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【DIY体験談】1万円でできた“車中泊仕様”ロッドホルダー。穴あけ不要!

1万円でできた“車中泊仕様”ロッドホルダー

週末は趣味の釣りに出かけることが多く、その際に車中泊をすることが多いです。

釣り車に欠かせないのが釣り竿を収納するロッドホルダー。

様々な市販品もありますが、「自分で作ってみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。

今回は、ホンダ・ステップワゴンで週末に釣りと車中泊を楽しむ筆者が、DIYしたロッドホルダーの作り方を紹介します。

DIYを一切やったことがない、工作が苦手な私でも割と簡単にできたので、DIY初心者の人にも参考になると思います。

車用ロッドホルダーをDIYした理由


ステップワゴンで車中泊

私は釣りのために年に20回以上車中泊をしています。

早朝から釣りはじめられるように、金曜日の仕事終わりに釣り場まで車を走らせ、前泊するのがいつものスタイル。

長期休みのときは車中泊をしながら、釣り旅もしています。

つい最近まで軽自動車で車中泊をしていましたが、より快適に過ごすために中古のホンダ・ステップワゴンスパーダ(R2年式)を購入しました。

ステップワゴンの車内の様子

中古で購入したのは、車の購入予算を抑えたいという理由もありましたが、「わくわくゲート」が付いた車が欲しかったからです。

ステップワゴンのわくわくゲート

わくわくゲートとは、↑写真のように左半分が横にも開くリアゲートのことです。

もちろん、リアゲート全体が縦にも開きます。

これは最新のステップワゴンには装備されていません。

重いリアゲートを縦に開け閉めするのは場所を取るし、女性には重労働。

横にも開くわくわくゲートがあれば、運転席のドアを開けるような感覚で開け閉めが楽なので、荷物の出し入れが素早くできて快適です。

また、内側からもロック解除できるので、簡単に後ろ側からも人が出入りができます。

また、ステップワゴンは3列目シートが床下に収納できるので、車中泊仕様にしやすい車だと思います。

既製品のロッドホルダーを使わずにDIYした理由は2つあります。

一つは、できるだけ車内空間を広くするため、ロッドホルダーを天井に近づけたかったから。

以前使っていたロッドホルダーは、アシストグリップにベルトで固定するタイプで、コスパがよく設置も簡単でしたが、天井とのすき間が広くて頭がロッドホルダーに当たりやすいのがデメリットでした。

ステップワゴンではただ寝るだけでなく、車内で快適に過ごしたかったので、自作して少しでも天井に近づけようと思いました。

二つ目の理由は、安く済ませるためです。

市販品もいろいろ販売されていましたが、自作した方が安く済むだろうと考えてDIYすることにしました。

DIYする際にこだわったポイント


ステップワゴンは、私ともう一人の女性2人で釣り車として使っています。

今回DIYしたときにこだわった点を紹介します。

車に穴を開けないこと


DIY初心者の私にとって、車に穴を開けるのは心理的ハードルが高く、ちゅうちょしてしまいます。

それなりに工具も必要そうだし、なかなか踏ん切りがつきません。

気軽に挑戦するためにも、穴を開けずに取り付ける方法でDIYしました。

既製品より安く仕上げる


既製品のロッドホルダーは2万~3万円ほど。

調べてみると、多くがドライバーで固定するタイプだったり、アシストグリップを外して取り付けたりする仕様になっていました。

どうせ工具を使うのならば、DIYしてコストを抑えたいと考え、予算を1万円以内に設定しました。

釣り竿が5本置けるように作る


2人で釣りに行くので、2人分の釣り竿をまとめて収納できることが必須です。

最低4本は必要ですが、予備を1本追加して「5本の釣り竿を置けるスペース」を目標にしました。

また、釣り場に着いてすぐに釣り始められるよう、リールを付けたまま収納するスタイルなので、その分の余裕も確保するように設計しています。

DIYで使用したもの


ロッドホルダーをDIYするのに使ったものを紹介します。

ほとんどホームセンターで揃えられるので、気軽にチャレンジできると思います。

購入した部品


購入した部品は以下の通りです。

イレクターパイプ(コーナン)スチール製

イレクターパイプスチール製(コーナン):200cm×2本、120cm×1本、90cm×1本(計¥2,700)

アタッチメント

アタッチメント(Amazon):1セット(2,200円)

参考商品▽


T字ジョイント

T字ジョイント(Amazon):4個(計1,140円)

参考商品▽


フリージョイント

フリージョイント(Amazon):4個(計1,890円)

参考商品▽


部品

ターンナット(Amazon):2セット(計880円)

参考商品▽


部品

パイプアウターキャップ(コーナン):8個(504円)
ロッド留め具(ダイソー):4セット(計440円)

