ルーフテント

「ルーフテント」でキャンプと車中泊は変わった




「ルーフテント」はこんなときに使う


ルーフテント 2

私は、キャンピングカー歴5年になりますが、旅にでるときに「手間のかからない旅がいいな」と思うことがちょくちょくあります。

夫婦2人と愛犬2匹で生活していますが、常に一緒に行動することもありませんし、特に私は若い時から「きままな旅」が好きだったので、1人+愛犬1匹での旅行も実行しています。

それほど遠くに行かず、現地での機動力が必要なときなどは、小回りの利く車で車中泊でいいやと思います。

そんな時「ルーフテント」を使いキャンプ場やRVパークで一泊、そこを拠点に温泉や名所旧跡に行くのにはピッタリです。

「ルーフテント」を使うことで感じたこと


車中泊で最も進化した形がキャンピングカーだとすると、「ルーフテント」は普段乗りの車で寝ることを簡単にし、寝心地を向上させた車中泊の進化形だと思います。

テントの設営にキャンプの楽しさを感じている方には分かりにくいところかと思いますが、「ルーフテント」を使うと設営の簡単さから時間に余裕が生まれ、単純ですが嬉しくなります。

テントの設営も嫌いではないのですが、一度設営すると場所をかえることが容易にできないテントに比べ、「ルーフテント」はポップアップした後でもキャンプ場内やRVパーク内なら場所の微調整は簡単にできます。

「カタツムリ」のように自前の家を背負って、何処へでも行けるのが最大の魅力ではないでしょうか。

「ルーフテント」を使用する上での難点


ルーフテント3

「ルーフテント」の最大の難点は重量が重いことです。

車の天井に「ルーフテント」を載せるのに人力であれば2人以上が必要となり手軽さをスポイルしています。

これは、相当な難点です。

おまけに立体駐車場や高さ制限のある出入口などの利用が多い方には、頻繁に「ルーフテント」の積み降ろしをすることになるので、重労働であることは否めません。

私の場合も今後の課題で、いっそのこと積み降ろしの手間を省くためカーゴトレーラーに積んで駐車場に預ようかと考えています。

「ルーフテント」を使用する上での注意点


ルーフテント 4

私の考えですが、「ルーフテント」を車載するのに適した車種は、車の重心が低い位置にあり、車幅が広く車の動きに踏ん張れる車種、現在これはと思い浮かぶ車が少ないステーションワゴンなどが適しているように思います。

ルーフテントの発祥であるヨーロッパでは自動車メーカー各社のラインアップにも多く見かけるもので根強い人気のある車種です。

そんな理想の車種から考えると軽自動車×ルーフテントの取付は大変な部分があります。

私が軽自動車へのルーフテント取り付けた際に悩んだこと、「耐荷重問題」です。

軽自動車の天井に装備する為、耐荷重を気遣います。

「ルーフテント」を積むと重心が高い位置になるので、大きなカーブを曲がる際には「ふらつき」を感じながら運転することになり、とても苦労しています。

また、ルーフテントを荷造り用ベルトで補強をしていますが、しっかりと固定をしないと落下の危険性もある為、注意しながら取り付けています。

ですから、装着を検討される方には、適合性を「ルーフテント」や「キャリア」のメーカーか或いは信頼できる販売店の意見を聞かれて、リスクの少ない装着方法を選択していただきたいと思います。

まとめ


ルーフテント 内部

今年で「ルーフテント」の使用歴は12年になります。

難点や注意点を克服することは簡単ではありませんが、キャンプ場での使い勝手は最高で、手軽に車泊することができるアイテムだと言うことは間違いないです。

私はキャンピングカーの次は、また「ルーフテント」に戻ろうかと考えています。

車は小型のSUVで「ルーフテント」を「カーゴトレーラー」に載せて引く、なんてことも「夢」の一つとして、思い描いています。

歳のことを考えると、体力は落ちるでしょうから、ますます色々なことを簡単にできるように工夫しつつ、安心安全な車旅をしたいものです。