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失敗から学んだ、小さな子ども連れ車中泊に持っていると便利なグッズ9選!【経験者がおすすめ】

小さな子ども連れでの車中泊はいろいろと大変
小さな子ども連れでの車中泊は、楽しい思い出が作れる反面、親にとっては大変なことも多く、理想と現実のギャップに困惑してしまうことがあります。
実際、独身の頃から車中泊を楽しんでいた筆者自身でも、子ども連れでの車中泊は独身時代には訪れなかったハプニングや失敗談も数多く、その度に事前準備の大切さを実感しています。
そこで今回は、子ども連れで車中泊や車旅を楽しみたいと考えている方に向けて、夫婦と男の子2人(3歳と5歳)でキャブコンに乗って車中泊を5年間楽しんでいる筆者が、実体験をもとに子ども連れ車中泊に持っていると便利なグッズを9つご紹介していきたいと思います!
衣服の忘れ物や散らかり予防におすすめなグッズ2点

子ども連れで車中泊や車旅をすると、子どもの数に比例して荷物の量も増えるので、事前の準備は本当に一苦労。
特に衣服においては、季節や地域によっては家族全員分の衣服で荷物が嵩張りやすくなってしまいます。

また、急遽車中泊をすると決めた際には直前の荷物の準備だけで疲れてしまったり、いざ車中泊をしても「子どもの靴下や肌着を忘れた…」や「オムツが足りなくなった…」など、何かしら忘れ物をしてしまったりすることも。
車中泊に慣れている筆者でさえも、子ども連れになってからは忘れ物が多くなっていましたが、ここではこれらの問題を解決させた、筆者おすすめの「衣服の忘れ物やごちゃつき予防のアイテム」を2点ご紹介していきたいと思います。
圧縮収納バッグ

車中泊や車旅用の着替えは、収納スペースを最小限にできる圧縮収納袋に入れて車に常備しておくことがおすすめです。
衣服を圧縮収納袋に入れて事前に準備しておくことで、ちょっとしたお出かけや突然車中泊をすることになっても、準備の時間を短縮することができます。
圧縮袋は価格の安いビニール製のものと、繰り返し使える耐久性の優れた布製の収納袋がありますが、ビニール製は価格が安い反面、どうしても中身が見えてしまったり、衣服の素材によってはシワが出来やすかったりする難点がありました。

一方、布製の「圧縮収納バッグ」はデザイン性や耐久性に優れ、嵩張りやすい服も圧縮収納してくれるので、わが家では大活躍中!
メーカーによって素材は異なりますが、濡れた服も入れられるナイロン製のものや、取っ手があるものもあるので、温泉に行く際も持ち歩くことができ、荷物をバッグに入れ替える手間も不要です。
筆者は子ども達の着替え、夫婦の着替え、温泉用、パジャマ用の4つに分けて収納袋に入れて常に車に収納しているので、突然車中泊をすることになっても、最低限の衣服は忘れることなく楽しんでいます。
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吊り下げ型収納袋
ファミリー車中泊では、子どもの体調を崩さないために、季節や天候に合わせた帽子やマフラーなどの小物類、冷える朝晩にサッと羽織れるアウターやスリーパーなども欠かせません。
しかしこれらの小物類は、車中泊において忘れやすいアイテムであるうえに、脱ぎ着をする頻度が高く、わが家では車内が散らかる要因にもなっていました。

そんな悩みを解決してくれたのが、少ないスペースでも収納可能な「吊り下げ型収納袋」です。
収納袋は3〜4段に分かれているので、脱ぎ着して車内に散乱しやすい衣服や小物類、オムツなど分けて収納し、使用しない際はコンパクトな状態で車内の戸棚に収納しています。
そして、車中泊の際には後方に吊り下げて、子どもたちが自分で取り出したり片付けたりしやすいように設置して、車内が散らかるのを予防しています。
吊り下げ型収納袋のサイズは1人用のSサイズから、ファミリー用のXLサイズまで複数展開しているので、収納したい衣服の数や車内の収納スペースに合わせたサイズを選ぶのがおすすめです。
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次のページ▷▷▷【子ども連れお出かけあるある!食べこぼしやおねしょ対策は必須で厄介ですよね・・・】
食べこぼしによるシート汚れ対策グッズ2点

子どもとキャンピングカーで車中泊するうえで、どうしても避けられなかったのが「食べこぼしによる後部座席のシートの汚れ」です。
当初はシートの上からマルチカバーを敷いて対応していましたが、子どもが動き回る度にカバーがズレて、気づけば車中泊中に子どもたちが食べたご飯やお菓子の食べこぼし、誤ってこぼしてしまった飲み物のシミがシートについてしまっていました。
そこからわが家が見つけ出したのが、これからご紹介する2つのグッズです。
わが家と同じように子どもの食べこぼしや、シートを汚したくない方はぜひ以下のアイテムを参考にしてみてくださいね。
サイズ展開豊富!フィット式ソファ用座面カバー

