ポータブル電子レンジ&フードウォーマー4選

車中泊で使える!ポータブル電子レンジ&フードウォーマー4選




バッテリーで使うマキタ「充電式電子レンジMW001GZ」調査時価格82,975円(税込)




大きな電力を必要とすることから、持ち運びが可能な製品であっても完全なコードレスとはいかないのが電子レンジ。

しかしMakita(マキタ)の「充電式電子レンジMW001GZ」は、同社の40Vmaxバッテリー(別売り)と併用することで、電源のない場所でもスタンドアローンで動作する製品です。

デジタル表示の操作パネルを搭載し、10秒~20分まで10秒刻みで加熱時間を設定できます。

出力は350/500Wの二段階で、短時間高出力機能により約8分後に自動で500Wから350Wに切り替わります。

庫内容量は8Lで、掃除のしやすいフラットテーブル設計。

バッテリーは1本でも使用可能ですが、十分な機能を発揮するには2本使用が推奨。

目安としてバッテリー2本使用時、350Wで最大約48分、500Wで最大約35分の使用が可能とのこと。(※使用するバッテリーにより異なる)

重さはバッテリーを除いて8.8kgとやや重めですが、十分に持ち運びが可能です。

比較的高額な商品であり、バッテリーと充電器が別途必要となりますが、電動工具でお馴染みのマキタ製であることも安心要素です。

食事の温めに特化したAlfredx「JRB 12V」調査時価格8,450円(税込)




上記2商品は本格的な電子レンジですが、より安価で手軽な製品として、食品の温めに特化したギアも海外製品を中心に数多く展開されています。

Alfredx「JRB 12V」は「ポータブルオーブン」と表記されていますが、フードウォーマーと呼んだ方がイメージに近い製品かもしれません。

ターンテーブルやタイマーはなく、ほとんどの食品を約1~2時間かけて適温に加熱します。

追加の加熱時間を必要としますが、冷凍食品の解凍も可能です。

ガラス、ステンレススチール、プラスチックなど、フラット底のさまざまな耐熱容器を使用可能。

容器の対応サイズは長さ11.5インチ(29.2cm)×幅9.1インチ(23.1cm)×高さ5.5インチ(14cm)まで。

DC12Vコンセントから通電すると、最高250℉(121℃)までゆっくりと食品を加熱し、自動で140℉(60℃)まで温度を下げます。

その後は自動的に循環し、時間設定や温度設定の必要はありません。

軽量かつ持ち運びが簡単で、ストラップにぶら下げるなどのスタイルも可能です。

FORABEST「FB-2001」調査時価格11,379円(税込)




FORABEST(フォーラベスト)「FB-2001」も同じく、「車載用ミニポータブル電子レンジ」「トラベル電子レンジ」と表現されていますが、フードウォーマーと呼べるでしょう。

電源は110/220Vまたは12/24Vに対応し、車内で使うことも想定されています

ガラス、金属、アルミホイル、厚紙など、通常はレンジ不可のさまざまな容器を入れることができ、食品を一定温度に温めます。

室温の食事なら約40~50分で適温に到達し、最大12時間温度を保ちます

対応サイズは長さ10インチ(25.4cm)×幅7インチ(17.8cm)×高さ5インチ(12.7cm)まで。

自動温度制御設計のため、ユーザーが好きな温度に設定することはできませんが、過熱も防止します。

輸入製品のため海外では高評価ですが、取扱説明書が日本語ではない場合があるとのことで少し注意が必要です。

購入前の注意点|まとめ


このほか、シングルサイズなど小型の家庭用電子レンジを車に持ち込むという方法もあります。

また、弁当箱タイプのフードウォーマーや、レトルトパウチ専用の加熱器も市販されています。

ただし、いずれの場合も電源との組み合わせに注意。

「車用」と書かれている商品はシガーソケットからのDC給電を特徴とすることが多いですが、給電方法は購入前に必ずチェック

サブバッテリーやポータブルバッテリーにつなぐ場合、調理だけで電気を使い切ってしまうのは現実的でありませんから、多少調理に時間がかかってもなるべく低消費電力の製品を選びたいです。

AC給電の場合はバッテリー容量だけでなくインバーターの性能とも適合している必要があります。

車内は振動が激しかったり、高温・低温になったりもするため、置き場所にも十分注意してください。

これらのことをクリアできれば、昼のあいだ「道の駅」や地元のスーパーで買っておいた珍しい食品を、ささっと温めて夕食なんてことも可能。

ぜひ旅先での食事を楽しんでください。