コロナ禍の影響もあり、年々車旅や車中泊の人気が高まっていますが、車中泊の魅力の一つとして『宿泊費』を節約できることがあげられます。
しかし車中泊で宿泊費は抑えられても、ガソリン代や高速代、食事代も合わせると『旅費』としては節約できるものなのか疑問を持たれている方もいるのではないでしょうか？
そこで今回はわが家がキャンピングカー購入前後で旅費は節約できているのかどうかをご紹介していきたいと思います！
目次
比較方法
わが家の家族構成は大人2人と乳幼児2人、愛犬3匹。
しかし今回は旅費としてはあまりお金のかからない乳幼児分は除外して計算していきます。
旅費にかかる内訳としては「宿泊費（駐車場料金）」「移動費」「食費」「入浴費」とし、それぞれ今までかかった費用の平均です。
また、キャンピングカーで車中泊するスポットとしては『RVパーク』を利用したケースでご紹介し、キャンピングカーや乗用車で移動する際の燃費にかかるガソリン代はレギュラーガソリン140円/Lで計算したいと思います。
ちなみに観光や雑費についてはキャンピングカー購入前後での変化がないので今回は除外しています。
1泊2日、往復300km旅行の場合
キャンピングカー購入前（一般乗用車利用時）
頑張れば日帰りも可能な往復300kmの旅行。
移動は燃費18km/Lの普通乗用車を利用し、宿泊はペット可の旅館（朝夕食事付き）を利用したケースです。
キャンピングカー購入前の旅費の平均を計算するとわが家の場合は合計約47,400円でした。
〜内訳〜
【宿泊費】36,000円
大人1人…15,000円×2名
愛犬1匹…2,000円×3匹
【移動費】8,400円
高速代…6,000円
ガソリン代…2,400円
【食費】3,000円
【入浴費】0円
キャンピングカーでの車中泊の場合
キャンピングカーで車中泊する場合、RVパークの利用料金や食事を車内で作るか外食するかでも費用は大きく代わります。
わが家の平均としては約30,250円となり、自家用車での旅行と比べると約15,000円〜20,000円程安くなりました。
〜内訳〜
【宿泊費】3,500円
【移動費】11,250円
高速代…6,000円
ガソリン代…5,250円
【食費】7,000円
【入浴費】2,500円（家族風呂）
2泊3日、往復600km旅行の場合
キャンピングカー購入前（新幹線利用時）
新幹線を利用する場合、できるだけ旅費を抑えたい場合は早割などの格安プランを利用するのがオススメです。
実際にわが家もペット可の旅館の費用にお金がかかっていたので、新幹線で移動する場合は格安パックを利用していましたが、その場合でも約108,870円程度平均でかかっていました。
〜内訳〜
【宿泊費】72,000円
大人1人…15,000円×2名×2日
愛犬1匹…2,000円×3匹×2日
【移動費】30,870円
大人1人…15,000円×2名（新幹線早割往復パック利用）
愛犬1匹…290円×3匹
【食費】6,000円
【入浴費】0円
キャンピングカーでの車中泊の場合
キャンピングカーで車中泊をしながら往復600kmの旅行を楽しんだ場合、わが家の平均としては約50,500円となり、新幹線＋旅館費用と比べると約半額程度安い値段で旅行を楽しめていました。
〜内訳〜
【宿泊費】7,000円
1泊3,500円×2日
【移動費】24,500円
高速代…14,000円
ガソリン代…10,500円
【食費】14,000円
【入浴費】5,000円（家族風呂）
3泊4日 往復1,000km旅行の場合
キャンピングカー購入前（新幹線利用時）
往復1,000kmを越える旅行を計画する場合、飛行機を利用する方もいるかと思いますが、その場合愛犬は手荷物として預ける必要があります。
犬の負担を考えるとわが家の場合は新幹線一択でしたので今回も新幹線利用で計算。
すると、合計約157,870円となりました。
〜内訳〜
【宿泊費】108,000円
大人1人…15,000円×2名×3日
愛犬1匹…2,000円×3匹×3日
【移動費】40,870円
大人1人…20,000円×2名（新幹線早割往復パック利用）
愛犬1匹…290円×3匹
【食費】9,000円
【入浴費】0円
キャンピングカーでの車中泊の場合
キャンピングカーで車中泊をしながら往復1000kmの旅行を楽しんだ場合、わが家の平均としては約82,500円となり、新幹線＋旅館費用と比べるとやはり約半額程度安くの費用となりました。
しかし移動費に着目すると、新幹線代より高くなる結果となりました。
〜内訳〜
【宿泊費】10,500円
1泊3,500円×3日
【移動費】43,500円
高速代…26,000円
ガソリン代…17,500円
【食費】21,000円
【入浴費】7,500円（家族風呂）