真夏の車中泊に役立つ!効果のある「暑さ対策」とは?!
目次
真夏でも車中泊は快適にできる!
気温が30度以上に上がり、暑くなる夏。
「車中泊に厳しい季節」というイメージも強いと思います。
扉を閉めた車内では、気温が下がる朝晩でも蒸して暑くなり、汗をかかずに寝ることが難しいほどです。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、真夏であっても快適に車中泊することが可能になるんですよ。
今回は、夏の車中泊に必須の「暑さ対策」について、実用的なアイデアやおすすめアイテムをご紹介したいと思います。
今年の夏に車中泊を予定している方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
お金をかけない!「0円暑さ対策」3選
まずは、お金をかけなくても行うことができる「0円暑さ対策」を3つご紹介します。
ちょっとした工夫を重ねることで、真夏の車中泊も可能になるんですよ。
夏の暑さ対策1.標高が高い場所で車中泊する
真夏の車中泊の暑さ対策として1番おすすめなのが、「標高が高い場所で車中泊すること」です。
一般的に「標高が100m高くなるごとに気温が0.6℃下がる」と言われています。標高が高い場所ほど、車中泊に快適な気温となるんです。
筆者が夏場によくでかける富士五湖周辺や八ヶ岳南麓エリアは、どこも標高が1000m前後。
都心と比べて5〜6℃も気温が低く、真夏でも快適に車中泊を楽しむことができます。
特に、陽が沈むと気温がグッと下がります。
朝晩はかなり涼しく、寝ていて蒸し暑いということはほぼありません。
「どうしても海に行きたい!」という場合は、標高の高い場所を選ぶのが難しいかもしれません。
しかし、行き先がまだ決まっていないのであれば、標高の高い地域や山などをチョイスするのがおすすめです。
夏の暑さ対策2.車内の空気を入れ替える
真夏の車内は外気よりもさらに温度が高くなり、ただ座っているだけでも耐えられないほどの暑さを感じます。
直射日光を浴びて高温になった車体からの輻射熱(太陽やストーブなどから放射される電磁波による熱)や、窓ガラス越しにふり注ぐ太陽光の影響で車内の温度はグングン上がっていきます。
さらに、ワンボックスタイプのクルマは助手席の真下にエンジンがあり、クルマを停車後もしばらくの間は車内に熱気を放出し続けるため、車体の温度はなかなか下がりにくいのです。
少しでも涼しく過ごすために、目的地に到着したらまず最初にクルマのドアや窓を開けて、車内の空気を入れ替えましょう。
暑くなっている車内の空気を外に追い出すだけでも、車内の温度をかなり下げることができます。
また、風がない時は小型の扇風機を使うのもおすすめです。
車内の空気を追い出すように、扇風機を外に向けて回すようにしてくださいね。
夏の暑さ対策3.日陰や木陰のある場所を選ぶ
真夏の暑さの1番の原因は車体に照りつける直射日光!
その直射日光を遮るだけで、快適な車中泊が可能になります。
夏のおでかけ時に「夜になり外の気温は下がってきたのに、車内はいつまでたっても蒸し暑い」と感じたことはないでしょうか。
日中に直射日光を浴びた車体は、夜になっても車内に輻射熱を放出し続けます。
車内の温度は思っているよりも下がりづらいのです。
日中はもちろん、朝晩も快適に過ごすためには、できるだけ直射日光を避け、日陰や木陰にクルマを停めておくようにしましょう。
そうすることで車内の温度が上がるのを防ぐことができ、真夏の車中泊でも快適に寝ることができますよ。
車中泊する予定の場所に日陰や木陰がない場合は、日中は日陰のある他の場所にクルマを停めておくのがおすすめ。
日没後に車中泊スポットに向かうようにすれば、意外と快適に眠ることができます。
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