【EcoFlow WAVE2購入】ポータブルエアコンの暖房は使える?!真冬に試してみた!

冷房はなかなか使えたが暖房は?
キャンピングカー・トイファクトリーのGT NV350CARAVAN(以下バンコンGT)に乗って8年目。
ずっと夏は扇風機、冬はFFヒーターをメインにパネルヒーターやカセットガスストーブを必要な時に併用してきましたが、空調機器の仲間としてポータブルエアコン・EcoFlow WAVE2(以下WAVE2)を購入。
このポータブルエアコンはクーラーだけでなく暖房機能もあるので、真冬に試してみることに。
WAVE2の暖房は真冬に使えるかどうか。
実際に買って使って検証。
忖度なしに感想を紹介します。
使ってみた結果は、WAVE2単体では車内全体を暖かくするのは難しそう。
くわしくは以下で!
EcoFlow WAVE2とは

WAVE2はポータブル電源のDELATAシリーズを発売しているEcoFlowが昨年新発売したポータブルエアコン。
冷房能力の1.5KWは、家庭用エアコンの6畳用が2.2KWくらいなので、ポータブルエアコンとしては高性能、パワフルだと思います。

昨年は、特別に暑い夏でしたが、車中泊旅の体験ではその性能の一端を体感。
車体が焼けるような猛暑でなければ快適に使えました。
※WAVE2を夏に使って冷房機能を検証した記事はこちら▷ポータブルエアコン購入!猛暑でも使える?!4泊5日の車中泊旅で使ってみた!【EcoFlow WAVE2】
WAVE2本体の大きさと重量について

夏の車中泊旅ではWAVE2を、バンコンGTの運転席横のコンソールボックスの上に置きました。
大きさ的にはスポッとここに収まるのでコンパクトと言えなくもないです。
重量は、本体だけで14kg以上あるので、私の力ではもうこれ以上だと持ち運べない重さ。
私は購入しませんでしたが別売りのバッテリーパックを付ける場合は、バッテリーパックを外して持ち運ぶ必要がありそうです。
送風音と風向き調節は?

送風音は、3段階切り替えの最大モードにすると大きいと感じます。
ただし、リモコンで風力を選べるので、最大モードは急速に冷暖房するときに限って使えば問題ないと思います。
風向き調節も気になる点です。
WAVE2のデザイン上の問題なのでしょうか。
風向きを変えるルーバーが上下にしか動かず、可動域も狭いので細かい向きの調節ができません。
冷房の場合は、冷気が下に降りるのでまだいいのですが、 暖房で暖められた空気は軽いため上に行くので車内下層部の温度に不安が残ります。
簡単な操作性も魅力

本体でも全ての機能をコントロールすることはできますが、スマートホンに専用アプリを入れるとリモコン操作できます。
手元のスマホでリモコン操作するのが断然便利です。
この専用アプリの優れているところは、本体の吹き出し口温度と周辺温度がアプリで表示されること。
吹き出し口の温度と周辺の温度の差によって、設定温度を調節できます。
■EcoFlow WAVE2 仕様
サイズ:W29.7×D51.8×H33.6cm
重量:本体14.5kg
冷房能力:1.5KW
暖房能力:1.8KW
電源:AC100~240V、DC12~24V
冷房最大消費電力:700W
暖房最大消費電力:700W
次のページ▷▷▷【自宅で実際にWAVE2を暖房で試してみた結果をご紹介します!】
自宅で暖房の試運転をしてみた

まず自宅でWAVE2の暖房を試してみました。
暖房のときは、排気が冷風。
考えると当たり前ですが、家の部屋で試すと、冷風を逃がすところがないので、ほぼ暖まらない状況。
どれくらいの温度の風が出ているのか測定しました。
温風・・・約45℃
冷風・・・約9℃
車内での計測では温風と冷風が交じり合わないように、ダクトで車外に排気を出すかカーテンなどで間仕切りできる場所に設置する必要があると思いました。
ポータブルエアコンWAVE2の暖房機能、検証の概要

