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「キャンピングカー」で、アウトドアを気軽&手軽に楽しむ6つのメリット



この数年、キャンプをはじめとしたアウトドアの人気が高まっています。

YoutubeやSNS等でもアウトドアを楽しむ人たちの投稿が話題を集めており、清々しい空気を吸いながら気の合う仲間や家族とおいしいものを食べたり、ランタンの灯りで暗い夜を楽しんだり、景色を眺めてぼーっとしたり。

自然豊かで開放感のある場所でゆったりと過ごすことができる様子をみて「私もやってみたい!」と考える人が増えているようです。

そんな「最近アウトドアに興味を持ち始めた」という方の中には、キャンプなどアウトドアを体験してみたいけれど、そのために準備しなければならないさまざまな「こと」や「もの」のことを考えて「やってみたいけどちょっと敷居が高い」と、二の足を踏んでいるという方もいらっしゃると思います。

そこでおすすめしたいのが、キャンピングカーや車中泊仕様にカスタマイズした車を利用して手軽におこなうアウトドア。

キャンピングカーを利用することで、面倒だったり、不安に感じている点が解消され、より気軽&手軽にアウトドアを楽しむことができるのです。

キャンピングカーを使用したアウトドアには、一般的なキャンプ等と比べていったいどんなメリットがあるのでしょうか。

今回の記事では筆者の考えるキャンピングカーアウトドアのメリットを6つほどご紹介していきたいと思います。

アウトドア初心者さんはもちろん、もっと手軽にアウトドアを楽しみたいという方も必見の内容となっています。ぜひチェックしてみてください。

雨や雪など天気に左右されない!


曇り風景

一般的な宿泊を伴うキャンプなどのアウトドアでは、雨が降ると予定が大幅に狂ってしまうことが想定されます。

例えば、火を起こして料理をしたり、焚き火を楽しむ予定であっても、雨が降ると屋根がない場所で火を起こすこと自体がなかなか難しいのが現実です。

またテントによっては強すぎる雨・風には対応できず、テント泊だけでなくキャンプ自体を完全に諦めなければならない、なんてことにもなりかねません。

朝から雨が降ることがわかっていれば予定をキャンセルすればよいだけですが、キャンプ場についてテントを張り、火を起こした段階で大雨に見舞われてしまうと、雨の中濡れながら片付けをし、なにも楽しむことができないまま帰宅しなくてはならないような事態も考えられます。

その点キャンピングカーでのアウトドアなら、雨が降ればすぐ車内に入り、車内で料理をして食事を楽しんだり、雨の音を聴きながら読書をして過ごすなど準備や後片付けのことも心配せず、ゆったりと過ごすことが可能です。

もちろん、大雨・強風で身の危険を感じることがあれば、車であってもすぐに避難が必要ですが、通常の雨・風程度であればキャンピングカーならまったく問題ありません。

車内で過ごすことを選択するだけで、滞在中の過ごしやすさがグンとアップするのは間違いありません。

重い荷物をおろさず車内で完結!


重い荷物

キャンプ場についたらまず、テントや焚き木、焚き火台やアウトドア用のチェア・テーブルを車からおろして・・・、といった「荷下ろし作業」。

キャンピングカーでのアウトドアなら、車内ですべて完結できるため、特に必要ありません。

晴れている日や屋外で過ごすのが気持ち良い季節であれば、テーブルとチェアくらいは出して屋外で過ごすのも良いと思いますが、就寝場所は車内のため、テントをおろす必要がありません。

また調理も車内で済ませる場合であれば、バーベキューコンロや調理器具、食材等もいちいちおろさなくて大丈夫です。

着いてすぐ重い荷物を持ち出す必要がなく、自然の中でのんびり過ごすことに徹することができますよ。

テントを張る時間も手間も必要ナシ


ベッド風景

実は筆者は子供の頃、家族で海や山にキャンプに行ったことがあるのですが、テントを張るのがとても大変だった記憶があります。

もちろん子供なのでお手伝い程度なのですが、大人であっても家族が眠れる大きさのテントをきれいに張るのはかなり力を使いますし、時間もかかりますよね。

「テントを張るのは大変なんだな」という印象が強いというのが本音です。

我が家のバンは多くのキャンピングカー同様にベッドが常設になっているため、到着後テントを張らなくてもすぐにベッドで眠ることが可能です。

またベンチチェストや折りたたみのテーブルもあるため、屋外にテーブルやチェアを出すことなく車内で食事をすることもできるんです。

キャンプ場や車中泊スポットに到着したら、テントを張ることなく車の窓やドアを開放して清々しい空気を感じながら過ごし、帰る時もドアや窓を閉めるだけ、といった手軽さは、キャンピングカーならでは。

