【経験談】宮崎・高千穂の車中泊スポット4選!泊まった感想と周辺の温泉も紹介

宮崎県・高千穂峡は、絶景やパワースポットが数多く点在する、非常に魅力的な観光地エリア。
特に高千穂町周辺には観光スポットが点在しているため、移動手段には車が最適です。
そのため、キャンピングカーでの旅を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、「車中泊できる場所はあるの?」と思う方もいるかもしれません。
私たちは、ハイエースワゴンGLベースのキャンピングカーで愛犬とともに旅をし、これまでに、日本全国(沖縄を除く)で140泊以上の車中泊を経験してきた夫婦です。
今回の記事では、そんな私たちが実際に訪れた高千穂町周辺の車中泊スポットと温浴施設について、感想を交えながら紹介します。
宮崎観光や高千穂峡観光の参考になれば幸いです。
高千穂周辺の車中泊スポット4つ
実は、高千穂へ向かう途中には、宮崎方面と熊本方面にそれぞれ1カ所ずつ、さらに高千穂町内に2カ所の車中泊スポットがあります。
今回は、それぞれのスポットの特徴と、実際に泊まってみたリアルな感想を紹介します。
道の駅 高千穂

高千穂町での車中泊スポットといえば、やはりここ。
「道の駅 高千穂」は、高千穂峡が一望できる絶好のロケーションと使い勝手の良さで、旅の定番スポットとなっています。
駐車場の注意点
駐車可能台数は、普通車74台(第2駐車場も含む)、大型車7台。

ただし、第2駐車場はトイレがなく、幹線道路を隔てたところにあるため、車中泊は大変そうでした。

また、立地が良いぶん交通量も多く、車の走行音が気になりました。
繁忙期は混むため、希望通りの場所に車を停める場合は、要注意です。
施設

トイレは清潔で、不便なことなく利用できました。
物産館では地元で採れた新鮮な野菜・加工品、レストランでは、地域の食材を使用したメニューも!お手頃な価格で、楽しめるのでぜひお試しください。
名称:道の駅 高千穂
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1296-34
電話:0982-72-9123
FAX:0982-72-3277
営業時間:物産館 8:30~17:00/レストラン 10:30~16:00
定休日:不定休
停められる台数:大型車7台、普通車74台
アクセス:延岡より、北方延岡道路と国道218号線で約45分
熊本方面より、九州自動車道山都通潤橋ICから国道218号線で約45分
詳細はこちら▷九州道の駅HP
道の駅 青雲橋

「道の駅 青雲橋」は、国道218号線沿い、東洋一のアーチ橋といわれる「青雲橋」の近くに位置する道の駅。
令和元年(2019年)にリニューアルオープンし、高千穂までは車で約20分弱と、意外と近くて便利というのが第一印象です。
絶景ポイント!愛犬との散策にもぴったり

道の駅の建物内には展望スペースがあり、さらに外に出てふれあい橋を渡れば、青雲橋の全景を見られる絶景スポットへ。
散策にもぴったりで、愛犬との散策コースとしても絶好のルートでした。
トイレも快適&駐車場も広々フラット

トイレは清潔で温水洗浄便座付き。文句なしにきれいでした。
また、駐車場は広々していて、全体的にフラットなのでどこに停めても快適です。

道の駅での車中泊を考えているなら、候補地の一つとして検討してみてください。
名称:道の駅 青雲橋
住所:宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折8705-12
電話:0982-87-2491
FAX:0982-87-3530
営業時間:物産 8:30~18:00/レストラン 10:00~16:00
定休日:不定休(年間数日)
停められる台数;大型車5台、中型車2台、普通車50台、身障者2台
アクセス;延岡より、北方延岡道路と国道218号線で約30分
熊本方面より、九州自動車道山都通潤橋ICから国道218号線で約60分
詳細はこちら▷道の駅 青雲橋HP
RVパーク高千穂

Youtuberにもよく紹介される人気施設「RVパーク高千穂」。
高千穂町内に位置し、アクセスは良好です。
料金や設備
利用料金は、1泊2,750円(税込)+入場料(大人550円・小学生330円)。
電源は24時間550円、もしくはコイン式で2時間100円の2種類から選べます。
私たちは、24時間タイプを利用しましたが、電圧も安定していて不具合なく快適に使えました。
そのほか、水道、コインシャワー、ドッグラン、ダンプステーションを完備。

トイレは清潔感のある屋内タイプで、ウォシュレット付き。
ごみ処理も可能で、専用の110円ごみ袋を購入し、分別したら回収対応してもらえます。
長旅の途中で、ごみやトイレタンク処理に困ったときなど、頼れる存在です。
文句なしの高規格RVパークといえるでしょう。
名物グルメが楽しめる
RVパーク高千穂の大きな魅力のひとつが、敷地内に「鶏の炭火焼吾平店」があること。

