箱根在住者おすすめ!箱根で「格安」を実現する車中泊旅プラン




お手頃価格で楽しめる!箱根のおしゃれな「飲食店」


「観光地価格」といわれる多くの要因が、飲食店の高すぎる価格設定にあると考えています。

観光地でしっかりとランチをしようと思うと、都心のおしゃれレストランで食べる程度か、それ以上の金額がかかりますよね。

しかし、ランチを安く済ませるために「自炊かコンビニ弁当しか選択肢がない」なんてことはありません。

箱根でも、比較的安価な店舗はいくつか存在します。

そんな「安心して利用できる価格設定」になっている箱根の飲食店を、以下で2店舗ほどご紹介します!

1.テイクアウトOK!小涌谷「hakone picnic(はこね ぴくにっく)」


はこねぴくにっく

箱根登山鉄道の小涌谷駅正面の坂を上がったところにある、昨年オープンしたばかりの「hakone picnic(はこねぴくにっく)は、台湾人夫婦の経営する店舗。

本格的な台湾料理をリーズナブルな価格で提供しており、テイクアウト・デリバリーもOK!

観光客だけでなく、地元民の間でも人気が高まっています。

店内には飲食スペースもありますが、主にテイクアウトやデリバリーをメインに店舗運営されているようです。

店舗横に車1台分の駐車スペースがありますので、車でも安心ですね。

ルーローハン

写真は以前筆者が注文したルーローハン。

我が家でもときどきデリバリーを頼んでいます。

デリバリー対応地域内であれば、観光客であっても注文ができるようです。

配達が可能かどうかは、電話注文時にご確認を。

もちろん車内で食事をするためにテイクアウトしてもOK!

台湾紅茶や台湾鉄観音烏龍茶などのドリンクや、白玉やタピオカ・小豆などのトッピングをすることも可能な豆花(トーファ)もありますよ。

木曜定休ですが、不定期で店休になることもあるようですので、営業日などの詳細は公式インスタグラムをチェックしてみてください。

公式サイトはこちら▷ hakone picnic

2.居心地良いおしゃれなカフェ、強羅「COOFFEE CAMP(こーひー きゃんぷ)」


こーひー きゃんぷ

強羅駅の裏側あたりに2021年にオープンしたのが、ゲストハウスを運営するオーナーが手がけたカフェ「COOFFEE CAMP(こーひー きゃんぷ)」です。

元は農協だったという建物をリノベーションし、おしゃれで居心地の良いスペースに仕上げたカフェ。

朝早く開店している飲食店の少ない箱根ではめずらしく、朝8:00からの営業となっています。

店舗には駐車場はありませんが、強羅駅付近にはコインパーキングがたくさんありますので、特に問題はなさそうです。

チーズホットドックとドリンクのセット

朝8:00〜11:00までであれば、削りたてのチーズをのせたチーズホットドックとドリンクのセットが1188円(税込)。

チーズ無しのホットドックとドリンクのセットなら1078円(税込)と、箱根ではかなりお手頃な価格設定となっています。

無料でWi-Fiが利用可能ですので、朝の時間帯にお得な価格のメニューを注文し、そのままリモートワークされている方も多くいらっしゃいます。

ランチタイムには少し価格がアップしますので、お得に利用したい方は、朝の時間帯に訪問してみてはいかがでしょうか。

公式サイトはこちら▷ COOFFEE CAMP

地元民も利用する格安の「温泉」


箱根旅の目的が「温泉」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしホテルや旅館を含め、箱根で日帰り温泉を利用できる場所の大半は、利用料金が1000円以上と高めに設定されています。

