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ギア・アイテム

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子供に愛犬と大家族でキャンピングカー旅は大荷物?!コンパクト・使いやすい常備している荷物と収納方法

キャンピングカーで車中泊、荷物の収納方法

キャブコンタイプのキャンピングカーは普通自動車と比べて居住空間や収納スペースが広いことが特徴のひとつです。

しかし、あれもこれもと荷物を詰め込めば、あっという間に居住空間は荷物でいっぱいになってしまい、気づけば車内は散らかり放題…なんて経験をしたオーナーさんもいるのではないでしょうか?

そこで今回は夫婦と子供2人、愛犬3匹を連れて定期的に車中泊や車旅に出かけている筆者の荷物事情や収納方法をご紹介していきたいと思います。

「車内の快適性はそのままに、必要最低限の荷物は置いておきたい…」方や「荷物は減らしたくないけど、車内のオシャレは保ちたい!」「整理整頓が苦手で、車中泊前にバタバタ荷物を準備するのも面倒だな…」という方などは、ぜひチェックしてもらえたら嬉しいです。

衣服の選び方と収納方法のポイント


衣服

中間着やアウターはシワになりにくいものを選ぶ


子供を連れて車中泊を楽しむ際に嵩張る荷物として「衣服」があげられます。

大人の場合は必要最低限の洋服だけで済むのでまだいいのですが、体温調節が未熟で気を抜けばすぐに体調を崩してしまう小さな子供や、遊び盛りの子供がいれば大人の倍以上の衣服の準備が必要です。

しかし、限られた収納スペースに衣服を詰め込むとなると気になるのが「衣類のシワ」

車内でも使えるような小さなアイロンを準備しておけばこの問題は解決しますが、小さな子供がいる場合は毎回アイロンをかける暇なんてなく、安全面でもおすすめはできません。

シワになりやすい生地に使われている素材の多くは、リネンやコットン、レーヨンなどの天然素材。

そこで我が家では、直接肌に触れるインナーには天然素材を準備して、シワが気になる中間着やアウターにはポリエステルやナイロン、ウールなどのシワになりにくい化学繊維などを選ぶようにしています。

 衣類やタオルなどは圧縮袋を活用する


圧縮袋

狭い車内に衣類やタオル、おむつなどを収納する際に我が家で大活躍しているのが「圧縮袋」です。

衣類やタオルを圧縮袋に入れてしっかりと密閉しておけば、コンパクトに収納ができて害虫が侵入する心配もないので、小さな子供がいる我が家でも安心して車内に収納しておけます。

圧縮袋

圧縮袋はホームセンターやネットショッピング、100円ショップなどさまざまな場所でも売られていますが、掃除機を使わずに袋の空気が簡単に抜けるタイプのものの方が、車中泊にはおすすめです。

吊り下げ式収納袋を活用する


吊り下げ式圧縮袋

車中泊の際にコンテナやツールボックス、ボストンバックなどに収納する方も多いと思いますが、高さのあるキャブコンで車中泊を楽しむ我が家では、空間を最大限に利用できる「吊り下げ式収納袋」を使用しています。

吊り下げ式収納袋の大きさはメーカーによってさまざまありますが、我が家は居住空間にある上部の棚に入るサイズのものを購入。

圧縮袋に入れた衣類は更に小さく収納できて持ち手もあるので、自宅から車内までの持ち運びも簡単です。

使用する際に吊り下げておけば、衣類を簡単に出し入れできるので、車中泊だけでなくキャンプや旅行、自宅でも活用しています。

もし吊り下げた状態で走行したい場合は、荷物の落下を予防するために市販のメッシュネットなどを併用するのがおすすめです。

アウターはハンガーを活用


ハンガー

冬のシーズンだけでなく朝晩冷え込む春や秋の車中泊では、サッと羽織れるアウターは必需品

しかし、脱ぎ捨てたままにしておくと車内が散らかって見えるうえに居住空間が狭くなってしまいます。

ハンガー

そこで我が家では車内の上部にポールやメッシュネット、フックなどを後部座席やドア付近などに複数設置して、アウターやタオル、レインコートなどをサッとハンガーにかけられる工夫を行っています。

食器やキッチンツールはスタッキングしやすいものを選ぶ


キッチンツール

車中泊の楽しみ方の一つとして、車中泊飯があげられます。

キャンピングカーを購入した当初は鍋や食器などは自宅で使用しているものを使用していましたが、それだとどうしても多くの収納スペースが必要となっていました。

ツールボックス

そこでキッチンツールやカトラリーなどはスタッキングしやすい携行性に優れたものを選んでツールボックスに収納して、車内だけでなく車外でも調理がしやすいようにしています。

