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【富山・岐阜】地元民おすすめ!紅葉の国道41号「ノーベル街道」を巡る秋の車中泊旅

【富山・岐阜】地元民おすすめ!紅葉の国道41号「ノーベル街道」を巡る秋の車中泊旅

9月下旬から10月に入ると、少しずつ紅葉が深まり、絶好のドライブシーズンを迎えます。
今回は、私の地元・富山県から岐阜県へと走る、秋の車中泊旅にぴったりのドライブプランをご紹介します!

昨年ご紹介した「庄川沿い〜白川郷・五箇山ルート」に続き、今回走るのは「ブリ街道」「ノーベル街道」とも呼ばれる国道41号線。

富山県の「道の駅 万葉の里 高岡」をスタートし、飛騨の秋を感じながら岐阜県の「道の駅 アルプ飛騨古川」を目指す、見どころ満載のコースです。
道中の見どころや立ち寄りスポットとともに、秋ならではの景色を満喫できるドライブコースをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

「ブリ街道」「ノーベル街道」こと国道41号線とは


国道41号線

国道41号線は、富山市から岐阜県の高山・下呂などを経由し、名古屋市までを結ぶ国道です。
かつては、富山湾で水揚げされたブリを飛騨地方に運ぶルートとして利用され、ブリ街道と呼ばれていました。

また、沿線地域にゆかりのあるノーベル賞受賞者が多いことから、最近では「ノーベル街道」とも呼ばれています。

富山市から神通川を南下し、岐阜県高山市方面へ。
更に南へ進むと飛騨川沿いを走り、美濃加茂市や小牧市を経て名古屋市へと至ります。

その総延長は約246kmです。

沿線には、下呂温泉街、高山市街地、飛騨古川の町並みなど、ドライブ途中に立ち寄りたい観光スポットも充実。
特に秋の見どころは、神通峡や飛騨川沿いの紅葉です。

筆者はかつて5年間にわたり、月に1回ほど岐阜県美濃加茂市と地元・富山を往復し、時には車中泊もしていました。
今回は、そんな国道41号線を何度も走ってきた筆者の経験をもとに、秋のドライブルートを紹介します。

【スタート】車中泊の拠点に便利|道の駅 万葉の里 高岡


道の駅 万葉の里 高岡の外観

今回の旅は、富山県高岡市にある「道の駅 万葉の里 高岡」からスタートします。

この道の駅を出発地点に選んだ理由は、金沢方面・新潟方面・能登方面・岐阜方面へのアクセスが良く、さらに能越自動車道の高岡ICに隣接。
遠方から訪れる場合でも立ち寄りやすいのが魅力です。

道の駅 万葉の里 高岡店内

車中泊スポットとしても人気が高く、平日でも多くの車が車中泊をしています。

施設自体にはやや年季を感じるものの、きれいに管理されています。

あみたん焼き

館内では「あみたん焼き」などのグルメも楽しめるので、出発前に立ち寄ってみるのもおすすめです。
また、すぐ隣にはローソンがあり、ちょっとした買い出しにも便利。

さらに、車で3分ほどの場所には天然温泉を楽しめる入浴施設「かの苑」があり、銭湯料金で利用できます。


道の駅 万葉の里 高岡
住所:富山県高岡市蜂ケ島131-1
営業時間:9月は平日9時~19時、土日祝8時~20時
駐車場:普通車70台
車中泊の可否:可
詳細はこちら▷道の駅 万葉の里 高岡



道の駅高岡から呉羽梨直売所までのルート|天然温泉で旅の疲れを癒やせる「太閤の湯」




「道の駅 万葉の里 高岡」から最初の立ち寄りスポット「呉羽梨直売所」までは、約15.9km、車で約23分です。
能越自動車道の高岡ICを出て、県道58号線高岡小杉線を富山方面へ向かいます。

道中はのどかな田園風景が中心ですが、途中通るのが「太閤山」と呼ばれるエリアです。
豊臣秀吉が佐々成政を攻めるため、現在の太閤山周辺に陣を構えた山(丘)が、この場所です。

