車中泊に最適なテーブルとは?ポイントを抑えて失敗しないDIY!
車中泊でご飯を食べる時や、作業する際に必要なテーブル。
わが家のバンには、購入したものDIYしたもの、合わせて4種類もテーブルがあります。
果たしてテーブルが4つも必要なのかとも思うのですが、これを機に、車中泊に最適なテーブルとは何か、改めて考えてみました。
テーブルをDIYする時の注意点や、車中泊におすすめのタイプを紹介していきたいと思います。
目次
車中泊で愛用しているテーブル
まずは、わが家のテーブルについて紹介していきます。
DIY:キッチンテーブル
自宅のキッチンをDIYする時に余ったテーブル材を利用して、車内にキッチンテーブルを設置しました。
車のサイズに合わせてカットして、棚や冷蔵庫も組み込み、移動中も動かないようにしています。
こちらは主に、料理の時やソファベッドのサイドテーブルとして使用しています。
自宅でも使用しているのテーブル材で製作したことでお家感も増し、こちらのキッチンテーブルにはとても満足しています。
購入品:室内用食事テーブル
車内で食事をする時に使っているのが、こちらの脚が折りたためるテーブルです。IKEAで購入しました。
なるべくかさばらないテーブルを探していたのですが、サイズも大き過ぎず小さ過ぎず、車内でも快適に利用しています。
食事の時以外は、脚をたたんでソファベッドの下に収納。
「少し小さいな」と思い、もう1つ購入するかと考えた時もありましたが、今では1つで充分だと思っています。
このテーブルを使用している時は、お家感もありながら、少しキャンプ気分も味わえます。
IKEAの脚が折りたためるテーブルは、車中泊におすすめです。
購入品:アウトドア用テーブル
アウトドア用のテーブルは、座敷スタイルが好きなので低いテーブルを購入しました。
こちらも脚が折りたためて、高さも数段階変えることができます。
基本的に大きさは充分ですが、足りない時は室内用のテーブルを持ち出し、ラグの上で使用しています。
アウトドア用のイスはビーズバッグを使用しています。
移動中は、畳んで、引き出し収納の前にフック付きゴムバンドで固定。引き出しの飛び出し防止にもなり、移動中も大活躍です!
ちなみに冬場は外で過ごすことはほぼないので、シーズンオフの期間はこれらテーブルやイスを含め、アウトドア用品はほとんど愛車に積んでいません。
寒い冬が終わってアウトドアを楽しむ時期に、こちらを使っています。
DIY:ベッド展開できるテーブル
キャンピングカーでもベッド展開できるダイネットはよくありますが、バンライフでも限られた車内を有効活用するには展開式のダイネットがとても便利!と思い、DIYしました。
バンの両サイドに大きな収納ボックスを設置し、ダイネット時はソファとして、ベッド展開時はベッドボードを載せる台として使用します。
テーブルの天板を、ベッドボードしても使えるよう設計しました。
テーブルは単体で立たせられるので、外でも使用可能。
ですが、今はテーブルとしては機能していません……。
その理由と、テーブルをDIYする時に押さえておきたいポイントを次に見ていきたいと思います。
ベッド展開できるダイネットをDIYする時に押さえておきたいポイント
ベッド展開できるダイネットをDIYする場合、始める前に押さえておきたいポイントがいくつかあります。
ソファベッドテーブルが機能していない理由
DIYで作成したダイネットのテーブルは、現在、脚が壊れてしまって機能しておらず、今はベッド時のボードとしての役割しか果たしていません。
壊れてしまったことも、機能していない一つの理由ではありますが、それ以前に、ベッド展開するのが非常に面倒!
わが家のベッドにはたくさんのクッションが置いてあり、ダイネットに戻すには、これら大量のクッションをどかすことから始まります。
そして展開には、
- 中央テーブル部分に敷いたベッドマットを椅子の背もたれに移動
- 天板を2人がかりで持ち上げる
- 折りたたんでいた脚を出して設置する
という工程が毎回必要です。
さらに日中の移動する際も、走行中、物が動かないようにベッドの状態に戻さないといけないので、同じ工程を逆順でもう一度。
そして、重量があり一人で簡単に展開できなかったのも、面倒に感じる原因の一つでした。
このような失敗を踏まえて、DIYする際のポイントを次に見ていきたいと思います。
DIYする時のポイント
形やデザインなどはそれぞれですが、ベッド展開できるダイネットをDIYする際に押さえておきたいポイントを紹介します。
出し入れしやすいか?
