【初心者必見!!】失敗した経験から教える!DIYで内装を車中泊仕様するときに失敗しないコツと注意点
目次
車中泊仕様車のDIYで失敗しないコツ
さっそく、車中泊仕様車をDIYで作る際の「失敗しないコツ」について紹介していきます。
筆者は意識しなかったために車中泊仕様車を作る際に失敗したポイントもあるので、失敗を避けるためにもチェックしておきましょう。
車中泊仕様車のDIYで失敗しないためのコツは4つ
・車中泊スタイルに合った車種を選択する
・車内の過ごしやすさを重視して設計する
・火器使用時の安全性を確保する
・車中泊グッズの収納スペースを考慮する
車中泊スタイルに合った車種を選択する
車中泊仕様車を作る際には、まず車の用意をする必要がありますよね。
もうすでに車の準備は済んでいる、もう車は決まっているという方はスキップしていただいてOKです。
車中泊旅は何人で行くのか、就寝人数は何人なのか、運転のしやすさ、車体の長さは運転の負担にならないかなど、注意してみておくポイントがあります。
車中泊に人気な車種で言うと「ハイエース」や「キャンラバン」に乗っている方を多く見かけますが、普段使いすることも考慮して、車種は選ぶといいでしょう。
ちなみに、筆者は運転のしやすさ・車体の適度な広さを確保できると思い「NV200」を選択。
運転に自信もあまりなかったため、大型の車はさけました。自身の運転技術も考慮して車種を選ぶことも重要と言えます。
車内の過ごしやすさを重視して設計する
車体が決まれば、車内に置くベッドやテーブルなどのインテリアを考えていく必要があります。
ちなみに、筆者はこの段階で大きな失敗をしました。
今は改良したため過ごしやすくなっていますが、初代の設計では車内の過ごしやすさをあまり考えずに「ベッドは大きい方がいい」「テーブルは小さくてもあればいい」程度に捉えていました。
出来上がった車内で過ごしているとどうも車内での移動がしにくく過ごしにくいことが判明。
調理の際はテーブルが狭くて使いにくい、ベッドが大きく足をおろしたくてもおろせない。
など、不便なことが多く、快適な車中泊からはかけ離れていました。
やってみて分かったことですが、車中泊で過ごす時間をしっかりとイメージしながら制作することはとても重要です。
食事をとるときは足をおろしたいのか、どのくらいのテーブルスペースがあれば車内での調理がスムーズにできるのかなど、具体的に上げていくといいでしょう。
火器使用時の安全性を確保する
筆者がはじめに作った内装ではテーブルの高さが比較的高かったためテーブルの上で調理をするとフライパンや鍋の位置が天井に近く、天井に熱が伝わってしまいあまり安全とは言えない状態でした。
こちらも今は改良されていますが、火器使用時に天井が近いと重大な事故につながることも考えられます。
車中泊仕様車をDIYする場合は使用するコンロやヒーターを置く位置やフライパンや鍋の高さなども考慮して製作する必要があります。
また、天井だけでなく、周りにカーテンや蚊帳などを設置する可能性がある場合には燃え移らないように距離をとる、火器使用時は外すなどの対策も必要と言えます。
車中泊グッズの収納スペースも考慮する
車中泊仕様車のDIYをする場合に気をつけておきたいのが「車中泊グッズの収納スペース」です。
ここでも筆者は重大なミスをしました。
今は写真のようにキレイに収まっていますが、最初に制作した収納棚には使用していたコンテナバッグが入らないというミスをしてしまいました。
せっかく作ったのにグッズがきれいに収まらない。こういったミスはありがちです。
しっかりと車中泊グッズをどのように収納したいのか、収納ケースの幅や高さはしっかりと収まるようになっているかどうかは重要なポイントと言えます。
車中泊グッズの中には長さの長いものや大きさがかさばるものも多くあります。
自身の車中泊グッズを見ながら「〇〇は▲にしまう」と場所を決めておくとスムーズに車中泊仕様車も作れるでしょう。
車中泊仕様車を作る際の注意点
車中泊仕様車を作る際のコツについて解説してきました。
ここでは、車中泊仕様車を作る際に気をつけておきたい注意点について具体的に解説していきます。
筆者も車中泊仕様車を作った中で気づいたポイントになるので、これから車中泊仕様車を作る方は特にしっかりと見ておくといいでしょう。
車中泊仕様車を作る際の注意点は3つ
・ハイレベルな作業は避ける
・走行中に倒れそうな家具は固定する
・完成後も使いやすいように変更すればOK
ハイレベルな作業はさける
YoutubeやSNSを見ているととてもDIYの素人とは思えないクオリティの高い方がたくさんいて、「自分のこのように作りたい」と思う方も多いでしょう。
もちろん、がんばれば作れるはずです。
ですが、例えば電気工事などの知識がない方が電気の配線などの作業をした場合、ミスにも気づきにくく、火災などの事故につながることもあります。
そのため、DIYで車中泊仕様車を作る場合には「自分ができそうなこと」で作り上げるのがベストかと思います。
筆者も電気の装備や水道などつけたかったですが、つけられる気がしなかったので、電気はバッテリー式のものを使用し、水道もジャグだけで完成させています。
ハイレベルな作業をせずとも十分に満足の行く車中泊仕様車はできます。
その方が製作期間も圧倒的に短縮できるはずです。
走行中に倒れそうな家具は固定する
車中泊仕様車を作る際の注意点2つ目は、「走行中に倒れそうな家具は固定する」ことです。
停車中の車内の中で車中泊仕様車を製作しているときは意外と気づかないのですが、いざ、完成した車中泊仕様車で走行してみるとベッドや棚がガタンガタン、と揺れることは多くあります。
筆者も「やったー!完成」と思い、道路を練習のため走らせたところ、カーブを曲がった時に盛大に棚が倒れました。
特に高さのある棚や収納スペースなどは倒れやすくなります。
路面状態にもよりますが、悪路でも車内の家具がしっかりと固定されていれば安心ですよね。
走行中に倒れそうだとおもう家具はしっかりと固定するなどして対策をしておきましょう。
完成後も使いやすいように変更していけばOK
これは筆者の経験談ですが、一度の制作で100%納得のいく車中泊仕様車につくり上げることは難しいです。
完成して使ってみて始めて気づくメリットやデメリットも多くあるはずです。
なので、使いながら自分のスタイルに合わせていく。
それでOKです。
筆者も今のスタイルになるまでに車内を2回もフルリメイクしています。
ようやく納得のいく車内になったかなと思っています。
まとめ:車中泊仕様車の内装を作る際のコツをしっかりと理解しておこう!
車中泊仕様車の内装を作る際のコツや意識しておくべき注意点について解説してきました。
車中泊仕様車を製作したいけど、失敗するのが不安。何を意識して作り始めればいいのかわならないという方は多いはずです。
そんな方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
ご自身にあう車中泊スタイルを見つけるきっかけになるかと思います。
車中泊仕様車を作るのは大変そうに思いますが、やってみると楽しい作業ばかりです。
失敗しないコツや注意点についてよく理解して車中泊仕様車の制作をしてみてください!