我が家のキャンピングカー「マンボウファミーユ」の維持費をご紹介します!
我が家がキャンピングカーを購入してから約3年。知人からよく聞かれる質問が「維持費」についてです。
そして私自身もキャンピングカーを購入するにあたり1番気になった部分が「キャンピングカーの維持費はどれくらいかかるか」でした。
維持費はキャンピングカーの種類や地域、使用頻度によっても異なりますが、キャンピングカーの購入を検討している方のなかには「リアルな維持費を知りたい!」と思う方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、我が家のキャンピングカーのリアルな維持費をご紹介していきたいと思います。
ライトキャブコンタイプのキャンピングカーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
車両価格
我が家のライトキャブコン「マンボウファミーユ」は、特殊車両の8ナンバーを取得したキャンピングカーです。
ちなみに8ナンバーを取得するためには、
・乗車定員の3分の1以上のベッドがある
・10L以上の貯水排水施設がある
・炊事設備がある
・室内高1,600mm
などの条件をクリアする必要があります。
ライトキャブコンの平均価格としては、オプションやグレード等にもよりますが、新車で500〜600万円前後です。フル装備かつ様々な手数料や税金まで入れると、600万円以上かかることもあります。
私たち夫婦は購入後の維持費のことも考え、本体価格税込で約450万円の「中古車」を購入しました。(購入当時で年数1年半落ち、走行距離:3万km)
それでは、実際に購入してからの維持費をご紹介していきます。
税金
キャンピングカーも通常の車と同様、所有すると2種類の税金がかかります。
自動車税
毎年5月頃に納付する必要のある「自動車税」。
キャンピングカーは特殊車両に分類されており、年間排気量によって納付額が異なります。我が家のキャンピングカーの年間排気量は、1798ccであるため、毎年31,600円の自動車税を納めています。
同じ排気量の一般車両の自動車税が36,000円または39,500円のため、キャンピングカーの方が1〜2割程度安くなります。
重量税
自動車税とは別に2年に1回、車検のたびに発生するのが「自動車重量税」です。
重量税は車両の重量に応じて課税されますが、8ナンバーを取得したキャンピングカーは特殊車両扱いなので、一般車両に比べると割安な価格設定になっています。
実際に我が家の「マンボウファミーユ」の重量は2470kgで、4年目車両になるため、車検時に24,600円納付していますが、同じ重量の一般車両では49,200円であるため約5割安い計算になります。
保険
キャンピングカーの保険は一般車両と同様に「自賠責保険」と任意加入の「自動車保険」の2種類があります。
自賠責保険
「自賠責保険」は自動車を所有されている方であれば、全員が加入する義務のある保険です。
事故を起こした際に被害者を救済するための保険となっているため、料金は一定です。保険料は定期的に改定され、契約期間によっても料金は異なりますが、「マンボウファミーユ」は24ヶ月の契約で22,450円でした。
任意保険
任意保険は、自賠責保険だけではカバーしきれない損害を補償する保険です。
我が家の任意保険は車両保険や様々な補償を入れているため、年間約5万円の支払いです。これはあくまでも我が家のケースであり、加入者の年齢や等級、保険内容等によって異なるのはもちろんのこと、特殊車両であるキャンピングカーの場合、加入できる保険会社も限られてきます。
また、キャンピングカーに備わっている家具や家電・太陽光パネル等の精密機械に対する補償ができるかについても、保険会社によって異なります。
そのため、任意保険に関してはキャンピングカーに特化した保険代理店を中心に、複数の会社へ見積もりを依頼し、金額だけでなく補償内容についても見比べてみることをオススメします。
車検
通常の自家用乗用車の場合、初回車検は登録から3年後でそれ以降は2年毎に受けるのが一般的ですが、8ナンバーのキャンピングカーは初回から2年毎に受ける必要があります。
車検時にかかる費用内容としては
・交換部品代
・部品交換工賃
・自動車賠償責任保険料(自賠責保険)
・自動車重量税
・検査代行手数料
・印紙代
が挙げられます。
我が家の初回車検費用は総額約11万円、2回目の車検は約12万円で、部品の交換等しなければ約10万円前後くらいです。
また普通自動車や軽自動車の場合、ユーザー車検で通す方もいるかもしれませんが、整備不良による事故を防ぐためにも、キャンピングカーの車検は普段からキャンピングカーを扱うディーラーや販売店で車検を受けることをオススメします。
燃費
愛車の「マンボウファミーユ」は1798ccのガソリンエンジン、2WD仕様です。そして、肝心の燃費はだいたい7-8km/L。
仮にガソリン代が140円/Lで7km/Lの燃費を仮定し、500km走った際には10,000円のガソリン代がかかる計算になります。
その他費用
キャンピングカーを長く使用するためには、定期的に消耗品を交換する必要があります。
使用頻度により異なるものもありますが、消耗品の交換については、以下の目安での交換が推奨されています。
(例)
・オイル交換 3,000〜5,000km
・オイルフィルター交換 10,000km〜15,000km
・ブレーキオイルの交換 2年毎
・タイヤ交換 2〜3年毎
・サブバッテリー 3〜4年毎
その他にも消耗品は色々ありますが、我が家はそろそろタイヤとサブバッテリーを交換する必要があるので載せてみました。
ランクにもよりますが、「マンボウファミーユ」で使用しているタイヤは4本で10〜18万程度、サブバッテリーは3つで6〜10万程くらいになりそうとのことでした。
ちなみに、その他の維持費のなかには駐車場代もあげられますが、我が家は0円で済んでいます。
一般普通車の頃と比べ、増えた維持費は約2割程度。
キャンピングカーを購入する前は「家計を圧迫するのではないか」と不安もありましたが、一般普通車の頃と比べると、増えた維持費は2割程度で済み、今のところホッとしています。
キャンピングカーの購入を検討している方は、購入費用以外にも「税金」や「保険料」「その他の維持費」を事前に把握してから購入プランを練ることをオススメします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回の記事が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。