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【イワシを焼いた!】車中泊のニオイは、活性炭強化の空気清浄機でどこまで軽減できるのか検証した

空気

愛車やキャンピングカーのニオイが気になったことはありませんか。
車中泊や車内調理を続けていると、自分ではニオイに慣れてしまい、どの程度ニオイが残っているのか分かりにくくなります。

そこで筆者は、この不安を解決するために、活性炭を強化した空気清浄機を導入しました。

本当に消臭効果があるのかを確かめるため、実際に車内でイワシを焼き、その後ブラインドテストも実施しました。
果たして、魚を焼いたニオイはどこまで消えたのでしょうか。

※本記事はメーカーより製品をご提供いただき、制作しています。

キャンピングカーは思った以上に生活臭が発生する


キャンピングカーの外装

人の家やクルマに入ったとき、「その家やクルマならではのニオイ」を感じたことはありませんか?
生活臭や体臭など、さまざまなニオイが混ざり合って生まれるものだと思います。

一方で、自宅や自分のクルマのニオイは、ほとんど感じません。
おそらく慣れてしまって、自分では認識しづらくなっているのです。

筆者が特に気になるのは、キャンピングカーです。

キャンピングカー車内

車内は自宅に比べて狭く、家族で過ごす時間も長いため、衣類や寝具、調理器具、食べ物、さらにはゴミ箱など、ニオイの原因になりやすいものが限られた空間に集まっています。
生活臭が発生しないわけがないのです。

それでも、本人や家族はそのニオイに気づきにくいものです。
かといって、人のキャンピングカーに乗ったとき、ニオイを指摘する人は、そう多くないはず。

こうした事情が、筆者の不安をさらに増大させます。
しかも、これから気温が上がる季節になると、車内のニオイはさらに気になりやすくなります。

わが家には5歳の息子だけでなく、オムツをしている1歳半の息子もいます。
もし車内にオムツのニオイが残っていたとしても、他人なら気をつかって指摘しないでしょう。

そこで今回、こうしたニオイへの不安を少しでも解消するため、キャンピングカーに空気清浄機を導入することにしました。

ペットはいないが、ペット向け空気清浄機を選んだ


Levoit Core P350 空気清浄機の箱

今回導入したのは、「Levoit Core P350 空気清浄機」(以下「Core P350」)です。
実勢価格は15,000円前後で、Amazonではクーポン適用時に13,000円前後で購入できます。

なお、筆者が確認した2026年6月24日時点では、Amazonの静電式空気清浄機のベストセラー1位となっていました。

Levoit Core P350 空気清浄機操作板

操作部には肉球をデザイン化したペットロックボタン



Core P350は、Levoitの中でもペット向けに開発されたモデルです。
とはいえ、わが家にペットはいません。

ただ、オムツのおしっこ臭とうんち臭が心配な1歳半の息子がいるのです。

また、ペットのいたずらによる誤作動を防ぐ「ペットロック」も搭載されています。
この機能は、わが家で1歳半の息子はもちろん、好奇心旺盛な5歳児によるボタン操作の防止にも役立っています。

公式サイトでは、おしっこ臭や料理臭、ゴミ箱のニオイ、生活臭、タバコ臭などへの対応が明記されています。

Levoit Core P350 空気清浄機の内部

商品構成は本体、フィルター、フタの3点



さらに、極細不織布プレフィルター、高性能静電フィルター、ハイグレード抗菌フィルター、ARC式脱臭フィルターによる4層浄化を採用。

Levoit Core P350 空気清浄機のフィルター

なかでもARC式脱臭フィルターは、Levoitオリジナルフィルターの約10倍の活性炭を使用し、消臭効果が60%向上しているとされています。

キャンピングカーで使うことを考えると、本体サイズも重要です。

Levoit Core P350 空気清浄機の全体図

その点Core P350は直径約22cm、高さ約36cmとコンパクト。
それでいて適用面積は20畳、重さは約3.5kgと持ち運びやすく、8畳の空間を13分で清浄できる性能(CADR値:260m³/h)も備えています。

