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ギア・アイテム

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「ルーフテント」でキャンプと車中泊は変わった

ルーフテント

その昔、わが家のキャンプはテントの設営、キャンプ飯、川遊びの段取りなどを家族で天手古舞して過ごすものでした。

そして当時の願いは、キャンプ飯や川遊びに時間が欲しかったので、テントの設営だけでも簡単に済ませたいと言う思いがありました。

月日が流れ2009年、もうわが家ではファミリーキャンプの時代が過ぎ去っていましたが、念願の「ルーフテント」がやってきました。

今回は、「ルーフテント」が変えたキャンプや車中泊の仕方、その魅力や使って気付いたことをご紹介します。

「ルーフテント」とは


ルーフボックス

「展開することで、居住空間を出現させる魔法の箱」、主にそのタイプは2種類あります。

1. 大きなルーフボックスのような上ブタを昇降させるタイプ
2. 上下のフタを「ヒンジ」を支点に片方を持ち上げるタイプがあります。

仕様


垂直昇降タイプ

私のルーフテントは、1の垂直昇降タイプで

全長 約200cm
全幅 約130cm
最大開口高 約90cm
重量 約55kg
のFRP(繊維強化プラスチック)製です。

全長は2mあり、昇降用のスクリューギアのボックスが頭と足元にくるので180cmの身長でギリギリです。

横幅はテント内に障害となるものがないので、ほぼ仕様通りの内寸があり、大人2人が横になれるスペースが確保されます。

垂直昇降タイプの使用方法


ベースキャリア

本体は車のベースキャリアの上に専用の取付金具で固定します。

居住空間はハンドルバーでスクリューギアを回転させて上ブタ部分を昇降させると出現します。

ラダー

居住空間は高さが約90cmあり、乗り降りはラダーで行います。

虫よけネット

出入りは、左右に計二か所で虫よけネットが付いています。

閉じた状態

閉じた状態でも内部に空間があるので、ラダーや寝具を収納することが可能です。

このタイプは、上フタに30kgまでの荷物を載せることができます。

※軽自動車の高さ制限(250cm)があるので、この車には荷物を置いていません。

段ボール、カーペット、エアマット

寝床の準備として、段ボール→カーペット→エアマットの順に重ねています。

以前使用していた純正のマットレスはスポンジにマットカバーを被せたものでしたが、スポンジの寝心地が悪かったので2年目に廃棄して、自分の好む寝心地の仕様に変更しました。


「ルーフテント」でどう変わったか


ルーフテント からの眺め

「ルーフテント」で気に入っているところは、眺めがいいところです。

朝にキャンプ場やRVパークで目が覚めて外を見渡すと結構高いので、眺めがよくて気分爽快です。

キャンプが変わった


ルーフテント 1

わが家のキャンプですが、子供達は一緒に行動しなくなり、夫婦だけで行くこともなく、ソロキャンプがメインになっていました。

キャンプ場を川遊びや名所旧跡巡りの宿泊地として利用していましたので、やはりテントの準備は時間を短縮したいとの思いがありました。

それで、「ルーフテント」の購入で変わったのは次のようなことです。

時間の短縮
「ルーフテント」は上ブタを上げると直ぐに寝ることができる状態なので、寝床の設営時間が大幅に短縮できるようになった。

時間の余裕
キャンプの準備や帰りの手仕舞いが早く済むことで、キャンプ場へ到着する時間や帰りの出発時間に余裕ができ、ゆったりとした時間を過ごすことができるようになった。

時間を振り分けて余暇が充実した
時間の余裕を他の行動に振り分けて、余暇を充実させることができるようになった。

例えば、仕事終わりの金曜日に出発して深夜のキャンプ場(要事前連絡)到着後数分で設営就寝。

翌日フル行動で楽しみ日曜日の朝には帰宅。

こんな感じで簡単で気ままな旅を実行できるようになりました。

車中泊はどう変わったか


車内様子

「ルーフテント」前はもっぱら高速道路のSAでの仮眠をしていました。

「ルーフテント」後は道の駅とSAで仮眠をし、主にキャンプ場やRVパークで「ルーフテント」を設営して車中泊をしています。

ここで注意点ですが、道の駅やSAでは「ルーフテント」は寝床として使用しないようにしましょう

結果、「ルーフテント」に変更後は車中泊の内容が変化したわけではありませんが、使い分けをするようになりました。

キャンプ場やRVパークでも車中泊はできますが、車の中を寝床に仕立てるより、「ルーフテント」を寝床にする方がより簡単で早く就寝できます。

快適な車泊のための選択肢が増えたと言えます。

次のページ⇨ ルーフテントを使用する上での注意点などを紹介していきます!

