【取材】車中泊用クーラー、じゃなくてなんと冷暖房!ポータブルエアコン新登場!EcoFlow WAVE 2
EcoFlow Japan GLACIER/WAVE 2 発表会に行ってきました!
昨年EcoFlow(エコフロー)が発売した、車中泊仕様車やキャンピングカーに載せるだけで使えるポータブルクーラー・WAVEを早くもリニューアル。
WAVE 2となって4月26日(水)に発売することが決定しました。
初代WAVE は冷房専用の車中泊向きのクーラーでしたが、今度のWAVE2は「冷暖房」ポータブルエアコン!
さらに、暖房もできるようになっただけでなく、
小さくなって、静かになって、冷房能力はアップしたのに、初代WAVEより約3万円(税込、本体+バッテリー)も安くなっています。
発売に先立ってメディア向けの発表会が開かれたので早速取材。
これからの夏に向けて購入して、冬も暖房として使える!
要注目の車中泊ポータブルエアコンです。
【車中泊ポータブルエアコン】WAVE2はここが進化!
●冷房(クーラー)だけでなく暖房としても使える
●初代WAVEより冷却能力アップ
●初代WAVEより約20%コンパクト
●初代WAVEより約20%静かに
エコフローは初代WAVEを昨年(2022年)5月に予約販売を開始。
今回のWAVE2は、初代WAVEのユーザーにアンケート調査をして、不足点と指摘されたところを解決・強化したとのことです。
初代WAVEに関するアンケートでは「サイズが大きい」「重い」「冷却性能に満足できない」「排気の音が大きすぎる」という声が多かったそう。
WAVE2は1,500Wの冷房使用時に、10m³の空間をおよそ5分で35℃から25℃に冷却させることが可能。
また、 1,800Wの暖房使用時、10m³の空間をおよそ5分で25℃から35℃に暖めることができるとのことです。
上の写真の左がWAVE2、右が初代WAVEです。
パッと見ただけでWAVE2の方が小さいとわかりますね。
一般的にエアコンは、エアコンプレッサーが大きければ大きいほど、冷房能力(WAVE 2は5100BTU)が高くなります。
WAVE 2は暖房機能まで付いてさらに部品が増えたにもかかわらず、初代WAVEより約20%コンパクトになったとのことです。
両方とも持ってみました。
初代も個人的には重すぎるとは感じませんでした(本体重量17.5kg、バッテリーパック込み25kg)が、WAVE2の方が確実に軽くなっている(本体重量14.5kg、バッテリーパック込み22.3kg)と思いました。
EcoFlow Japan GLACIER/WAVE 2 発表会では上の写真のようにマイクロバスにWAVE 2を設置して、冷房の稼働実験をしていました。
吸排気のダクトを車の窓に↑このように設置。
27.7℃から10分ほどで25.5℃へ。
この日は晴天で、けっこう広い空間(約25㎥)のマイクロバスでしたが、体感的には「蒸し暑さ」からスタートして「だいぶ快適」というくらいに短時間で変わりました。
コンパクトなボディの割にけっこう冷房が利くという印象。
もっと室内が狭いバンコンタイプのキャンピングカーや車中泊仕様車なら、さらに早く車内の温度を下げられるでしょう。
運転音は初代WAVEの55dBから、WAVE2では44dBへ。
マイクロバスの中に入ってWAVE2の運転音を聞いてみましたが、家庭のエアコンと変わらないくらいの音量だと感じました。
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