家族みんなで温泉に入ったらファミレスランチが楽しめるくらいの金額になってしまう、なんてことも。

そんな時におすすめなのが、格安で利用できる以下の温泉施設です。

箱根にも、地元住民が利用する格安の共同浴場や個人経営の格安温泉などがあります。

どちらも露天風呂はありませんが、その分比較的安価に温泉を楽しむことが可能になります。

格安温泉1.「大平台温泉組合 姫乃湯」


大平台温泉組合 姫乃湯

「大平台温泉組合 姫乃湯」は大平台にある共同浴場。駐車場も完備していますので、旅の途中で立ち寄るのに最適。

利用料金は入浴が550円、休憩は1300円

入浴だけなら1000円でおつりがきちゃう、とても嬉しい金額設定です。

木曜定休となっており、木曜日以外であれば朝9:00〜20:00まで入浴が可能です(休憩室は夕方5時まで利用可)。

シャンプーはないので、持参が必須。

かなり温度の高い熱めのお湯ですが、その分体の芯までポカポカに温まることができますよ。

公式サイトはこちら▷ 大平台温泉組合 姫乃湯

格安温泉2.「宮ノ下 太閤湯」


宮ノ下 太閤湯

次にご紹介するのが、宮ノ下駅から徒歩5分ほどのところにある「太閤湯」。

駐車場は町民限定になっているため、宮ノ下駅近くにある町営の駐車場(30分無料、以降30分ごとに100円)を利用するのがおすすめです。

シャンプー、ボディーソープは有料となりますので、こちらも持参するのが良いでしょう。

料金は大人が600円、小学生400円

営業時間は13:00〜21:00まで(最終入館20:30)となっています。

毎週水曜日と第2・4週の火曜日が定休日となっています。

こちらも源泉掛け流しということもあり、比較的温度は高めですが加水が可能。

熱すぎる場合には、入っている方に配慮をしながら、少しずつ加水するとよいでしょう。

公式サイトはこちら▷ 太閤湯HP

箱根や箱根の近隣で車中泊できる場所


無料駐車場の多い箱根ですが、安心して車中泊を楽しむためには、車中泊OKの有料施設を利用するのがおすすめです。

箱根や箱根近隣で車中泊可能&比較的リーズナブルなオートキャンプ場やRVパークを、以下で2箇所ご紹介します。

芦ノ湖の近くで車中泊ができる!「芦ノ湖キャンプ村」


芦ノ湖キャンプ村

箱根町内で車中泊ができる場所としておすすめするのが、箱根海賊船、桃源台港近くにある「芦ノ湖キャンプ村」です。

1番の魅力はそのロケーション

敷地内を少し歩くだけで芦ノ湖の湖畔に出ることができちゃいます。

景観もバッチリ!

「芦ノ湖キャンプ村」はチェックインが11:00〜20:00、チェックアウトは10:00です。

電源無しならオートキャンプサイトが4500円〜で利用可能です。

日によって料金が変わり、オンシーズンではかなり高めの料金設定になりますので、オフシーズンでの利用をおすすめします。

料金についてなど、詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。

公式サイトはこちら▷ 芦ノ湖キャンプ村HP

箱根から車で30分ほどの距離!「御殿場RVパーク」


御殿場RVパーク

箱根から車で30分ほど、御殿場インターのすぐ近くに「御殿場RVパーク」があります。

利用料金は全長8m以内のスペースで1泊1台3500円

Wi-Fiやトイレ、水道や電源も無料で使用可能となっており、かなりリーズナブルといえるのではないでしょうか。

午後2:00〜夜の10:00までにチェックインが可能で、チェックアウトは朝の11:00。

ゆったりと長時間過ごしてもよし、箱根で終日観光を楽しんで寝るためだけに利用してもよし、といった感じです。

RVパークは住宅地内にあり、マンションの駐車場を利用しているようですので、できるだけ静かに過ごすよう心がけるとよいでしょう。

詳細はこちらから▷ 御殿場RVパーク

車中泊旅の際、休憩に便利な「道の駅」、箱根にもあります!


道の駅

箱根にも、芦ノ湖から三島方面へ向かう道の途中に、「道の駅 箱根峠」があります。

道の駅が旅先や道中にあると、気軽にトイレ休憩や食事に立ち寄ることができ、とても便利なんですよね。

神奈川県内で最初に整備された道の駅ということもあり、建物や設備が古く、何度か立ち寄ったことのある方の中には「古くて汚い」イメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、数年前から改修工事が入り、トイレを含め道の駅の施設全体が、かなりきれいになっているんです。

山の風景

そば・うどん・カレーライスなどの軽食が楽しめる「軽食コーナー」や、エアコンや無料Wi-Fi完備の「休憩・情報発信コーナー」などのスペースもありますし、箱根土産の販売もしています。

トイレ休憩に立ち寄るだけでなく観光スポットとしての利用も可能です。

道の駅の建物裏側からは、眼下に芦ノ湖を望むこともできます。

長時間運転して疲れた時にはぜひ休憩がてら立ち寄り、景色を眺めて癒されてみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらから▷ 道の駅 箱根峠

節約旅でも楽しい!「箱根」で絶景や食を堪能しよう


箱根神社

今回は、「箱根車中泊旅」を格安&楽しく過ごすのにぴったりな、観光・飲食・温泉スポットをご紹介しました。

地元民も利用する温泉施設や自然豊かな観光名所、比較的低価格の飲食店を利用することで、あまりお金をかけずとも、箱根旅行を充実させることが可能になります。

箱根町内に車中泊ができる有料スポットがまだまだ少ない、といった大きな問題もありますが、御殿場方面に向かえば、キャンプ場やRVパークが多数あります。

そちらを利用することで、箱根観光がスムーズになりますよ。

現在ではコロナ禍の影響もあるのか、ホテルや旅館などが少しずつ車中泊プランを出し始めているようです。

まだまだ「お試し」の域を出ないというのが難しいところでもありますが、安心して車中泊ができる場所が、箱根町内にこれからもっともっと増えていくことを期待したいと思います。