新車ハイエースの車中泊ベッドをDIYしてみた。作り方と設計図、費用も公開
目次
車体に穴をあけない、傷を付けないように車中泊ベッドを自作
ハイエースで車中泊。
私もそうでしたが興味ある人、多いようです。
車中泊するにはまずベッドが必要。
ハイエースには様々な車中泊グッズが販売されていて、もちろんベッドキットも多数市販されています。
しかし、どれも価格が高いし、なかなか好みにピッタリの製品がない。
そこで昨年購入したばかりのハイエースに自分たちでベッドを作成、設置しました。
初めての経験でしたが、なるべく車体に穴をあけない、傷を付けないように試行錯誤してなんとか完成。
車中泊仕様にDIYしたハイエースで、夫婦で車中泊を楽しんでいます。
材料は? 工具は? 加工・組み立て・設置はどうやったのか。
今回は私たちのケースを紹介したいと思います。
設計図とかかった費用も公開しているので、これからハイエースのベッドを自作したいと考えている人の参考になればと思います。
DIYでハイエースのベッドを作るメリット
私たち夫婦が所有しているのはハイエースバン。
グレードはスーパーGLの特別仕様車ダークプライムⅡ(R5年式 2800CC 4WDディーゼル車)。
長期間乗りたいと思っていたので新車を購入しました。
キャンピングカーでも車中泊仕様車でもなく、単なるバンなので荷台には何も付いていません。
しかし、何もないほうがDIYで車中泊仕様にするにはかえってうってつけです。
車内の詳細はこちら▷人気のハイエースをDIYで快適に!気に入っている点と改善点を紹介
自作すると愛着が湧く
荷台のスペースの大部分を占めることになるベッドは、車内の印象を決める大きな要素。
ベッドを自分たちで作り上げたことで、自分たちのハイエースに愛着が湧いて、車中泊の楽しさを増してくれています。
ベッド以外もコンソールボックスや窓枠パネルをDIYで作成。
車内のあちこちに思い入れがあるものが設置できるのも、DIYのいいところだと思います。
自分たちが使いやすいようにアレンジできる
私たちのハイエースはキャンピングカーではないので、4ナンバーの貨物登録。
ベッドなどの車中泊に関する装備を車検時に降ろす必要があります。
そこで、車検のときにベッドを簡単に降ろせる作りにすることにも重点を置きました。
分割したフレームにすることで、妻一人でも扱えますし、車体にキズを付けることなく組み上げられる仕様にしています。
安くできる
ハイエース用のベッドキットはいろいろなものが市販されています。
価格帯は6万円台~20万円くらい。
15万円前後が中心価格のようです。
くわしい費用は後述しますが、今回DIYで作ったベッドの材料費は約3万円。
自分で作るとやはり圧倒的に安くできます。
次のページ▷▷▷【必要な道具や材料、車体に傷をつけないようにするためにどんなDIYをしたのか、ご紹介します!】