また、筆者が毎日のように愛用しているCOSORIのノンフライヤーと同じVeSyncブランドの製品だったことが、購入を後押しした理由のひとつです。

空気はキレイになったようだが、確信がもてない……禁断の実験へ


実際に使ってみると、本体は軽量・コンパクトで持ち運びしやすく、20畳まで対応するので、家の中でもキャンピングカーでも使いやすいサイズ感です。

消費電力も14〜39Wと省エネで、運転音も24〜46dB。
強運転にしない限り、音が気になることはほとんどありません。

Levoit Core P350 空気清浄機のタイマー

操作もシンプルで、2、4、8、12時間のタイマーや操作パネルの消灯機能も搭載。
使い勝手にも不満はありません。

そして、旅行後のキャンピングカーでひと晩運転すれば、翌朝にはニオイが気にならず、空気もキレイになったように感じます。

しかし、問題はそこです。
「空気がキレイになった気がする」という感覚だけでは、本当に効果があるとは言い切れません。

そこで筆者は、ひとつの実験を思いつきました。
あえて車内で、普段は調理しないイワシを焼く。

そして空気清浄機を約24時間稼働させたあと、何を焼いたかはもちろん、車内で調理したことさえ知らない家族にニオイを確認してもらう――。

このブラインドテストなら、「Core P350」の消臭効果をより客観的に確かめられるはずです。

イワシの香りが車内に充満するにつれて、膨らむ後悔


キャンピングカーで使用するノンフライヤー

筆者はキャンピングカーに「COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー」を積んでいます。
調理だけでなく、お弁当やピザ、パン、お惣菜の温め直しにも便利だからです。

業務スーパーで購入した冷凍の「バルト海いわし」をバスケットに並べ、195℃で10分加熱。
数分もすると、ジュージューという音とともに、焼きたてのイワシ特有の香りが車内いっぱいに広がっていきます。

いわし調理後

焼き上がったイワシは、骨などを気にすることなく、頭から丸ごと食べられるサイズ。

いわし調理後

食べながら、「このニオイがとれなかったらどうしよう」と不安に震えました。

そんな不安を抱えながら食事を終え、「Core P350」を最大出力で運転開始。
ドアを閉め、約24時間の消臭テストがスタートしました。

ゼロとは言わないが、気にしなければわからないレベルまで消臭


キャンピングカー車内でLevoit Core P350 空気清浄機

約24時間後――正確には家族の都合もあり、21時間後に確認しました。
前日の18時に実験を始め、翌日の15時に、閉めきっていたキャンピングカーのドアを開けます。

ムッとするようなイワシのニオイを覚悟していたのですが、実際には前日に調理したことを知っている筆者でも、「うっすらとニオイがするかな」と感じる程度でした。

Levoit Core P350 空気清浄機の吸気箇所

本体の全周に配置された吸気口から空気を吸い込んで清浄



そこで、調理したことを知らない家族にもニオイを確認してもらいました。

妻は「言われれば、魚のニオイがする気がするけど……」という反応。
5歳の息子は「何もニオイしない」とのこと。

さらに、普段はキャンピングカーに乗る機会の少ない母にも確認してもらったところ、「言われてみると、そんな気もするけど、わからない」との答えでした。
もちろん、ニオイが完全にゼロになったわけではありません。

しかし、意識して探さなければ気づかないレベルまで軽減されており、「Core P350」の消臭効果は想像以上でした。

コストパフォーマンスは使用頻度次第!ニオイへの不安はしっかり解消


キャンピングカーの車内でイワシを焼くという、少々無謀な実験を行った結果、「Core P350」の消臭性能には十分満足できました。
キャンピングカーやクルマのニオイが気になる人にも、自信をもっておすすめできる一台です。

ポータブル電源で空気清浄機を稼働

また「Core P350」は消費電力が小さいので、ポータブル電源でも使いやすいのが魅力。

一方で、実勢価格は15,000円前後と、決して格安ではありません。
そのため、筆者のように普段は自宅で使い、車中泊や旅行から帰った後はキャンピングカーで使うというスタイルであれば、コストパフォーマンスは十分高いと感じます。

また、筆者は以前ラブラドールレトリバーを飼っていました。
ペットのニオイも、一緒に暮らしている本人は気付きにくいものです。

その点でも、もともとペット向けに開発された「Core P350」は、本来の実力を発揮してくれる製品だと感じました。

まとめ


今回の検証を通して、筆者の「キャンピングカーは実は臭うのではないか」という不安は、かなり解消されました。

今では、キャンピングカーを使った後は「Core P350」をひと晩運転。
これだけで、友人や知人を乗せても「本当は臭いと思っているのでは?」という心配をせずに済むようになりました。

とはいえ、実験方法は少々やり過ぎだったかもしれません。
「クルマのニオイが気になる」という不安を確かめるために、自ら車内でイワシを焼く必要が本当にあったのか――。

今となっては少し疑問ですが、少なくとも「Core P350」の消臭性能を確かめる実験としては、これ以上ないほど分かりやすい検証になったと思います。
……とはいえ、同じ実験はおすすめしません。

齋藤千歳

北海道千歳市在住・フォトグラファーライターです。 新しいカメラ・レンズを見ると解像力などのチャートを撮影したくなり、新しいガジェットを手に入れるとレビューを書きたくなるという性癖をもっています。 北海道の自然・風景を撮影することが目的ではじまった車中泊をより快適にできるように、さまざまなアイテムを購入するのが目下の趣味です。 ぼろフォト解決シリーズというカメラ・レンズ関連の電子書籍の出版者でもあります。