収納

スポンジや食器用洗剤などは液漏れ予防のために、しっかりと乾かした後にジップロックなどに入れてシンクに収納しています。

シューズボックスには「靴ホルダー」を利用


靴ホルダー

家族で車中泊をする場合、靴も嵩張る荷物のひとつだと思います。

我が家の場合、突然の雨でも車中泊を楽しめるようにレインブーツや替え靴も家族全員分準備しているので、備え付けのシューズボックスも対策を講じなければあっという間にギュウギュウ詰めになってしまいます。

そんな我が家が利用しているのが「靴ホルダー」です。

子供の靴なら1つで2足分が収納できて、取り出しも簡単。

我が家ではキャンピングカーだけでなく自宅でも大活躍しています。

寝具は「コンパクト」にする


寝具

車中泊で寝具は欠かせないアイテムの一つです。

我が家は湿気やカビ、ダニ、ニオイ対策として布団などの寝具は敷きっぱなしにはしないようにしていますが、その分車中泊では最も嵩張る荷物となっています。

そこで車中泊で使用する寝具はコンパクトに収納できるシュラフやマットを使用し、毛布や敷きパットは圧縮袋に収納

連泊する際はより快適に眠れるようにトゥルースリーパーなど市販のマットを使用することもありますが、その際は丸めて「荷締めベルト」を活用しています。

次のページ▷空間を最大限活用する方法をご紹介します!


空間を最大限活用する


車内の写真

狭い車内ではどんな空間も最大限に活用するのが車内をスッキリさせるポイントの一つです。

我が家では後部座席のリア部分の壁に設置した有孔ボードにフックやカゴを取り付けて、消臭剤や小物を収納したり、メッシュネットに荷物を載せたりできるようにDIYを行いました。

また、狭い収納スペースには小分けにしたおむつやポリ袋、ウエットティッシュを置いたり、お風呂セットなどを収納したりして、使いたい時にすぐ使えるようにしています。

電化製品や掃除用具は収納スペースにあった大きさを選ぶ


ドライヤー

車中泊の人気が高まっている現在、ドライヤーや調理家電、掃除用具など車内でも活躍する小型な家電が数多く販売されています。

筆者自身も雨の日や温泉巡りで頻繁に使用するドライヤーは、収納に困らない手のひらサイズで車内でも使用できるポケドラ」を購入。

小さいながらも十分に活用できるので、キャンピングカーの常備アイテムとして最適です。

収納

また、掃除用具は収納棚に入るサイズの充電式掃除機やコロコロ(フローリング、カーペット用)などを収納し、子供や愛犬が車内を汚した際でもすぐに使えるようにしています。

愛犬のフードやペットシーツの収納方法


防災備品

愛犬が3匹いる我が家は防災対策として常に3日分以上のフードとペットシートを常備し、車中泊の際は追加で宿泊分を準備するようにしています。

缶の容器に入ったウエットフードはそのまま収納していますが、ドライフードは「真空パック機」を用いて湿気やニオイ漏れを予防しながら、車内でも保存できるようにしています。

ペットシートはすぐ使う分だけを愛犬用スペースに収納して、予備分は圧縮袋を活用

圧縮袋は収納スペースを最小限にするだけでなく、ペットシートの劣化予防としてもおすすめです。

防災・救急アイテムはまとめてお気に入りツールボックスに


ツールボックス

キャンピングカーを購入した際に真っ先に準備したのが「防災・救急アイテム」でした。

以前記事でもご紹介しましたが、我が家では3日分家族が過ごせるような非常食や水などの防災アイテムから、一通りの怪我に対応できるように救急セットを常備しています。

そのため、防災・救急アイテムはどうしても量が多くなってしまい備え付けの収納棚では収まらなかったので、お気に入りのツールボックスに収納。

ツールボックス

バンクベッドに設置していますが、荷締めバンドやマジックテープなどを活用して落下するのを予防しています。

キャンピングカーに備えてあるアイテムを紹介している記事はこちら▷ 看護師ママがキャンピングカーに常備している防災グッズをご紹介!

まとめ


今回は我が家のキャンピングカーの収納にスポットを当ててご紹介しました。

小さな子供や愛犬を連れて車内泊をしようとするとどうしても荷物が多くなってしまいますが、さまざまなアイテムやアイデアを活用すれば、限られた空間でも快適に過ごせる収納方法を見出すことが可能です。

我が家もまだまだ収納に対する改善の余地はありそうですが、それを考えるのも楽しみのひとつとなっています。

ぜひ皆さんも愛車に合った収納方法を見つけて、楽しい車中泊を過ごしてくださいね。

racche

夫婦、男の子2人、愛犬3匹とキャンピングカーライフを日々満喫中! 夢は日本全国をキャンピングカーで巡り、家族との想い出をたくさんつくることです。 そんな我が家の愛車はライトキャブコンの「マンボウ」 マンボウと共に、小さな子供や愛犬と過ごす日々の記録や、キャンピングカーについての情報等、お届けしていきたいと思います!