特に面倒くさがりの筆者には最適なのです。

火を起こさず、車内で調理が可能


車内調理

焚き木や炭を利用して火を起こし、焚き火や料理をすることはキャンプの楽しみのひとつではありますが、火起こし作業からの直火での調理・使用後の火の始末・後片付けまでを済ませるのは、かなりの時間と手間がかかりとても大変です。

その点キャンピングカーなら、車内でカセットコンロやIHクッキングヒーターを使って手軽に料理し、屋根のある室内でのんびりと料理や食事を楽しむことが可能です。

特にキッチン設備が整っているキャンピングカーであれば、火や水・電気を使って自宅とあまり変わらないレベルの料理を作ることができますし、洗い場までいかなくてもそのまま車内で食器洗いまで終わらせることができちゃいます。

さらに電子レンジのあるキャンピングカーなら、料理が苦手な方でも簡単に食事の準備が完了!スーパーやコンビニのお弁当でも、景色の良い場所でいただくことで格段においしく感じますよ。

防犯面も万全!鍵が閉まる車内で安心して過ごせる


夜ベッド風景

テント泊の場合、ひとりキャンプなどでは防犯面で不安を感じることもあるのではないでしょうか。

特に女性1人の場合、薄いテントの中で無防備に眠ってしまって大丈夫なのか?と、少し怖い気持ちになってしまうこともあると思います。

そんな不安も、キャンピングカーや車中泊仕様にカスタマイズした車を利用することであっさり解消されます。

寝るのはテントではなくキャンピングカーの車内。睡眠時など車内で過ごす際には、しっかりと施錠できるのでとても安心です。

また防犯面だけでなく、山奥のキャンプ場などではイノシシや猿・熊など、動物の出没の危険もありますので、頑丈にできている車の中に鍵をかけて滞在できるのはかなりの利点です。

さらにベッド常設のキャンピングカーなら、アウトドア用のベッドやマットレスを出す手間もありません。

思う存分自然を楽しんで疲れたら、車内でごろりと寝転んですぐに就寝することができますよ。

気分でキャンプと車中泊を選べる


湖風景

筆者がキャンピングカーを利用したアウトドアの一番の利点と考えているのが、そのときの気分でキャンプと車中泊、車内で過ごすことや屋外で過ごすことを選ぶことができるという点です。

たまにはテントを張って火を起こし「キャンプらしさ」を楽しみたい!というのであれば、それももちろん可能ですし、寝るときは車内で、食事はテーブルと椅子を屋外に出して楽しむ、なんてこともできちゃいます。

また「テントを張る予定だったけれど雨が降ってきてしまった」というときでも臨機応変に予定を変更し、車内のベッドで寝ることができるというのはかなり助かるのではないでしょうか。

焚き火やランタンの灯りで夜を過ごし眠くなったらそのまま車内へ。そんな手軽さでアウトドアを楽しめるのが、キャンピングカーを利用する一番のメリットだと思います。

良いとこ取りをして気軽にアウトドアを楽しもう!


山風景

今回は、キャピングカーや車中泊仕様の車で、アウトドアを楽しむメリットをご紹介しました。

キャンプやアウトドアのちょっと面倒な部分や不安な点も、キャンピングカーを用いることによりかなり解消され、気軽にアウトドアを楽しめるということがわかっていただけたのではないでしょうか。

もちろんテントを張ったり、火を起こしたりといったアウトドアならではの作業が好きという方は、車はあくまで移動手段に用いるのみにし、アウトドア用品を車にたくさん積んでイチからじっくりとキャンプを楽しむことも可能です。

アウトドアを楽しむために大切なのは、型にとらわれずその日の気分やアウトドアスキルによって、その時々で自分のやりたい手段を自由に選ぶことだと思います。

ぜひ今回の記事を参考に、自然の中でもっと気軽&手軽にアウトドアを楽しんでみてくださいね。