車内の消臭・除菌に強い味方が登場!オゾン発生装置マーレーの「Ozone PRO」
2021年2月となった現在も新型コロナウイルスは猛威を奮い続けていますが、コロナ禍でも極力感染のリスクを減らす外出の仕方としてキャンピングカーや車中泊仕様車を利用したオートキャンプが人気を博しています。
皆さんも外出される際はマスクの着用や除菌などいろんな感染症対策をされていると思いますが、今回はコロナ禍における車での移動をより安全性の高いものにしてくれるマーレーの『Ozone Pro(オゾンプロ)』についてご紹介したいと思います。
※この記事はマーレープレスリリースを参考に執筆しております。詳細は公式サイトよりご確認ください。
Ozone Pro(オゾンプロ)とは?
オゾンプロはドイツのシュツットガルトの会社であるMAHLE(マーレー)から販売されている商品で、主に乗用車やトラックなどの車内をオゾンの力で消臭・除菌できるアイテムです。
これまでもオゾンは消臭効果やカビ菌の除去に効果があるとされ注目されていましたが、今までは車内のラバーパーツ等に対して悪影響があるとされ普及するには至っていませんでした。
しかし今回のオゾンプロはそうした悪影響もなく、車内でも安全な濃度のオゾン発生装置として大きな注目を集めています。
国内の取り扱いは、ファインピース株式会社が行っています。
Ozone Pro(オゾンプロ)の仕様
オゾンプロは一般的な乗用車によく用いられている12Vのシガーソケットより電力を供給します。24Vシガーソケットでは使用不可なので、別途24Vから12Vへのコンバーターが必要です。
除菌が始まると、オゾンプロがオゾンを生成します。周囲のオゾン濃度を継続的に検知し、AppとGooglePlay対応の専用アプリによって消臭・除菌作業時には常に車内環境をリモートでチェックすることができます。
また、オゾンプロは全自動でオゾン濃度を一定のレベルに維持するので、オゾンの過剰生成を回避し車内の酸化ダメージを防ぐことができ、車内のゴム製品への悪影響も抑えることが可能です。
除菌時間は35分間で1台のオゾンプロが生成するオゾン量は毎時5,000mgとなり約バス1台分の車内に相当する30㎡の面積と75㎥の容積の除菌ができます。
本体重量は3kgと軽量なので、気軽に持ち運べる点も嬉しいポイントです。
ちなみに除菌の実施頻度についてですが、マーレーが推奨しているのは約三ヶ月に一回と意外と多くなく、全自動なので手間もかけずに車内の空気を綺麗な状態に保つことが可能です。
車内に溜まったオゾンは密閉状態でも数時間から十数時間で酸素へと分解されるので環境にも優しいです。
Ozone PRO
容量:5,000mg/h
センサー:オゾン、湿度、気温、気圧
電源:70W
電源供給:12V(シガーソケット)
寸法:360x280x288mm
重量:3kg
Bluetooth:アプリ通信用に使用
リモートアプリ:App/Google Play
公式サイトはこちら
新型コロナウイルス(COVID-19)への効果
2020年12月10日にイタリア保健省の認定試験ラボ「Eurofins Biolab Srl」で行われた実験によれば、牛コロナウイルス(BCoV)を検体としてオゾンプロを35分間動作させた結果、ウイルスの約99.7%が感染性を失ったことが確認されたそうです。
牛コロナウイルスは人体への影響が少ないウイルスではあるものの、現在流行している新型コロナウイルス(COVID-19)の肺炎の原因であるSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)に非常によく似たウイルスで、除菌や環境に対するより強い耐性を持つことから、オゾンプロはSARS-CoV-2に対しても有効な除菌能力があると推測されています。
室内の感染リスク対策にも
オゾンプロは付属のACアダプターを使用すれば室内でも稼働させることが可能です。
仕様のところにも記しましたが、面積30㎡容積75㎥が適用範囲となるので、オゾンプロ1つで約16畳分ぐらいの広さの部屋を除菌・消臭することが可能となります。
新型コロナウイルスの家庭内感染も増えてきているとのニュースも最近はよく目にするので、室内の感染予防対策としても要注目のアイテムです。
まとめ
今回の記事では消臭・除菌効果のあるオゾン発生装置『Ozone PRO(オゾンプロ)』についてご紹介しました。
まだまだ、解明されていない謎の多い新型コロナウイルスなので100%除菌可能かどうかは判断し辛い部分がありますが、実証実験で良い結果が出ているのは確かなようです。
車内でも室内でも新型コロナウイルスの感染リスクを軽減してくれる可能性の高いオゾンプロのこれからの動向に要注目ですね。