ベッドの状態からダイネットにする作業は想像以上に大変でした。
なので、ストレスなく簡単に展開できるかどうか、展開の工程を少なくできるかが、かなり重要なポイントだと思います。
これは、DIYを始める前に考えておきたいポイントです。
1人で設置できるかどうか
そして1人で設置できるかどうかも重要なポイント!
1人でさっと展開できれば、わが家ももっと使用頻度が増えていたと思います。
そのためには、軽い素材を使用するなどしてできる限り軽くするのがおすすめです。
サイズも気をつけたい
テーブルの天板は、展開後ベッドボードとしても使用するので「できるだけ大きく」と思って作ったものの、実際に使ってみると大きすぎることが判明しました。
また当たり前ですが、大きくなるだけ重くもなります。
さらに、出入りするスペースがあまりなかったので出入りもいちいち大変。設計する時には出入りの事もよく考えておくと良いと思います。
そして角が丸い方が安全。ちょっとしたことですが、それだけで出入りしやすくなります。
ベッドボードとして使用するには短くなってしまうので、足りない部分には別でパーツを用意しておくと良いですよ。
わが家では、もともと愛車に付属していた簡易ベッドのパーツを3本再利用して使っています。しっかり強度のある木材です。
購入するならこんなテーブル
一から全てDIYするよりも、ある程度のパーツやキャンピングカー用のテーブルなどを購入した方が簡単だと思います。
では、パーツやテーブルを購入するならどんなものがいいのか?
使いやすさや出し入れのしやすさも踏まえて、理想の形やアイデアを挙げてみたいと思います。
脚1本・脚が伸びるタイプ
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このタイプだと足元もスッキリしていて、テーブルの脚を上下するだけで展開できるので使いやすそうです。
脚はホームセンターやキャンピングカー専門店などで購入できると思います。
脚1本・脚が動かせるタイプ
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このタイプも高さ調節が可能で、テーブルを好きな角度に動かせるのが◎。足元のスペースもあるので、個人的に理想の形だと思います。
このタイプのテーブルもそれぞれの車内デザインに合わせて、アイデアが広がりそうです!
引き出し式テーブル
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こちらは引き出し式のテーブルで、使わない時はベッドに収納することができます。収納時は邪魔にならず、出し入れも簡単そう。
ただ、この写真の車はサイズが大きめだと思うので、通常のバンだとベッドとソファのスペースをそれぞれに確保するのが大変かもしれません。
広いバンであれば、面倒な工程が減って快適に過ごせるので理想的なテーブルになると思います。
通常サイズのバンであれば、スペース確保の工夫が必要になるかと思います。
壁に備え付けるタイプ
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簡単に出し入れでき、使わない時も邪魔にならないので素敵なアイデアだなと思いました。
折りたたみが二段階になっており、テーブルの大きさを変えられるように作られている点もgoodです!収納時もコンパクトに収まります。
車中泊に最適なテーブルとは??
- 軽量
- コンパクト
- 出し入れが簡単
この3点を考慮して、それぞれのデザインや好みのテーブルを探す、作る。
備え付けのテーブルは省き、荷物を減らしたい、1つに厳選したい場合は、今回紹介したIKEAテーブルが値段もお手頃でおすすめです。
アウトドアブランドのテーブルは大きくなりがちですが、おしゃれで軽量、コンパクトな物が多いので好みのテーブルを見つけやすいと思います。
わが家のアウトドア・室内テーブルは小さいですが、2人なので充分足りています。意外と大きなテーブルは必要ないのかもしれません。
もしベッド展開可能なダイネットが機能していたらIKEAのテーブルはなしで、備え付けのキッチンテーブル込みで3つあれば充分だと思います。
さらに、ダイネットを外でも使えるようなデザインにしたら、アウトドア用のテーブルも持ち運ぶ必要がなくなりますね。
皆さんも、好みに合った、使い勝手の良いテーブルが見つかりますように!