太閤山天然温泉 太閤の湯の入り口

また、ルートから少し外れた場所には、入浴施設「太閤山天然温泉 太閤の湯」があります。

太閤山天然温泉 太閤の湯の料金表

この入浴施設は、10時から深夜0時まで営業しているのが特徴。

筆者が実際に利用して印象に残ったのは、塩気のある天然温泉と、お風呂の種類の豊富さ。
内湯や露天風呂、つぼ風呂が楽しめました。

サウナも備わっており、ロウリュウを楽しめるサウナもあるため、温泉やサウナが好きな方ならゆっくり過ごせるでしょう。

さらに、現在は車中泊サービスも実施しています。
1〜2名で5,000円、19時からチェックインでき、24時まで大浴場が利用可能。

翌朝9時までにチェックアウトするプランとなっています。
温泉でひと休みしたいときや、この周辺を車中泊の拠点にしたいときの選択肢として覚えておくと便利です。

太閤山天然温泉 太閤の湯
住所:富山県射水市黒河5424
営業時間:10:00〜深夜0:00(最終受付23:00)
定休日:年中無休
料金:大人(中学生以上)1,000円、子ども(小学生以下)400円、幼児(2歳以下)無料
詳細はこちら▷太閤山天然温泉 太閤の湯



【立ち寄りスポット】旬の呉羽梨を味わう|呉羽梨直売所


呉羽梨直売所

太閤山工業団地を過ぎてしばらく走ると、梨畑が見えてきます。
この周辺は、富山を代表するブランド梨「呉羽梨」の産地。

道路沿いにはいくつもの直売所が並んでいますので、立ち寄りやすそうなお店を見つけて入ってみましょう。

呉羽梨直売所で販売している梨

直売所の魅力は、スーパーより比較的手頃な価格で、食べ頃に近い梨を購入することができます。

また、呉羽梨は時期によって店頭に並ぶ品種が変わります。
「幸水」から始まり、「豊水」、「あきづき」、「新高」と移り変わり、年によっては10月下旬ごろまで販売されていることもあります。


住所:富山県射水市塚越1823付近一帯
営業時間:10:00〜16:00くらい
駐車場:有り



呉羽梨直売所から道の駅 細入までのルート|温泉と足湯でひと休みできる「ウィンディ」




呉羽梨直売所から「道の駅 細入」までは約32.2km、車で約37分です。
梨の直売所を出て富山方面へ進み、国道41号線に合流したら岐阜方面へ。

しばらくは2車線の道が続き、沿道には飲食店も多くあります。
このあたりで腹ごしらえしておくのもおすすめです。

さらに行くと、神通峡へ。

ダム周辺ではボートの練習場があり、天気が良ければ風景を眺めながらドライブを楽しめます。
特に秋は、道の駅 細入まで続く神通川沿いの紅葉が見どころ。

訪れた日は、残念ながら記録的な大雨でした。

北陸自動車道の下を通ると1車線となり、山あいへ入る手前には、「春日温泉郷」があります。
周辺には旅館やホテル、足湯などがあり、ドライブ途中の温泉休憩にもぴったりです。

大沢野ウェルネスリゾート ウィンディの外観

その中で今回紹介するのが、「大沢野ウェルネスリゾート ウィンディ」です。

大沢野ウェルネスリゾート ウィンディの案内板

ガラス張りの外観が特徴的な施設で、プールやバーデ(ドイツ式の入浴スタイル)も備えています。
入浴はもちろん、リゾート気分も味わえます。

大沢野ウェルネスリゾート ウィンディの入り口

筆者が訪れた際は利用者も多く、人気の高さがうかがえました。

また、建物の周辺は公園として整備されており、無料で利用できる足湯もあります。
温泉に入るほど時間が取れない場合でも、足湯でひと休みしてからドライブを再開するのもよいでしょう。

