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車旅ではもう手放せない!!この半年以内に通販で買って良かった車用品・車中泊用品



私は普段は田舎に住んでいるのでネット通販の利用頻度が比較的高いが、お店がないからとかお店に行くのが面倒だからといった理由だけで通販を活用しているわけでもない。

例えば半年程前のことだけど、カー用品店などいくらでもある大阪にいるときにも通販でタイヤを注文した。

何故かと言えば、欲しいタイヤは決まっていたのだけど、乗用車用と違って貨物車用のタイヤを色々取り揃えている店は多くない。

そのタイヤを在庫している店を探すのも面倒だが、店で取り寄せてもらうと時間を要する可能性があるし、店頭にある値札の付いた商品ではないので価格面も不安だ。

これが街にいながら通販でタイヤを注文した理由だ。

そして、南米の密林からタイヤはすぐに届き、届いたら提携している最寄りのショップで組んでもらうことができる。

取り付けをしてもらったショップに支払うのは高くない工賃と処理費用だけで、ちょっと気が引けるような気がしなくもないのだが、消費者にとっては大変合理的なシステムだ。

但し、これは自分で適切に商品を選べる自信がある場合に限る。

自信のない人は、こういった重要な物はちゃんとショップで相談して購入した方が良いと思う。

といったようなことも踏まえて、この半年にネット通販を利用して良かったと思ったことや買って良かった車用品、車中泊用品などをご紹介したいと思う。

オーディオ関連とドライブレコーダー

今年キャラバンのナビが壊れてしまった。

情報が古いままのナビはあまり使っていなかったので、ナビが使えないのは大した問題ではないのだが、オーディオとバックモニターが使えなくては困る。

ナビ内部

どうしたものかと考えていたところ、キャラバンのナビが壊れるのと時を同じくして友人がハイエースをドナドナすることになり、そのハイエースに付けていたディスプレーオーディオを貰い受けることになった。

しかし、メーカーも違う全く別のクルマに取り付ける場合、車種によって異なる専用のケーブル類などが必要になる。

楽天で購入したケーブル

楽天で購入したケーブル

Amazonで購入したケーブル

Amazonで購入したケーブル

上の二つはどちらも通販サイトで探して見つけたのだが、普通に近くのカー用品店に行って見つかるような物ではない

現在のように通販が発達していなかったとしたら、素人が自分で取り寄せるのはかなり難しく、高額な工賃(相応に面倒なのだから仕方がない)を払ってでも取り付けを引き受けてくれるショップを探して依頼するか、取り付け自体を諦めることになっていたと思う。

ナビに取り付け

頼んだら高い工賃のかかる作業だけあって、取り付け作業は結構面倒だったけど、おかげで最低限の費用だけで無事取り付けは終了。

Apple CarPlayが使えるようになり、古いナビのときよりずっと便利になった。

トランスミッター

話は飛んで、その後Boo3+ハイゼットトラックに乗ることになったのだが、兵庫県の三田へクルマを引き取りに行く際に、iPhoneとBluetoothで繋ぎ、FMでラジオに電波を飛ばしてiPhone内の音楽を聴くことのできるトランスミッターを持って行った。

このトランスミッターはこの半年以内に買った物ではないが、ラジオとCDプレーヤーしかないバモノス号で音楽を聴くために使用していた物だ。

シガーライターに挿して使用するのだが、USBの電源も取り出せるようになっている

安価で簡単に音楽を聴くことができて、地味だけど便利な品だ。

そして、案の定このハイゼットのオーディオもラジオとCDのみのシンプルなものだったので、これがなければ帰りの道中で音楽を聴くことができず、iPhoneの充電もできなかったことになる。やはり持って行って正解だった。

私の持っているのと同じ物(上の写真の)はもう販売されていないようだけど、類似品は2000円〜3000円前後で沢山見つかる。

レンタカーや他の人のクルマでも使うことができるので、一つ持っておくと便利かもしれない。

Boo3

オーディオは当面それで凌いでいられたのだが、Boo3は窓のない箱なので後方の視界が遮ぎられてしまい、ハイゼットトラックのサイドミラーもあまり大きくはない(最新型はもう少し大きい)。