「ルーフテント」はこんなときに使う


ルーフテント 2

私は、キャンピングカー歴5年になりますが、旅にでるときに「手間のかからない旅がいいな」と思うことがちょくちょくあります。

夫婦2人と愛犬2匹で生活していますが、常に一緒に行動することもありませんし、特に私は若い時から「きままな旅」が好きだったので、1人+愛犬1匹での旅行も実行しています。

それほど遠くに行かず、現地での機動力が必要なときなどは、小回りの利く車で車中泊でいいやと思います。

そんな時「ルーフテント」を使いキャンプ場やRVパークで一泊、そこを拠点に温泉や名所旧跡に行くのにはピッタリです。

「ルーフテント」を使うことで感じたこと


車中泊で最も進化した形がキャンピングカーだとすると、「ルーフテント」は普段乗りの車で寝ることを簡単にし、寝心地を向上させた車中泊の進化形だと思います。

テントの設営にキャンプの楽しさを感じている方には分かりにくいところかと思いますが、「ルーフテント」を使うと設営の簡単さから時間に余裕が生まれ、単純ですが嬉しくなります。

テントの設営も嫌いではないのですが、一度設営すると場所をかえることが容易にできないテントに比べ、「ルーフテント」はポップアップした後でもキャンプ場内やRVパーク内なら場所の微調整は簡単にできます。

「カタツムリ」のように自前の家を背負って、何処へでも行けるのが最大の魅力ではないでしょうか。

「ルーフテント」を使用する上での難点


ルーフテント3

「ルーフテント」の最大の難点は重量が重いことです。

車の天井に「ルーフテント」を載せるのに人力であれば2人以上が必要となり手軽さをスポイルしています。

これは、相当な難点です。

おまけに立体駐車場や高さ制限のある出入口などの利用が多い方には、頻繁に「ルーフテント」の積み降ろしをすることになるので、重労働であることは否めません。

私の場合も今後の課題で、いっそのこと積み降ろしの手間を省くためカーゴトレーラーに積んで駐車場に預ようかと考えています。

「ルーフテント」を使用する上での注意点


ルーフテント 4

私の考えですが、「ルーフテント」を車載するのに適した車種は、車の重心が低い位置にあり、車幅が広く車の動きに踏ん張れる車種、現在これはと思い浮かぶ車が少ないステーションワゴンなどが適しているように思います。

ルーフテントの発祥であるヨーロッパでは自動車メーカー各社のラインアップにも多く見かけるもので根強い人気のある車種です。

そんな理想の車種から考えると軽自動車×ルーフテントの取付は大変な部分があります。

私が軽自動車へのルーフテント取り付けた際に悩んだこと、「耐荷重問題」です。

軽自動車の天井に装備する為、耐荷重を気遣います。

「ルーフテント」を積むと重心が高い位置になるので、大きなカーブを曲がる際には「ふらつき」を感じながら運転することになり、とても苦労しています。

また、ルーフテントを荷造り用ベルトで補強をしていますが、しっかりと固定をしないと落下の危険性もある為、注意しながら取り付けています。

ですから、装着を検討される方には、適合性を「ルーフテント」や「キャリア」のメーカーか或いは信頼できる販売店の意見を聞かれて、リスクの少ない装着方法を選択していただきたいと思います。

まとめ


ルーフテント 内部

今年で「ルーフテント」の使用歴は12年になります。

難点や注意点を克服することは簡単ではありませんが、キャンプ場での使い勝手は最高で、手軽に車泊することができるアイテムだと言うことは間違いないです。

私はキャンピングカーの次は、また「ルーフテント」に戻ろうかと考えています。

車は小型のSUVで「ルーフテント」を「カーゴトレーラー」に載せて引く、なんてことも「夢」の一つとして、思い描いています。

歳のことを考えると、体力は落ちるでしょうから、ますます色々なことを簡単にできるように工夫しつつ、安心安全な車旅をしたいものです。

kenjii

35年前のキャンプ道具を大切にしているキャンプ好き還暦+2な私です。 長年の夢だったキャンピングカーも5年目、まだまだ全国巡りは進みませんが、カヌーを載せ自転車を載せ、家内と二匹の犬と毎日わくわくが続いています。 今年はSUPも加えて、喜ぶ(???)犬を載せて水上散歩。