計測場所 :自宅駐車場
時間 :23:00~翌日10:00
計測箇所 :外気温・車内中央・2段ベッド・床
WAVE2設定 :20℃
デジタル温湿度計4個で計測。計測したデータは随時スマホで管理でき、任意の期間のデータを事後に抽出してメールでパソコンに送信。
計測終了後の受信データを集計、グラフにします。
SwitchBot 防水温湿度計 Alexa
センターコンソールボックスの上に設置

設置場所は、暖房運転時に排気口から吹き出る冷風をダクトで窓から車外に出すことができ、運転席と居住部をカーテンで間仕切りすることもできるコンソールボックスに設置台を置くのが最適と考えました。
4つの温度計を車内外に配置

・外気温計測用
直射日光の当たらない自宅の軒下に設置。
・車内中央の室温計測用
スライドドア出入口正面の車内上層部に設置。
・二段ベッド上段の室温計測用
ベッド上段の車内上層部に設置。
・床面の室温計測用
クローゼット、冷蔵庫、のある後部の車内下層部に設置。
計4個です。
設定温度は20℃

設定温度は20℃にしました。
20℃は、環境省が提唱するウオームビズ指針による室温の目安温度であり、一般的な暖房時の快適温度とされる18℃~22℃の中間温度です。
※参考資料 環境省
計測データ公開!データから読み取るWAVE2の暖房性能

※外気温、車内中央、ベッド、床のデータの単位=℃
WAVE2の運転日時 2023/12/16 23:30~翌10:00
データは1分毎に各計測箇所の温度計内に蓄積されます。
計測データからグラフ作成までの流れ
・各計測箇所の温度計内にデータ蓄積
・データをスマホへダウンロード
・スマホからメールでPCへ送信
・受信データから30分毎のデータを抽出
・各計測箇所毎のデータを集積しグラフを作成
データエラーもなく、各温度計の誤作動もありませんでした。
各計測箇所における注目点について

① 車内上層部は、0:00~01:30までに、最高温度に達した。
② 床面の温度計だけ外気温度と同じペースで下がった。
③ 9:00にFFヒーターの運転開始。
④ スライドドアを3回開けたタイミング。
WAVE2の暖房運転の結果

予想したとおり、床面の温度が上昇しませんでした。
これは、WAVE2の風向きを変えるルーバーの可動域も狭くて温風の吹き出し口が真ん中から上に向いていることで、温風が下に行かないことを示しています。
①~③の計測経過点について
① 暖房の立ち上がりは順調でした。
立ち上がりがスムーズでその後も外気温度との一定の温度差をキープして推移しているのは、安定して温風が供給された結果です。
② 暖房効果は車内中層部以上にあり、下層部には及ばなかった
床面の温度が上がらないのは、温風が下に行かず車内循環もしていないためであり、予想通りの結果と言えます。
③ FFヒーターと併用すると
朝9:00にFFヒーターの運転開始。
当然ですがFFヒーターを作動させると床面も温度が上昇。
ただ、車内中央やベッドの計測箇所と同じ温度に近づくまでには至りませんでした。
そのほかに気づいたのは
ドレーン水は、冷房運転で除湿することで発生するものと思っていましたが、暖房時にも本体内部で水が発生するようで、本体を動かすと少しですがホースから流れ出ました。
FFヒーターやパネルヒーターとの併用は必要か

WAVW2は床面に温風が直接送れるようにルーバーを調節できません。
また、計測結果から見て長時間運転しても温かい空気が循環することがないので、他の暖房機器との併用をするかサーキュレーターなどで温風を循環させる工夫が必要。
FFヒーターは温風の吹き出し口が床面に近いところにもあるためWAVW2と併用する暖房機器として適していると感じました。
あとがき

今回の計測では朝7:00で外気温が5.7℃のとき、車内中央が16.1℃、ベッドでは15.4℃。
個人の感想ですが、やはり他の暖房機器もあったほうがいいでしょう。
また、WAVE2の消費電力は最大700W。
一晩連続で稼働するのであれば、外部のAC電源が取り込めるRVパークやキャンプ場で使うことが多い人に向いていると思います。