帰ってからすぐにまずはバックカメラ付きのミラー型ドライブレコーダーを付けることにした。

バックモニター

Amazonで購入したミラー

モニターに映る映像は前後のカメラの画像の切り替えができるのだが、ミラーの一部ではなく、ミラーいっぱいに画像が映し出される(少し前のこのタイプは、ミラーの一部だけの小さなモニターだったりした)ので、十分バックミラーの代わりにもなる。

リバースギアと連動式にもなっていて、バックするときはガイドラインも出る

今やドラレコも任意保険と同様で必須と考えて良いと思うのだが、これで後方視界が改善され、楽にバックもできるようになったので一石三鳥だ。

価格は、なんと諭吉一人と少しで入手できてしまったのだが、そんな金額で良いのかと思う程高機能だ。

この金額は、ニューヨークではラーメン三杯分程度だそうだ。

もう世の中の貨幣価値がどうなっているのか本当にわからなくなってしまう。

ドラレコの次に、先程登場したトランスミッターはバモノス号のだったので、取り上げたままではバモノス号で音楽が聞けなくなってしまうのも困るし、これから暫くはBoo3+ハイゼットトラックが遠出にも一番使うことになるので、オーディオをなんとかしようと考えた。

キャラバンに取り付けたディスプレーオーディオが良かったので、ハイゼットにも似たような物を付けられたらと思ったのだけど、まず頭をよぎったのは「お高いんでしょう?」で、次に半導体不足とやらでナビなどが入手し辛くなっているという噂があるため、難しいだろうと思っていた。

しかし、南米の密林を探索すると、なんとそこには3万円以下の中華製ポータブルディスプレーオーディオが何頭も生息していることを知った。

よく知らないけど、貰ったディスプレーオーディオの価格は多分5倍以上だと思う。

にわかには信じ難い。怪しげな物ではないかと疑ったりもしたのだが、レビューを見ると悪くもなさそうで、ちゃんとApple CarPlayが使えているようだ。

おまけに、先にミラー型のドラレコを装着済みだったけど、前後のドラレコの機能まで付いている製品が多い。当然リバースギア連動のバックモニター機能もある。

これでテレビや動画を観るつもりでもないので、仮に多少画質が良くなかったとしても大きな問題はない。

似たようなのがたくさんあって、実は業者と名前が違うだけなのでは思うような製品もあったのだけど、その中から勘で選んだ。

取り付けたナビ

Amazonで購入したディスプレイオーディオ

早速取り付けてみたところ、勘は外れていなかったようだ。今のところ全く問題ないどころか凄く使いやすいし、画質も音質も全く悪くない

キャラバンに取り付けた高額なP社の製品と比較しても特に遜色を感じることもなかった。

ポータブルタイプなので、ダッシュボードを外したりする必要もなく楽に取り付けられるが、クルマを換えた場合に載せ替えるのも簡単だ。

それだけでなく、ドラレコやバックモニターの機能を使わなくて良いのなら、他のクルマに持ち込んで使うこともできてしまう。

タイムセールになっていたので、これは諭吉2人分ちょっとで入手できてしまったのだが、ミラー型ドラレコに続き、本当に世の経済がどうなっているのかわからなくなってしまうような代物だ。

アイリスオーヤマ 保温調理鍋 2.7L

ご存知の方は多いと思うけど一応説明しておくと、保温調理鍋というのは、内鍋を少し火にかけてから真空断熱の外鍋の中に入れておくと、じっくり火が通るといった仕組みの調理器具のことだ。