子どもがいるご家族や愛犬がいる場合、後部座席のシートを綺麗に保つためには、シートカバーを使用するのが1番おすすめです。
後部座席のシートカバーは、メーカーに依頼してオーダーしたり、好きな柄や素材の布でシートに合ったサイズで自作したり、マルチカバーを敷くなどさまざまな方法があります。
わが家の場合「安く・手間なく・サイズピッタリ」で試行錯誤した結果、ネットで販売していた「フィット式ソファ用座面カバー」に辿り着きました。
フィット式ソファ用座面カバーはサイズが複数展開しているので、取り外し可能なシート1つ1つにピッタリ合ったものを見つけることができました。

また、1枚900円〜3000円程度で購入でき、素材やカラーもさまざま。
撥水加工を施された製品もあるので、わが家の場合は自作するよりも格安で手に入れることができ、洗い替え用に複数購入したり、季節に合わせて素材を替えたりして使用しています。
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リンサークリーナー

わが家のキャンピングカーに備え付けられたシートは布製です。
そのため、シートが汚れてしまえば、簡単に落とすことはできず、専門業者に頼めば数万円はかかってしまうと言われました。
そんな時に見つけたのが、布製品を洗浄できる「リンサークリーナ」でした。
使い方は本体に水を入れてセットして、T型ヘッドから水を少しずつ出しながら吸引していくだけ。

食べこぼしが多かったシートはもちろんですが、見た目的には汚れてないと思っていたシートでさえも、洗浄終了後の本体にはシートから浮き出た汚水が取れていました。
頑固なシート汚れは、専用の洗浄液を使用すればより効果的に綺麗に洗浄できるので、車内を綺麗に保ちたい方にはおすすめです。
シートは洗浄後天日干しをするなどして、乾かす必要がありますが、予想以上に汚れが取れたので、わが家ではリンサークリーナーを購入してから最低でも半月に1度は洗浄するようにしています。
リンサークリーナーの詳細はこちら▷キャンピングカーの車内清掃はリンサークリーナーがあると楽々綺麗に!
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車中泊中の子どものおねしょ対策グッズ3選

幼児連れでの車中泊中において、油断できないのが「おねしょ対策」です。
わが家の子どもたちは、2人とも0歳の頃から車中泊を経験しているので、トイレトレーニング中はおねしょ対策は念入りにしていました。
しかしオムツが取れて、自宅でも車中泊中でもおねしょをしなくなっていたため「もうおねしょ対策はしなくてもいいかも」と油断した矢先に、夜子どもがおねしょをしてしまった失敗談がありました。
その時はそろそろ買い換えようと思っていたシーツとマットレスが汚れてしまっただけで済みましたが、それ以降は車中泊でのおねしょ対策を続けるようにしています。
ここではおねしょ対策のグッズを3選ご紹介しているので、おねしょが心配なお子さんと車中泊を楽しみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
おねしょズボン

おねしょズボンは、吸水性と通気性に優れたおねしょ対策用のズボンです。
少し厚みがあるものの、肌に触れる面はコットン100%なので触り心地がよく、デザインやサイズは複数展開しているので、筆者の子どもは嫌がらずに履いてくれています。
ウエストは調整できるタイプか、腹巻きタイプがありますが、わが家は夜の車内で子どもが寝冷えしないように腹巻きタイプを使用しています。
おしっこが少ない〜普通の量程度であれば、シーツまで漏れることはありませんが、多い量の場合は漏れてしまうこともあります。
そのため、オムツ時期はオムツ+おねしょズボンを使用して、トイレトレーニング中の場合はパンツ+オムツ+おねしょズボンで夜を過ごすのがおすすめです。
防水ボックスシーツ

「おねしょズボンを履く年齢ではないけど、おねしょが心配…」という方は「防水ボックスシーツ」を使うのがおすすめです。
ボックス型なので、マットレスや布団の上からかぶせてもズレにくく、側面までしっかりおねしょをガードしてくれるので、寝相が悪いお子さんでも安心して使用できます。
また、透湿性にも優れているので朝まで蒸れにくいのもおすすめなポイントです。
しかし、寝返りをうつと”カサカサ”という擦れるような音がするので、気になるかたは防水ボックスシーツの上から肌触りのいいボックスシーツをかぶせて二重にするのがおすすめです。
折りたたみ式簡易トイレ