大沢野ウェルネスリゾート ウィンディ
住所:富山県富山市春日96-1
営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:00)
定休日:毎月第2・4火曜日
料金:
【入浴】大人(中学生以上)750円、小学生380円、幼児(小学生未満)無料
【プール・バーデ・入浴】大人(中学生以上)1,540円、中学生1,100円、小学生770円、幼児(3歳以上小学生未満)550円
詳細はこちら▷大沢野ウェルネスリゾート ウィンディ



【立ち寄りスポット】県境を越える前にひと休み|道の駅 細入


道の駅 細入の外観

県境を越える前の休憩スポットとして立ち寄りたいのが「道の駅 細入」です。

道の駅 細入店内

施設的にはやや年季を感じますが、屋外にもトイレがあり、24時間利用できます。

物産品売り場では、富山県だけでなく、岐阜県の名産品も並んでいました。

道の駅 細入の露店

筆者が訪れた9月には、鮎の塩焼きも販売されていました。
テレビなどで紹介されたこともあるようで、売り場にはその際の写真も飾られており、多くの人が購入していました。

駐車場は普通車33台分あります。
狭い印象ではありませんでしたが、筆者が訪れた際は利用者が多く、やや混雑しているように感じました。

筆者自身はここで車中泊をした経験がないため、夜の雰囲気はわかりません。
ただし、周囲は市街地から離れた山あいの環境です。

車中泊で利用する場合は、事前に周辺環境や施設の最新情報を確認しておくと安心でしょう。


道の駅 細入
住所:富山県富山市片掛3-5
営業時間:10:00〜18:00(冬季期間変更あり)
定休日:年末年始
駐車場:普通車33台、大型車9台
車中泊の可否:可
詳細はこちら▷北陸「道の駅」



道の駅細入から道の駅アルプ飛騨古川までのルート|温泉・漫画・宇宙科学を楽しめる立ち寄りスポット




「道の駅 細入」から今回のゴールとなる「道の駅 アルプ飛騨古川」までは、約50km、車で約55分です。

富山県から県境を越えて岐阜県へ。
ここからは山あいを走る区間が続き、途中には温泉や車中泊スポット、宇宙科学を楽しめる施設など、寄り道したくなる場所が点在しています。

温泉・漫画・車中泊を楽しめる|飛騨まんが王国


飛騨まんが王国の外観

国道41号線から少し外れますが、車中泊旅なら立ち寄り先の候補にしたいのが「飛騨まんが王国」です。

敷地内には、入浴施設「宮川温泉 おんり~湯」をはじめ、「まんがサミットハウス」や宿泊施設、RVパークが集まっています。

飛騨まんが王国の案内図

「宮川温泉 おんり~湯」は浴槽が2つあり、そのうち1つでは天然温泉を楽しめます。

そして、ここで注目したいのが「まんがサミットハウス」。
たくさんの漫画を楽しめる施設で、土日祝日は20時30分まで営業しています。

筆者がおすすめしたいのは、早めに到着して温泉に入り、その後は時間の許す限り漫画を楽しみ、敷地内でそのまま車中泊するプランです。

飛騨まんが王国の料金表

敷地内にはRVパークもあり、電源あり1,500円、電源なし800円で利用できます。

飛騨まんが王国
住所:岐阜県飛騨市宮川町杉原
入浴時間:10:00〜20:30
定休日:毎週木曜日
料金:
【入浴のみ】大人(中学生以上)700円、子ども(小学生)300円、幼児無料
【まんが館共通】大人(中学生以上)900円、子ども(小学生)500円、幼児無料
詳細はこちら▷飛騨まんが王国



宇宙科学を無料で学べる|ひだ宇宙科学館 カミオカラボ


ひだ宇宙科学館 カミオカラボ

神岡町といえば、ニュートリノ研究で知られる「スーパーカミオカンデ」を思い浮かべる方も多いでしょう。
町なかには飲食店などもあり、国道41号線から少し寄り道して散策してみるのもおすすめです。