火にかける時間が短く、エネルギーの節約にもなるが、荷崩れがしにくくて煮込み料理などに最適だ。

もちろん煮込み料理だけでなく、炊飯もできるし様々な料理に活用できる。

Th社のものが有名と言うかオリジナル(?)なのか代名詞的でもあり、私もTh社の製品をかれこれ30年使っていて、現在もその鍋は現役だ。

しかし現役のがあるのに何故また買ってしまったかと言うと、最初の理由はもう少し小さく手頃なサイズの物が欲しくなっていたからだ。

案外鍋は「大は小を兼ねる」に当てはまらないことも多く、大き過ぎると不都合なことも多い。

しかし、それだけだったら購入は踏みとどまっていたかもしれないのだが、購入に踏み切った理由は、サイズ感がちょうど良かった(2.7L)こともあるが、外蓋がロックできるようになっていたことが大きな理由だ。

所持している保温調理器

外蓋をロックできるのなら、走行中の車内に置いておくことができる

鍋が倒れないようにさえしておけば走行中に鍋の中身を車内にぶちまけてしまうようなことにはならなさそうだ。

家で使うだけでなく、車中泊旅にも使えると考えての購入だ。

例えば、朝出発前に鍋を少し火にかけて外鍋にセットしておけば、走行していても昼に料理が出来上がっているとか、昼にセットして日中活動している間に晩飯が出来上がっているという算段だ。そんな風に使ってみたいと思っている。

その結果が良くても悪くてもDRIMOの記事のネタになるというか、情報提供することができるので、30年選手の出番が激減してしまいそうなことが少々気掛かりではあるが、買って良かったと思っている。

STANLEY Adventure Vacuum Bottle

最後はSTANLEYの真空ボトルやマグなどについて。

STANLEY社は、真空ボトルの製造に100年以上の歴史がある。

STANLEYの真空ボトルがとても優秀であることは以前から知っていたし、ルックスも好きだった。周りにも愛用者は多い。

しかし、これまで私は持っていなかった。その理由は二つある。

一つ目は、自分で購入するボトルはザックの中に入るような小型の物、人力移動中に使用するサイズばかりを選んでいたので、なんとなく大きめの物が多いイメージのSTANLEYのボトル(実際には小型のものもある)を選ぶ機会がなかったからだ。

愛用していた水筒

二つ目の理由は、これが当てはまる家は多いのではないかと思うのだが、自分以外に家族とかが買ったものや貰い物が家に何個かあったりするから、「さらに買い足さなくても…」となってしまうことだ。

また、近くのホームセンターとかではあまり見かけないというのもある。

そんなわけでSTANLEYの真空ボトルは持っていなかったのだが、沖縄に行ったときに泊まったホテルの階下がドンキで、そこへ食料を買いに降りた際にSTANLEYの0.7Lの真空断熱ジョッキがセール価格で売られているのを見つけてしまった。

ちょっと悩んだが、部屋に戻る時はスパムおにぎりと唐揚げとかと、オリオンビールと泡盛とそれを抱えていた。

旅先で買うような物でもないと思うのだが、せっかくならオリオンビールをこれに注いで飲みたいと、なんだか妙に惹かれてしまったのだ。

購入したジョッキ型スタンレイ

私もそうだったけど、外でビールを飲むときに、グラスやジョッキを使わずに缶のまま飲む人は多いと思う。

しかし、気温が高くなくても風に当たると飲み物はすぐに温くなってしまう。1缶目は大抵すぐに飲んでしまうから問題ないとしても、2缶目以降の500ml缶は温くなってしまうことが多い。

