する
4. 冷却ファンのネジを取り外してネジ穴を貫通させる
5. 貫通させた穴に木用ネジを通し部品を取り付けてネジを締める
それぞれの工程について、画像付きで解説していきます。
1.板材から部材①のパーツを切り出す

まず、下記の画像に記載されている部分の寸法を測り、パーツを作成します。

赤字の寸法は私たちが実際に作ったものの長さです。
同じパーツを6個(ファン3つ分)作ります。
私たちは、パーツを作成したあとにダイソーのラッカースプレーを使って黒色に塗装しました。
ファンの色に合わせて全体を黒色にすることで、目立ちにくくなり防犯面でも役に立った気がします。
材料詳細はこちら▽
ダイソー板材
ダイソーラッカースプレー
2.プリント合板から部材②のパーツを切り出す

次に、下記の寸法を参考にして、ファンの枠の部分になるパーツを切り出します。

部材①と接着するため、寸法も部材をそろえます。
私たちはジグソーで切り出しました。
プリント合板類似品はこちら▽
3.部材①②をボンドで接着する

部材①②をボンドで接着します。
冷却ファンの枠を作るイメージで作成しましょう。
接着してから24時間置き、ボンドを完全に乾かしてください。
4.冷却ファンのネジを取り外してネジ穴を貫通させる

冷却ファンの金具を固定しているネジを取り外します。
吸気側の金具はこのあと使用しますが、排気側の金具は使用しません。
木用ネジを通すために、ネジ穴をドリルで貫通させます。
冷却ファン2連はこちら▽
冷却ファン1連はこちら▽
5.貫通させた穴に木用ネジを通し、部品を取り付けてネジを締める

ファン→網戸用ネット→工程3で作った部材の順に重ねてネジを締めます。
網戸用張り替えネット類似品はこちら▽
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これでファン部分は完成です!
換気扇<ファンと窓の隙間を埋める部分>の作り方
ファンを窓の隙間を埋める部分の作り方の大まかな流れは、以下のとおりです。
1. 完成したファンを窓に設置して、隙間部分の長さを測る
2. 1で測定した長さに合わせてパーツを作り、貼り合わせる
3. ビスで補強する
1.完成したファンを窓に設置して、隙間部分の長さを測る

まずは、完成したファンを窓に仮設置して、隙間部分の長さを測ります。
設置した状態でドアが開閉できるように、以下2点に気をつけて測定しましょう。
• ファンのUSBコードを電源に接続した状態で仮設置する
• ドアを開け閉めしてもUSBコードに余裕を持たせた位置に仮設置する
ファンは必ずしも真ん中である必要はないため、USBコードの長さを意識して仮設置してください。
仮設置ができたら、ファンの端から窓枠パッキンまでの長さを測ります。
併せて、パッキンの奥行き(深さ)も測りましょう。
2.1で測定した長さに合わせてパーツを作り、貼り合わせる

次に、以下の画像のようにパーツを8個作成します。
aとd、bとcはそれぞれ同じサイズです。
bとcは窓枠に合わせて角をカーブさせていますが、大体で大丈夫です。
その後、4枚ずつボンドで貼り合わせます。
プリント合板類似品はこちら▽
3.ビスで補強する

ボンドで貼り合わせたあと、念の為、補強としてビスを打ちました。
ビスが気になる場合は、なくても問題ありません。

これで完成です!
網戸
続いて、網戸の作り方を解説します。
網戸の材料
網戸の材料は以下のとおりです。
• プリント合板ブラック(450×900×2.5mm)
• 網戸用ネット(360×80mm)…2枚
• ビニールテープ黒(38mm幅)
• タッカー
プリント合板は、換気扇の余りを使用しました。
また、網戸用ネットも家にある余りを使用しています。
網戸の作り方
網戸の作り方の大まかな流れは、以下のとおりです。
1. 窓枠のパッキンまでの長さを測る
2. 寸法に合わせて部材を切り出す
3. 網戸用ネットを部材で挟み、ボンドで接着する
4. ビニールテープで部材をつなぐ
1.窓枠のパッキンまでの長さを測る

まずは、窓枠のパッキンの間の長さを測ります。
2.寸法に合わせて部材を切り出す

上の画像を参考に、部材を切り出します。
私たちは、ジグソーを使って切り出しました。
少し細かい部分が多いため、慎重に作業しましょう。
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3.網戸用ネットを部材で挟み、ボンドで接着する

切り出した部材に網戸用ネットを挟み、ボンドで接着します。
上の画像のように部材を重ねてください。
私たちは、ボンドを付けた後にタッカーで補強しています。
24時間程度置いて、ボンドが完全に乾いてから次の工程に進むことをおすすめします。
4.ビニールテープで部材をつなぐ

接着した部材をビニールテープでつなぎます。
これで網戸も完成です!
ビニールテープ部分で折り曲げられるので、収納にも困りませんよ。
換気扇と網戸があるとワンランク上の車中泊生活になる
今回は、私たちがDIYした換気扇と網戸の作り方を紹介しました。
快適な車中泊生活を送りたいと考えている方は、ぜひ、車内の空気の循環を意識してくださいね。
窓を空けるだけでも換気はできますが、換気扇と網戸があることでより効率的に車内の空気の入れ替えができます。
作り方は少し複雑かもしれませんが、約3,500円とコスパは良いので、ぜひチャレンジしてみてください。
私たちが購入した物の金額を示しています。
実際に使った物を概算すると約5,000円になります。
<実際の購入品>
合板1枚:790円
冷却ファン3つ:2600円
ラッカースプレー:110円
ビニールテープ:110円
合計:3610円
<家にあったもの>
網戸ネット:およそ700円
木用ネジ:およそ120円
ビス:およそ140円
木工用ボンド:350円
概算:4920円