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【キャンピングカーDIY実例】キャラバンを断熱化!壁・天井の施工とウッド内装仕上げの苦労

キャラバンDIY断熱効果

私は日産キャラバンをDIYでキャンピングカー仕様にしましたが、その中でも特に力を入れたのが、壁と天井の断熱施工です。
キャンピングカーや車中泊仕様車をDIYする際、家具やベッド作りに目が向きがちです。

しかし、車内の快適性を大きく左右するのは「断熱」といっても過言ではありません。

車のボディは薄い鉄板一枚で外気と接しているため、夏の室内は50℃以上、冬は冷蔵庫の中のような寒さになることもあります。
そこで私は、夏の暑さや冬の寒さを少しでも和らげるために断熱材を施工しました。

さらに、その上からウッドパネルを張ることで、見た目にも雰囲気のある車内に仕上げています。
この記事では、使用した断熱材や材料費、施工時に苦労したポイント、完成後に実感した効果まで、実体験をもとに詳しく解説します。

これからキャンピングカーや車中泊仕様車をDIYに興味ある人は、参考にしてください。

キャラバンの車中泊仕様DIYで断熱を重視した理由


がらんどうのキャラバン

車は薄い鉄板一枚で外気と接しているため、夏は車内が非常に暑く、冬は冷え込みます。

断熱を行うことで、次のようなメリットがあります。

・外気温の影響を受けにくくなり、夏は暑さ・冬は寒さを軽減できる
・エアコンやヒーターなどの冷暖房効率が向上する
・車内外の温度差による結露を抑えやすくなる
・雨音や走行音が軽減され、車内が静かになる

特に長期間の車中泊を考えている人は、断熱は快適性を大きく左右する重要なDIYです。

壁・天井の断熱と内装施工に使った材料と費用


今回、壁と天井の断熱・内装施工に使用した主な材料はこちらです。

・デッドニングシート
参考商品▽


・アクリアウール
参考商品▽


・木材(下地)
・木材(仕上げ材)
・ベニヤ板(9mm)

壁・天井の施工にかかった費用は、合計約47,000円でした。
断熱材そのものの費用は約1万円でしたが、下地材や内装材も含めると約5万円ほどかかりました。

【内訳】
・断熱材:約10,000円
・木材:約27,000円
・その他:約10,000円

キャラバンの壁・天井を断熱化、ウッド張りする手順


ここからは、実際に私がキャラバンの壁・天井を断熱化し、ウッド張りに仕上げた手順を紹介します。

内装を取り外して施工準備


断熱施工作業中

最初に行ったのは、車内の内張りをすべて取り外しました。
キャラバンの内張りはクリップで固定されている箇所が多く、内張りはがしがあるとスムーズに作業ができます。

作業時間は約1時間ほどで、壁や天井の内張りをすべて取り外すことができました。

ウッドパネル固定用の内装下地材を組む


断熱施工中

次に、ウッドパネルを固定するための内装下地を木材で組みました。
下地材は完成後には見えなくなる部分ですが、ウッドパネルをしっかり固定するための土台となる重要な工程です。

そのため、この段階でしっかり位置を決め、丁寧に施工しました。

下地材の施工は、壁で約2時間、天井で約2時間かかりました。

車体の形状に合わせて断熱材を施工


断熱施工中

下地材を組み終えたら、車体の形状に合わせて断熱材をカットし、隙間ができないようにはめ込んでいきます。

断熱施工中

細かな隙間には小さくカットした断熱材を詰めて、下地材でしっかり固定します。

この作業は地味で大変ですが、断熱性能や結露対策に大きく影響する重要な工程です。
隙間が多いほど外気の影響を受けやすくなるため、時間をかけて丁寧に施工しました。

断熱材の施工は、全体で2〜3時間ほどで完了しました。

ベニヤ板で天井の土台を作る


断熱施工中

断熱材を施工した後は、ベニヤ板を車体に合わせて加工し、下地材の上に固定していきます。

一般的には、下地材の上に仕上げ材を固定するのですが、その方法では天井がよくある木目調のデザインになってしまいます。
そこで筆者は、唯一無二の天井にしたいと考え、下地材の上にベニヤ板を施工しました。

ベニヤ板の土台作りは、約4時間かかりました。

ベニヤ板を土台にしたことで、次のメリットがあります。
・天井のデザインを自由に決められる
・天井全体の強度が高まる
・後から加工・取り付けがしやすい

一方でデメリットは、車内高が低くなることです。

本来であれば下地材と仕上げ材で済むところに、9mm厚のベニヤ板を追加しているで、その分天井が低くなります。
「たった9mm」と思うかもしれませんが、限られた車内空間では数ミリの違いでも圧迫感に影響します。

ヒノキ材でウッドの内装を仕上げる


木材カット中

最後は、ヒノキ材を使った仕上げ作業です。
この工程は、DIYの中でも私が最もこだわった部分でした。

使用したのは、100×1,980×10mmのヒノキ材。
ホームセンターで、5本1束2,178円で購入しました。

まずは、「どんな天井にしたいか」を想像します。
私は設計図を作らず、大まかな完成イメージだけを決めて作業を始めました。

あとは、そのイメージに合わせて木材を一枚ずつ加工し、パズルのように木を加工しながら貼っていきます。

実際にやってみて、一番大変だったのは木材の加工でした。
まさに「パズルのように木を貼っていく」作業で、一枚一枚、形や長さが異なるため、その場で次に貼る木材の形を考え、メジャーで寸法を測り、角度は目測で決めながら加工を繰り返します。

天井のウッド張り中

まさに「パズルのように木を貼っていく」作業で、加工しては貼り、また次の形を考える……という地道な作業の連続でした。
その分、既製品にはない、唯一無二の天井が出来上がったときの達成感は格別です。

仕上げ材の作業だけで、約2週間ほどかかりました。

キャラバンに断熱施工して実感した効果


断熱施工からウッドパネルの仕上げ材までにかかった期間は、約1カ月でした。

DIY初心者だったこともあり、壁と天井だけでも多くの時間を費やしましたが、完成後は「やって良かった」と心から感じています。
断熱施工を行ったことで、施工前に比べて外気温の影響を受けにくくなりました。

断熱天井完成

真夏でも完全に快適になるわけではありませんが、カーエアコンの効きが良くなり、炎天下で車内に熱がこもる感覚も、以前より軽減されています。
また、雨の日は屋根に当たる雨音が以前より小さくなり、断熱だけでなく防音効果も感じられました。

断熱施工完成

ヒノキ材を一枚ずつ加工して仕上げた木目の天井は、車内全体の雰囲気も大きく変わり、「車」というよりも「小さな家」に近い、居心地の良い空間になっています。

これからDIYで断熱施工する人へのアドバイス


壁や天井の断熱は、完成すると見えなくなる部分です。
しかし、車中泊の快適性を大きく左右する、とても重要な工程でもあります。

作業を焦って進めるよりも、一つひとつ丁寧に型取りをし、隙間ができないよう施工することが、仕上がりや断熱性能の向上につながります。

また、断熱材や木材、内装材を取り付けた後は簡単にやり直しができません。
そのため、照明や換気扇、コンセントなどの配線ルートや電装計画は、施工前にしっかり考えておくことをおすすめします。

これからキャンピングカーDIYに挑戦する方は、ぜひ断熱施工にもこだわってみてください。

バンジャーニー

日産キャラバンをフルDIYでキャンピングカー仕様に改造! 日本各地をキャンピングカーで旅する様子を発信しています。 実体験をもとに、車中泊・キャンピングカーDIY・旅に役立つ情報などなど、沢山の情報をお届けします!