【実録】アレルギー持ち一家が教えるキャンピングカーの埃対策!
目次
車内の埃を掃除する手順と注意点
埃が厄介なのは、空気中を漂っている状態のときです。
埃が舞わないように心掛けることが第一です。
簡単に掃除の手順は
① 埃の質を確認して、水濡れなどが無ければ、埃を集める。
② 手早く集めた埃を回収する。
③ 回収後、汚れなどがあればふき取る。
それぞれの行程で、具体的にどんな道具を使うかは、次項で紹介します。
掃除機の使い方
まず掃除機ですが、これは集めた埃を吸い取ることに専念させます。
埃を吸い取るために掃除機の吸い口をあちらこちらに動かして掃除をすると、たちまち排気が埃や塵を舞い上げることになります。
車内は狭いので、排気で舞い散った埃や塵が車内の装備に当たって角度を変えてあちらこちらに拡散します。
掃除機は極力短い時間の稼働にします。
※参考:ワンポイントアドバイス
掃除機は2種類持っていますが、充電切れがないので12V電源のコード付きを使用しています。
また、車内は埃だけでなく、小さな砂も入ってくるので、洗えるタイプのフィルターの掃除機がお勧めです。
埃を集めるのは、小さなほうきとハンディワイパーが良い
車内で埃と塵を集める用具は、小さなほうきとハンディワイパーを使います。
ただし、埃に泥や食べこぼしなどが混ざって汚れている場合は、除菌ウエットティッシュがダントツで使用頻度が高いと思います。
①小さなほうき
ちり取りがセットになったものが使い勝手が良いです。
私はこのほうきは車内の下回りで使用します。
②ハンディワイパー
自宅では、フローリングモップ(床掃除用)も使用しますが、車内ではハンディワイパーで拭きとることで埃とちりを舞い上げないようにします。
以前は化繊のフローリングタオルも使用していました。
洗えば繰り返し使えて経済的ですが、ハンディワイパーの手軽さから今は使っていません。
しかし、使い捨てに抵抗がある方には、化繊のフローリングタオルをお勧めしたいと思います。
厄介な愛犬の毛
犬を飼い始めたのは20年位前から、子どもたちのぜんそくがひと段落したころからです。
念願の愛犬でしたが、掃除の悩みが増えたのも確かで、衣類に付いた犬の毛が肌に触れると「チクチク、クシャクシャ」して過敏肌には刺激を強く感じてしまいます。
コロコロが便利
犬の毛は、布に付くと折り目、網目に入るので厄介です。
そこでハンディータイプでロール状の粘着シートを転がして埃などを取ります。
この用具がなかったころは、よく粘着テープ(ガムテープ)で毛を取ったものです。
※参考:ガムテープVSコロコロ
①粘着力は互角かと思います。どちらも適度な粘着力があります。
②操作性は、ガムテープはいちいち切断して使用する必要があります。一つ利点があるとすれば、隅の埃を取るときは少量を切って使えること。
③費用対効果は、汎用性のあるガムテープか良いと思いますが、コロコロは操作性に特徴があるのでどちらを使うかは分かれるところです。
どちらに軍配が上がるかは、考え方しだいですが、コロコロはやはり操作性に一番の利点がありますし、スマートに使えることは見逃せないポイントかと思います。
愛犬の毛にはピンセットが便利
さすがのコロコロでも取れないのが、フリースなどの繊維に入り込んだ毛。
この場合は、ピンセットが役に立ちます。
ピンセットにも種類があり、大きく分けて2種類で違いは、先端(はさむ部分)の形状と持ち手から先の形状です。
私の場合は、先端が細く、持ち手から先は下に曲がっているものを使用しています。
※参考:ワンポイントアドバイス
ピンセットがなければ毛抜きを使うのも良いでしょう。
ただ、つまむ面が細長いピンセットのほうが先端が繊維の中に届くので、入り込んだ愛犬の毛はピンセットが取りやすいです。
お掃除便利グッズ
お掃除のときに使うと便利な用具は数々ありますが、ペットの毛を取るのに最適なグッズと掃除で助かるマットをご紹介します。
エチケットブラシばくばくローラー
これを考えた方に拍手です。
コロコロもガムテープを使っていた時代と比べると飛躍的に便利になったと思いましたが、このローラーはその数倍ありがたい優れものです。
このローラーの特徴は
①粘着性のロールペーパーが必要ない
②毛や埃をワンタッチでゴミ箱にさよならできる
③大きさもちょうど良い
④丈夫で長持ちする
⑤手ごろな値段
ざっとこんなところですが、特に消耗品の粘着式ロールペーパーが必要ないのは、一番ありがたいです。
ペットを飼っていなくても、糸くずなどの掃除に最適なので一家に一台あると重宝すると思います。
毛や糸くずを取る構造は、服用ブラシ(エチケットブラシ)と同じです。
本体を前後に動かすと取れた毛や糸くずが自然とお腹にたまるのは感動ものです。
ジョイントマット
直接お掃除に使うものではありませんが、私の超お勧めはジョイントマットです。
パネルの形にカットされた一辺が30㎝の正方形のマットで、裏面が滑り止め加工が施され、表面がカーペット生地でできています。
これを車内の埃が集まる床面に適当な枚数敷くとカーペット地の表面に埃が乗るので、そのままはがして、車外で掃除することができます。
汚れがひどい場合は、そのまま汚れたマットだけを捨てることもできるので、車内に埃が舞うこともなく掃除ができます。
まとめ
私たち夫婦も子どもたちもここで紹介した方法で、かなりアレルギーを抑えながら車旅に出かけられるようになりました。
楽しく過ごしたいと始めたアウトドア活動で色んな人と出会い、アレルギー対策の話を聞く中でいろいろ実践してみた結果です。
少し手間はかかりますが、アレルギー対策だけでなく車内をきれいに保つための方法としても役立つはずなので、よかったら参考にしてみてください。