ところが、これに入れると全然違って、風に当たっていても2杯目以降も冷たいまま飲み切ることができてしまう

この曖昧な色合いの緑色(ハンマートーングリーン)も大好きな色で、質感も最高。なんで今まで知っていながら持っていなかったのだろうと後悔するような物だった。

結局家でも外でもほぼ毎日使うことになってしまい、今ではこのジョッキは私にとって欠かせない物となってしまっている。

ところで、真空断熱のボトルやマグなどは、あまり壊れたりしなさそうにも思うが、いつの間にか真空断熱の機能が衰えてしまっていることがある

液漏れでもしていなければ外観からは壊れていることがわからないことも多いのだが、Zo・Ti・Thなどの一流メーカー品でも壊れる時は壊れる。

真空断熱でなくなってしまえば、当然ながら保温や保冷の性能はガタ落ちしてしまう。

外観でわからなくても機能が落ちたことが一番わかりやすいのは、熱いものを入れた際に外側もほんのり温かく感じるようになった場合だ。

これが壊れている証だが、もし新品の時から外側も温かく感じたりするとしたら、性能が全然良くないということでもある。

これまでもこうして幾つかのボトルやマグが引退してきたのだが、長年愛用していたクルマの運転中に使う蓋付マグが今年また一つダメになった。

漏れたりはしないのだが、なんだか外側も少し温かいかなあと思っていたら、やはりコーヒーがすぐに緩くなるようになってしまっていた。

確か10年は酷使したと思うので、寿命と思って買い替えることにしたのだが、今回は迷わずSTANLEYを選んだ。

購入したスタンレイのマグ

幸い今回は沖縄まで行かなくても比較的近くのドンキでラッキーなことにセール価格で入手することができた。

色はジョッキと同様白や黒ではなくやはりハンマートーングリーンを選択。

これはボタンで飲み口が開閉するようになっているのだが、この開閉式の蓋は横にしても溢れないくらいの密閉製があって、車内で使用するにはさらに安全性が高い

こういった仕掛けはいずれ壊れてしまいそうな気もするけど、この部分が壊れたとしても、これを外してしまえば以前使っていたマグの小さな飲み口と同じような感じになるだけなので問題ない。

このサイズ(0.35L)は廃盤になるのかわからないが、通販サイトでもセール価格になっているところがある。気になる方はお早めにチェックしてみてはいかがだろうか?

楽天で購入したスタンレイボトル

そして、なるべく物を増やさないようにと心がけているのに、ジョッキとマグが揃ったらボトルもどうしても欲しくなり、結局ハンマートーングリーンの製品がもう一つ増えることになってしまった。

STANLEYの真空断熱ボトルにはサイズや形がいくつかあるが、最もポピュラーな形は「クラシック真空ボトル」というタイプだと思う。クラシックはサイズも豊富だ。

しかし、私はクラシックの1.0Lより少し背が低くて太っている「アドベンチャー 真空ボトル 1.0Lを選んだ。

これを選んだ理由は後述するが、STANLEYのオフィシャルサイトにもこの製品の掲載がないようで、いくつかのネットショップから探してようやく見つけることができた。

性能は本当に素晴らしいの一言だ。冬の夜に沸騰したお湯を入れておいて、翌朝12時間くらい経過した後に開けてみたところ、しっかり温かいコーヒーやお茶を飲める温度が保たれていた。

カップ麺には少々温度が低いが、ほんの少し沸かせばカップ麺などにも使えるので無駄がない。

カップとして使える外蓋はすり切りで200ccくらいのサイズ。

スティックタイプのインスタントコーヒー・使い捨ての紙のドリッパー付きのコーヒー・カップスープ・インスタント味噌汁、これらは何れも「150ccのお湯を…」と書かれていることが多いので、この蓋も絶妙なサイズの実用品だ。

それで、クラシック真空ボトルではなく、アドベンチャー真空ボトルを選んだ理由だが、クラシック真空ボトルの1Lはクラシックランチボックスの9.4Lには長くて収まらず、0.75Lでないと収まらない。

しかし、背の低いアドベンチャー真空ボトルなら1Lでもクラシックランチボックスの9.4Lの蓋の裏にセットできるからだ。

言い換えれば、クラシックランチボックスも入手しようと目論んでのことであり、結局ランチボックスもこの原稿を書いている最中にポチってしまった。

なんだかブランド品コレクターのようで情けない(率直に言ってしまうと私はそういうのをNGと考えるタイプ)し、ずーっと前から知っていたのに何故今更なのか自分自身でも不明だ。

しかし、ランチボックスが届いたら、海に仕事に行く時とかにもマメに弁当を作るようになりそうな気はしている。

愛用しているスタンレイの工具箱

四半世紀愛用している工具箱

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