子ども連れで夜中に公共やRVパークのトイレを使用するのは何かと危険性を伴うので、おすすめはできません。
そのため、キャンピングカーにトイレが備わっていない方におすすめなのが、折りたたみ式の簡易トイレです。
わが家はスペースや処理方法の問題で、車内にトイレを備えてはいませんが、折りたたみ式簡易トイレはキャンピングカー購入後すぐに車内に搭載しました。
特に子どもがトイレトレーニングをはじめてからは、いつでも使えるようにリア部分に「折りたたみ式の簡易トイレ」「非常用の臭わないトイレセット」を常備するようにしています。
今のところ子どもが夜に起きてトイレを訴えることがないので、実際には車内で一度も使用したことはありませんが、座面が柔らかくクッション性も高いので、万が一の時は子どもも抵抗なく使用できそうです。
簡易トイレの設置は、おねしょ対策だけでなく防災や渋滞対策にもおすすめなので、車に常備していない方はこの機会にぜひ検討してみてくださいね。
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子どもが車内遊びに飽きた時の最終兵器:キッズタブレット
車内で子どもたちと過ごすとき、皆さんはどんな遊びをして過ごしていますか?
わが家の場合、移動中は歌を歌ったり、簡単なクイズをだしあったり、目的地での旅行計画を家族で話し合ったりして過ごし、長距離の場合は途中から、子どもたちの好きなアニメのDVDを観るなどしています。
そして、休憩中は車内でストレッチをしながら触れ合い遊びを楽しんだり、簡単なボードゲームをしたり、子ども同士でバンクベッドに登って仲良く遊んだりしています。
しかし、雨の日など車内にいる時間が長ければ長いほど、これらの遊びにも飽きて子どもがぐすりだしてしまうこともしばしば…。

そんな時、わが家での最終兵器として「キッズタブレット」は車中泊では欠かせなくなってきています。
わが家が使用しているキッズタブレットはamazonのキッズ向けタブレットの「fireキッズタブレット」です。
wi-fiが繋がっていなくても、子どもの年齢に合ったアプリや動画を事前にダウンロードしていれば電波が悪い環境でも使用でき、wi-fiに繋げて保護者モードに替えればYouTubeや動画のサブスクなどを楽しめます。

子どもが使用する際はコンテンツや時間を制限することもできるので、アプリや動画を見過ぎるのを予防し適度に活用しています。
アプリや動画の数も多く、子どもたちは車中泊中にキッズタブレットのアプリを使って、時計の読み方や、英語、ひらがなの勉強も楽しみながら覚え、イヤイヤ期でもぐずることがほとんどなく、車中泊を楽しめるようになりました。
耐久性においても、購入してから約3年間床に何度も落とされてしまっていますが、タブレットカバーが厚めでクッション性にも優れているので、今まで一度も壊れたことはなく、今後もわが家では車中泊で活躍するアイテムとなりそうです。
子ども用おもちゃの散らかり予防グッズ:収納コンテナ

小さな子ども連れでの車中泊で車内が散らかる原因としておもちゃもあげられます。
実際わが家も、子どもがぐずらないように以前はさまざまなおもちゃを車内に持ち込んでいました。
しかし、おもちゃが多いほど車内は散らかり、小さなおもちゃやバラバラになりやすいおもちゃは、車内やシートの隙間に落ちるなどして、探すのに一苦労してしまうことも…。`
そのため、わが家では細々したおもちゃを持ち込むのは禁止して、おもちゃ用のコンテナに入るサイズで、失くす可能性が低いおもちゃを選ばせるようにしました。

その結果、現在入っているおもちゃの内容としては、子どもたちが車中泊やキャンプ中の際に外で楽しめる「ボール・ラジコン・シャボン玉・水鉄砲」や、車内で遊ぶためのお気に入りの「ぬいぐるみ・自動車のおもちゃ」です。
収納コンテナは、形が崩れにくいハード系タイプのものと、布製で折りたたみがしやすいソフトタイプのものがあります。

わが家の場合は外で遊ぶおもちゃの方が多いので、コンテナが砂や泥汚れた際に、サッと水洗いがしやすいハードタイプを選んで収納し、子どもがすぐには手が届かない場所に搭載して、車内がごちゃつくのを予防しています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、わが家の失敗談から学んだ子ども連れ車中泊におすすめなグッズをご紹介しました。
車中泊での失敗は、今となっては全ていい思い出にはなっていますが、予防できることであれば事前に対策を講じておいた方が得策です!
大変だと思われがちな子ども連れでの車中泊ですが、ぜひ今回の記事を参考にして、大人も子どもも楽しい時間を過ごしてみてくださいね♪