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【車中泊ベテランが解説】睡眠不足知らず!少しの工夫で夏の車中泊も快適に眠ろう!!

車中泊プロが解説!夏の車中泊でもぐっすり寝るコツとは?

夏の車中泊は工夫すれば快適に眠れます!


夏の車中泊と聞くと「暑くてぐっすり寝られないんじゃない?」「寝られなくて寝不足になりそう」そんな不安はありませんか?

しかし、夏の暑さの中での車中泊もしっかりとした対策や工夫をすることで快適に睡眠をとることは可能です。

そこで、本記事では車中泊経験100回以上の車中泊のプロが「夏の車中泊でぐっすり眠れるコツ」を紹介します。

夏の車中泊での睡眠の悩みをお持ちの方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

最後には夏の車中泊には欠かせないおすすめのグッズも紹介しているのでチェックしておいてください。

夏の車中泊でぐっすり眠れない理由はたったこれだけ


夏の車中泊 眠る キャンピングカー

そもそも夏の車中泊でぐっすり眠れない理由は何なのか?

その原因を考えていきましょう。

夏の車中泊で快適に寝られない理由を知ることで、より具体的な対策や工夫の仕方を理解しやすくなります。

夏の車中泊のぐっすり寝られない理由はたった3つだけ!

・夏の不快な暑さ・湿気
・蚊などの不快な虫
・他の車のエンジン音などの騒音



夏の不快な暑さ・湿度


夏の車中泊 眠る 景色

日本の夏は特にジメジメとした湿気もあり、高い気温と同じく不快に思う方も多いですよね。

実際にわたしも夏の不快な暑さによって車中泊で寝られなかった経験は1度や2度ではありません。

特に車中泊をはじめた頃は対策も知らずにしんどい思いをしたこともあります。

とはいえ、夏の不快な暑さも対策をすることで和らげることは可能です。

夏の車中泊で快適に過ごすためのおすすめグッズを最後に紹介していきます。

蚊などの不快な虫


夏の車中泊 眠る アイテム

夏の車中泊で快適に寝られない理由の2つ目は夏場になると出てくる蚊などの不快な虫

1匹でも車内に入ってしまうと耳元で蚊の飛ぶ音がして寝付けないこともあります。

蚊だけでなく、蜂やハエなどの虫も夏は特に多いので注意しておく必要があります。

他の車のエンジン音などの騒音


夏の車中泊 眠る 騒音

夏の車中泊が寝苦しい理由に「バスやトラックのエンジン音などの騒音」も挙げられます。

バスやトラックの走行中の騒音を遮るために窓を閉め切ると、車内の気温は必然的に上昇してしまいます。

また、バスやトラックは停車中も車内のエアコンを使用することが多いため、排気ガスなどの熱風が車外の気温の上昇に影響していることも考えられます。

夏の車中泊で快適に寝られない3つの理由を紹介してきました。

次の章ではこれらを解決するために「夏の車中泊でもぐっする眠る5つのコツ」を解説します。

次のページ▷▷▷【夏の車中泊で眠るためのコツや、おすすめのグッズをご紹介します!