使用した工具は3つ


組み立てに使った工具は、実家にあったものを借りました。

マイナスドライバー

・マイナスドライバー

六角レンチ

・六角レンチ

パイプカッター

・パイプカッター

車用ロッドホルダーの作り方


ロッドホルダーが付いている車内

まず今回DIYしたロッドホルダーの構造について簡単に説明します。

メインの部品はイレクターパイプ。

イレクターパイプとは、スチールパイプにプラスチックをコーティングした組み立て素材。

軽くて丈夫で、ホームセンターなどで簡単に購入できます。

私が自作したロッドホルダーは、左右の壁沿いにイレクターパイプを取り付け、そこに2本のイレクターパイプを橋渡しするように取り付けたシンプルな造りです。

橋渡ししたイレクターパイプをできるだけ天井に近づけるため、短くカットしたイレクターパイプをつなぎに使っています。

壁沿いには200cmのイレクターパイプをカットせずにそのまま使用。

イレクターパイプをカットしている様子

橋渡しの前側は75cmに自分でカットして使用し、後ろ側は90cmのイレクターパイプをそのまま使いました。

カットしたイレクターパイプ

前側のイレクターパイプの切れ端を10cm×2本、5cm×2本にカットしてつなぎに使用しています。

車用ロッドホルダーの取り付け方


取り付け方の手順を説明します。

①アシストグリップを4カ所取り外す


マイナスドライバーでアシストグリップを外す

マイナスドライバーを隙間に入れて取り外しましたが、もっと薄い工具の方が隙間に入りやすいと思いました。

②ターンナットを付ける


取り外したアシストグリップの穴にターンナットを取り付ける

手の届かないパイプや箱物などの内部に、ねじを固定するための金具である「ターンナット」をアシストグリップを取り外した穴に付けます。

③アタッチメントを付ける


ターンナットにアタッチメントを取り付ける

ターンナットを固定したら、そこにアタッチメントをねじ留めします。

これがイレクターパイプを支えるベースになります。

④200cmのイレクターパイプにT字ジョイントを付け、アタッチメントに固定


200cmのイレクターパイプにT字ジョイントを取り付ける

200cmのパイプにT字ジョイントをセットし、アタッチメントへ取り付けます。

アタッチメントにT字ジョイントを取り付ける

六角レンチでねじ留めします。反対側も同様に取り付けます。

⑤後ろ側のT字ジョイントに5cmのイレクターパイプを差し込む


T字ジョイントに5cmのイレクターパイプを差し込む

壁側に取り付けたイレクターパイプの後ろにT字ジョイントを取り付け、5cmにカットしたイレクターパイプをはめ込み、六角レンチでしっかりねじ留めします。

⑥90cmのイレクターパイプにフリージョイントを付ける


90cmのイレクターパイプにフリージョイントを取り付ける

角度を調節しながら六角レンチでねじ留めし、反対側も同様に取り付けます。

フリージョイントをつけたイレクターパイプをイレクターパイプに取り付ける

先ほどの⑤のパイプにはめ込みます。

⑦前側のT字ジョイントに10cmのイレクターパイプを差し込む


前側のT字ジョイントに10cmのイレクターパイプを差し込む

壁側に取り付けたイレクターパイプの前側にT字ジョイントをつけ、10cmにカットしたイレクターパイプをはめ込みます。

⑧75cmのイレクターパイプにフリージョイントを付け、⑦にはめ込む


75cmのパイプをフリージョイントに取り付けイレクターパイプに取り付ける

75cmのパイプをフリージョイントに取り付け、⑦の10cmパイプに接続します。

角度を調整しながら六角レンチでねじ留めして固定。

反対側も同様に取り付けます。

⑨イレクターパイプの切断面にアウターキャップを付ける


パイプの切断面にアウターキャップを取り付ける

最後に、パイプの切断面にアウターキャップを取り付けます。

切断面がむき出しになっているとケガの原因になるため、必ず付けておきたいパーツです。

車用ロッドホルダーを作るのにかかった時間と費用


DIYで取り付けたロッドホルダー

ロッドホルダーのDIYにかかった時間は、パイプカットと取り付けで約2時間でした。

DIY初心者でもたった2時間でできたので、とても簡単だと思います。

ただ、YouTubeなどで調べて、どのように作るか決めるまでは結構時間がかかりました。

パーツの費用は合計で9,754円

既製品は2万円~3万円なので1万円以上の節約ができました。

DIYした車用ロッドホルダーの良いところ


想像以上に簡単に満足いくものに仕上がりました。

計画していたとおり釣り竿を5本置けるし、さらに壁側にも釣り竿が置けるという思いがけないメリットもありました。

また、ロッドホルダーの位置を変えることができるのも自作して良かったところです。

そのほかにも以下のような利点があります。

磁石がくっつく


イレクターパイプにくっつく磁石

今回使用したイレクターパイプの素材は鉄なので、磁石がくっつきます。

マグネット型のフックをつけてライトなどをぶら下げることができ、とても便利です。

できる限り天井に近づけることができた


天井に近いロッドホルダー

釣り竿を通すため、パイプから天井まで少なくともこぶし1つ分は空間が必要です。

この間隔をできるだけ狭くしたかったのですが、今回はDIYすることでアシストグリップの位置よりも高く設置できたので、アタマの上の空間を広げることができました。

DIYしたロッドホルダーで釣りに行ってみて


実際にDIYしたロッドホルダーを使って釣りに行ってみましたが、釣り竿の出し入れも問題なく、使用感はバッチリでした。

ただし、釣り竿の長さによって入れづらくなったり、うまく載らなかったり、不安定な場合は橋渡しのイレクターパイプの位置を調整する必要があります。

位置を決めるときは、いくつか長さが違うタイプの釣り竿を載せてみるといいです。

車内

また、アシストグリップを外した穴がむき出しになっているので、そこをどうやって塞ぐか検討中です 。

現在は見栄えは悪いですが、上の写真のように応急処置として養生テープを貼っています。

あとがき/釣り竿以外もいろいろ掛けられて便利


簡単な作りですがDIY初心者でも2時間で作成でき、費用も1万円以内に抑えることができました。

今後車中泊をするにあたり、タオルを干したり、ハンガーをかけたり、ロッドホルダー以外の使い方もできそうです。

初めてのDIYは大満足の結果になりました。

ぜひ、参考にしてみてください。

saki

2023年から週末に友人と釣りを楽しんでいます。月に2、3回ステップワゴンで釣り車中泊をしています。いつかはキャンピングカーがほしい!けど身の丈に合ったスタイルで車中泊を満喫しています。夢はフェリーで北海道に釣りに行くことです!