ここでは、宮崎・高千穂名物「鶏の炭火焼」を卵にくぐらせて食べるのが特徴。
熱々の鶏の香ばしさと卵のマイルドさは絶品です。
私たちは、愛犬を留守番させたくなかったので、テイクアウトを選択。
お店の方からは、「卵にくぐらせるスタイルがテイクアウトでどうなるかはわからない」と言われましたが、お店の目と鼻の先で、車内での食事にチャレンジして大正解!
コリコリとした食感に、ジューシーな味、卵のまろやかさ。
テイクアウトでも、美味しくいただけるのでおすすめです。
利便性が良いことはもちろん、旅行の装備をリフレッシュしたい方にもおすすめのスポットです。
名称:オートキャンプ場 in 高千穂
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井3121-2
電話:0982-82-2351
FAX:0982-82-2352
予約方法:電話予約のみ。空きがあれば当日予約可能
営業時間:Check In12:00 ~ 18:00/Check Out特になし ~11:00
定休日:不定休
利用料金:1泊1台 2,750円(税込)/1台(トレーラー含む)*別途入場料がかかります
入場料:大人(中学生以上)1人550円/小学生1人330円(税込)
停められる台数:6台(オートキャンプ場別)
アクセス:延岡より、北方延岡道路と国道218号線で約45分
熊本方面より、九州自動車道山都通潤橋ICから国道218号線で約50分
詳細はこちら▷くるま旅
高千穂周辺の温浴施設3つ
五ヶ瀬温泉 木地屋
「五ヶ瀬温泉 森の宿 木地屋」は、国道218号線沿いで唯一の天然温泉施設。
五ヶ瀬町のスポーツセンターに隣接しており、地元でも親しまれている温泉宿です。
宿泊者だけでなく、日帰り入浴も可能なので、車中泊の旅の途中で立ち寄るのにもぴったり。
泉質はややぬるめで長風呂向き
日帰り入浴時間は10:00~21:00で、私たちは朝風呂を楽しみました。
ちなみに、毎週火曜日は温泉メンテナンスのため、15:00スタートなので注意が必要です。
泉質は、低張性アルカリ性冷鉱泉で、源泉温度が23.4度。
実際に入ってみるとぬるい印象なので、時間をかけてゆっくり入りたい派にはちょうど良い温度感です。
逆に、「カラスの行水派」には、少し寒いかもしれません。
アメニティは揃っているので、タオルと着替えがあればOKです。
お土産コーナーも充実!
館内では、五ヶ瀬のお土産が販売されています。
私たちは「日向古秘(ひゅうがこひ)」という芋焼酎を購入。
道の駅などよりも数十円安く購入できたため、最後に寄って良かったと感じました。
また、「五ヶ瀬ワイン 涼香」という辛口スパークリングワインもおすすめ。
自宅でいただきましたが、スッキリとした飲み口でとても美味しかったです。
「五ヶ瀬温泉 森の宿 木地屋」は、高千穂から熊本へ向かう途中の休憩に、あるいはRVパークsmart五ヶ瀬ワイナリーに泊まるときの入浴にも便利です。
名称:五ヶ瀬温泉 森の宿 木地屋
住所:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所9223
電話番号:0982-82-1115
営業時間:10:00~21:00 毎週火曜日は15:00から
定休日:不定休
利用料金:大人650円
アクセス:RVパーク高千穂より15km、21分
詳細はこちら▷五ヶ瀬温泉 森の宿 木地屋HP
天岩戸の湯
「天岩戸の湯」は、高千穂町の中心地から車で約15分、RVパーク高千穂や道の駅高千穂・青雲橋からアクセスしやすい温浴施設です。
実際に、RVパーク高千穂のスタッフの方にもおすすめされた施設で、営業時間は10:00~22:00(最終受付21:30)と長めなのもポイント。
利用料金は、サウナ付きで500円(中学生以上)と嬉しい価格。
注意点は、温泉ではないということです。
私たちは、「車中泊の旅でのお風呂は温泉」というマイルールを作っているので今回は見送りましたが、高千穂の中では利便性やコストパフォーマンスを重視する方にはおすすめです。
RVパーク高千穂や道の駅高千穂、道の駅青雲橋で車中泊した際にはお風呂の計画に組み入れてみてはいかがでしょうか。
名称:天岩戸の湯
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸58
電話番号:0982-74-8288
営業時間:10:00~22:00(21:30最終受付)
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は、別日【※翌平日】が休館日)
利用料金:中学生以上500円、小学生300円
アクセス:RVパーク高千穂より7km、11分
詳細はこちら▷高千穂町HP
ホテル高千穂の「天照の湯」
高千穂峡へ向かう途中にある「ホテル高千穂」。
その館内にある入浴施設「天照の湯」は、宿泊者以外でも日帰り入浴が可能です。
私たちは、ドライブ中に看板を見かけて、「こんな穴場があるとは・・・」と驚きました。
日帰り入浴の営業時間11:00~16:00と、やや短め。
そのため、利用する場合はタイミングを計る必要があります。
お風呂は「準天然光明石温泉」で、サウナ付き、アメニティも充実していて、大人390円という、コストパフォーマンスの良さが際立ちます。
私たちが高千穂峡到着が16時だったため、残念ながら行くことができませんでしたが、事前に知っていればぜひ立ち寄りたかったです。
名称:ホテル高千穂「天照の湯」
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037-4
電話番号:0982-72-3255
営業時間:11:00~16:00(最終受付)
定休日:毎週月曜日
利用料金:大人390円
アクセス:RVパーク高千穂より3km、7分
詳細はこちら▷ホテル高千穂「天照の湯」HP
高千穂の車中泊スポット&キャンピングカー旅を快適に楽しもう!
今回は高千穂周辺の車中泊スポットと温浴施設をご紹介しました。
中でも、「道の駅高千穂」はとても人気が高く、使いやすい駐車場はすぐに満車になってしまうようです。
実際に旅してみて、延岡方面(宮崎側)から入るルートと、通潤橋方面(熊本側)からのルートでは、選択肢が異なると実感。
高千穂町だけでなく、行き・帰りのルートも含めて車中泊スポットを考えておくとスムーズです。
今回は、宿泊しませんでしたが、「RVパーク smart 五ヶ瀬ワイナリー」も選択肢に入れると良いでしょう。
高千穂の美しい自然を感じながら、快適な車中泊の旅をぜひ楽しんでみてください。