夏の車中泊で快適に眠る5つのコツ


夏の車中泊 眠る キャンピングカー

この章では「夏の車中泊で快適に寝るための5つのコツ」を紹介していきます。

上記で紹介した夏の車中泊で快適に寝られない理由・原因とセットで確認しておくといいでしょう。

夏の車中泊でも快適にぐっすり寝るための5つのコツはこちら。

・冷感機能のある寝具を使用する
・クーラーや扇風機などの導入
・なるべく暗い場所に駐車する
・バスやトラックの駐車場から離れる
・トイレから近すぎる場所は避ける



冷感機能のある寝具を使用する


夏の車中泊 眠る 冷感アイテム

夏の車中泊の睡眠を快適にする1つ目のコツは「冷感機能のある寝具を使用する」です。

夏場の車中泊には必ずと言っていいほど使用しています。

冷たく感じる強さも寝具によって異なるのでなるべく冷感機能の高いものを選ぶといいでしょう。

また、枕カバーや敷きパッドにも冷感機能を持つ寝具を使用することでよりひんやりと気持ちよく睡眠をとることができます

クーラーや扇風機などの導入


夏の車中泊 眠る 扇風機

夏の車中泊でも快適に寝るための2つ目のコツは「クーラーや扇風機などの機会を導入する」です。

やはり、冷感ブランケットだけでは快適な睡眠は確保しづらいことも多いです。

冷感ブランケットと合わせて扇風機で車内の空気を循環させて熱がこもるのを防ぎましょう

充電式のクーラーや扇風機も多くあるので検討してみてもいいでしょう。

車中泊のプロがおすすめするクーラーや扇風機は最後に紹介しているのでチェックしておいてくださいね。

なるべく暗い場所に駐車する


夏の車中泊 眠る 駐車場

夏の車中泊で快適に寝るための3つ目のコツは「なるべく暗いところに車を停車させる」です。

日中であればなるべく日影で直射日光が当たりにくい場所を選ぶようにする。

太陽の熱によって車内の温度は上昇します。それを避けるために日影や屋根のある場所に停車するようにしてください。

また、夜間であれば街灯などの明かりが近くにない場所に停車するのがおすすめです。

街灯などの光がある場所に停車してしまうと、虫が寄ってくることも多く車内にも虫が入りやすくなります。

街灯の近くは明るく荷物の整理がしやすい、防犯面でも安心というメリットはありますが、夏場の虫が多い時期には街灯やライトの下での駐車は控えた方がいいでしょう。

バスやトラックの駐車場から離れる


夏の車中泊 眠る キャンピングカー

バスやトラックの駐車場から離れた場所に車を停車させることも忘れてはいけない夏の車中泊で快適になるためのコツになります。

その理由は、上記でも触れましたがバスやトラックは停車中もエンジンをかけたままにしていることが多くあります。

そのため、バスやトラックの近くは排気ガスによって温度が高くなりがちです。

温度が高くなるような場所にはなるべく停車しないように心がけることが大切といえます。

また、エンジン音による騒音もなるべく避けたいので、大型バスや大型のトラック専用の駐車場付近にはなるべく駐車しないようにしましょう。

トイレから近すぎる場所は避ける


夏の車中泊 眠る トイレ

夏の車中泊で快適に睡眠をとるためのコツ5つ目は「トイレから近すぎる場所は避ける」です。

その理由はトイレの近くには電気がついていることが多く、虫が集まりやすくなっています

当然、トイレの近くで車中泊をしていればトイレに集まってきた虫が車内に入り込んでくる可能性も高くなります。

それを避けるためにもトイレ付近での駐車はおすすめしません。

さらに、トイレは不特定多数の人が利用します。

利用者の話し声や足音も気になるのでトイレの近くは車中泊にはあまりおすすめではないですね。

夏の車中泊におすすめの睡眠グッズ


夏の車中泊 眠る キャンピングカー

上記では夏の車中泊の注意点やコツを紹介してきました。

最後に「夏の車中泊を快適にするおすすめの睡眠グッズ」を紹介します。

一つでもこういったグッズを導入して夏の暑い季節でも車中泊を楽しめるように工夫していきましょう。

【冷感タオルケット】ニトリ・Nクールシリーズ


夏の車中泊 眠る 冷感アイテム

おすすめ度No.1の車中泊グッズですが、冷感タオルケットは夏の車中泊にはかかせない便利グッズですね。

冷感タオルケットも様々な種類がありますが、ひんやり感がより強いものをおすすめします。

さらさらとした感触で汗をかいてもベタベタしないので適度に身体を冷やして快適な睡眠を手助けしてくれます。


【充電式サーキュレーター】ニトリ・充電式ファン


夏の車中泊 眠る 扇風機

冷感タオルケットと合わせておすすめしたい充電式サーキュレーターですね。

車内に風が吹くことで不快な暑さも和らぎます

製品によってはモーター音が大きくて眠りの妨げになるものもあるので静寂性もしくは静音機能のあるものを選ぶといいでしょう。

参考記事:【2023年】車中泊におすすめ!充電式扇風機5選

【ポータブルクーラー】ECOFLOW・WAVE2


ポータブルクーラー

車内全体をしっかりと冷やしたいという方には車載可能なクーラーが断然おすすめですね。

上記のECOFLOWのWAVE2は専用のバッテリーを使用することで最大8時間の使用も可能。

一晩車内で快適に寝る分には充分な機能を併せ持っています。

さらにECOFLOW/WAVE2は夏場のクーラーとしてだけでなく、寒い冬にも暖房として使用できるのがポイント。

冬には別でヒーターやストーブなどのグッズを用意していた方もこれ1台でまるっと気温の悩みを解決できますよ。


まとめ:夏の車中泊は工夫次第で快適に睡眠がとれる!


夏の車中泊 眠る 窓

夏の車中泊での快適な睡眠について解説してきました。

わたしも夏の車中泊ではぐっすりと寝られない経験をたくさんしてきました。

とはいえ、今では暑さ対策や工夫をしてぐっすりと快適に寝ることができています。

夏の車中泊は暑くてしっかりと寝られない、どんな対策をしたらいいのか分からない。

という方の参考になれば嬉しいです。夏の車中泊は対策次第で睡眠の質は変わるはずです。

さん子

キャンプやアウトドア専門のWebライター キャンプ歴15年・キャンプ用品店経験、キャンプ場スタッフ経験あり。現在は瀬戸内海に浮かぶ島を拠点に全国各地を旅しています愛車は中古で購入したNV200バネットを車中泊仕様にDIY!自作バンライフでの旅の様子やおすすめスポットなどを紹介していきます!目標はパートナーと一緒に日本一周!