なかでも立ち寄りたいのが、「道の駅 スカイドーム神岡」に隣接する「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」です。

入場無料で、神岡で行われている宇宙や素粒子の研究について学べます。
筆者が取材した日は水曜日で残念ながら休館日だったため、訪れる際は事前に開館日を確認しておくと安心です。

ひだ宇宙科学館 カミオカラボ
住所:岐阜県飛騨市神岡町夕陽ヶ丘6番地
開館時間:9:00〜17:00(最終受付16:30)
休館日:水曜日、年末年始
入場料:無料
詳細はこちら▷ひだ宇宙科学館 カミオカラボ



神岡を過ぎたら峠道のカーブに注意


神岡町を過ぎると、峠越えのヘアピンカーブがありますのでスピードの出し過ぎは要注意!

また、道中には「ひだ流葉オートキャンプ場」もあります。
フリーサイト・宿泊で1,800円。

温泉施設もあり700円で利用できるようです。

【ゴール】飛騨古川観光の拠点にも便利|道の駅 アルプ飛騨古川


道の駅 アルプ飛騨古川の外観

今回の秋の車中泊ドライブのゴールは、「道の駅 アルプ飛騨古川」です。
筆者は6年ほど前にも訪れたことがありますが、最近リニューアルされ、以前と比べて明るく、おしゃれな雰囲気に変わっていました。

以前は静かな印象でしたが、現在は賑わっています。

道の駅 アルプ飛騨古川の店

筆者が訪れたのは水曜日でしたが、昼食を取ろうと「老田屋製麺所 飛騨古川店」を訪れると、かなりの待ち時間が発生するほどの混雑ぶりでした。

道の駅 アルプ飛騨古川の店の営業時間

販売所「そやな」もおしゃれな雰囲気で、飛騨ならではの特産品が多く並んでいます。

道の駅 アルプ飛騨古川で購入したパン

お土産を探したり、パンなどを購入したりと、ドライブのゴールでゆっくり買い物を楽しむのもよいでしょう。
道の駅は宮川沿いにあり、飛騨古川の町からアクセスしやすい場所にあります。

筆者がおすすめしたいのは、ここで一泊して、翌朝に古川の町並みを散歩するプランです。

町の中を流れる瀬戸川で泳ぐ錦鯉の姿も見られ、旅の疲れを癒やしてくれることでしょう。

また、飛騨古川は映画「君の名は。」の舞台になった町でもあります。
周辺の風景を巡ってみるのも楽しみ方のひとつです。

道の駅 アルプ飛騨古川
住所:岐阜県飛騨市古川町上町1348-2
営業時間:9:00〜17:00
駐車場:普通車100台
車中泊の可否:可
詳細はこちら▷道の駅 アルプ飛騨古川



まとめと注意点


国道41号線を走る際に注意したいのが、工事による交通規制です。
絶えず工事をしているイメージがあり、片側交互通行になっている区間があります。

前方の車の急な減速に備え、十分な車間距離を取りながら走りましょう。

大雨の際には通行規制や土砂災害などにも注意が必要です。
悪天候が予想される場合は無理に進まず、道路状況や気象情報を確認しながら予定を変更しましょう。

さらに、「道の駅 細入」から「道の駅 アルプ飛騨古川」へ向かう区間では、コンビニはありません。
神岡町までの道中で困らないよう、飲み物や食べ物などは道の駅であらかじめ調達しておくと安心です。

こうした点に気をつければ、国道41号線は秋のドライブにぴったりのルートになります。
富山から飛騨へと続く秋の車中泊旅を楽しんでみてください。

能登の車中泊サラリーマン

能登地方を拠点として活動している50代男性。 普段はサラリーマンとしてとある能登地方の企業に籍を置いています。 自宅はあるものの、6カ月以上車中泊で生活していております。 私が車中泊を続ける目的は、度重なる災害で車中泊を余儀なくされた場合に備え、出来るだけ快適に過ごせるノウハウを蓄積することです。