車旅を400日も続けているのに、なぜ疲れないのかを自己(キャンピングカー)を分析
皆さんこんにちは。現在約400日くるま旅生活を続けている、むっちゃんです。
キャンピングカーで旅をしていると、よく旅先で声を掛けられて車内をお見せする事があります。そして口を揃えて「そんなに長期間旅を続けていても、全然疲れた顔をしていないね」と言われます。
たしかに普通車でのくるま旅ではなく空間が広いキャンピングカーと言えど、家を断捨離して長期間『外』で生活をしているのに、よく疲れないなと我ながら思います。
今回は、どうして疲れずにくるま旅生活が送れているか、自己(キャンピングカー)分析してみる事にしました。
目次
直立出来る空間
筆者は“キャンピングカー”という存在を知った当初、ハイエースなどのバンをキャンピングカー仕様にした「バンコン」の購入を検討していました。結局バンコンを選ばなかった理由は大きく2つあります。
1つ目は、キャブコンよりもバンコンの方が空間が限られる割に意外と高額だったから。(欲しい機能を兼ね揃えている車体で比較。)
2つ目は、バンコンは車内で立てなかったから。この2つめの“車内で立てなかったから”のサイズ感を参考までにご紹介します。
まず、ハイルーフの車体で見ると、身長158cmの筆者は車内で立てる高さです。しかし身長175cmのパートナーは背中を丸めて腰をかがめないと生活が出来ない空間でした。
スーパーハイルーフの車体では身長175cmでも直立することができましたが、車体購入費はもっともっと高価になります。そこで購入費を抑えて車内空間が充実しているキャブコンの購入を決めました。
特に我が家は運転の負担が100%パートナーに掛かるので、運転の疲れを取ってもらいたい気持ちもあり、車内の生活空間を重視しました。
寝床を用意する必要がない バンクベッド
そして快適な生活に欠かせないのが寝心地の良いベッド。
我が家では運転席の上のバンクベッドをメインに使用しています。理由は寝具を毎回準備する必要がないからです。
旅先でお風呂に入って車内に戻った後に、そのまま寝られる幸せは何にも代え難い!ベッドを展開したままでもリビングスペースは普段通り使えるので、寝る時間がパートナーと違ってもお互いにストレスなく過ごすことができます。
キャンピングカーのベッドについては以前こちらの記事でもご紹介していますので、気になった方はチェックしてみてください。
充電環境が完備されている
我が家ではインバーターのおかげで、いつでもどこでも充電が出来ます。インバーターは100Vに変換して家電を動かせます。エアコン、電子レンジ、炊飯器、T-fal、温水、ドライヤー、掃除機…等々です。
特に重宝しているのが、PCを充電しながらT-falを沸かせる点です。
移動しながらリモートワークでお仕事をさせて頂いているので、PCを充電しながら書き物や動画編集が出来るのは大きいです。
自宅と変わらず仕事ができてしまうので、スッピンのままでも、あぐらをかいても、好きな時に好きな格好で作業が出来るのが実に快適です。
作業中は片手に飲み物が欠かせないので、味を変えながら水分を多く摂取するようにしています。
意外と多い収納スペース
扉がついている収納は9カ所、扉がついていない収納は11カ所あります。扉がついている収納の中でも一番収納容量が大きいのがリアベッドの下部分です。
リアベッドは段差があり3部屋に分かれている様な構造になっています。冬用チェーンや発電機のオイル交換用品、オフシーズンの衣類と寝具、アウトドア用品が3カ所に分けて収納出来るので、とても重宝しています。
また大小サイズは異なりますが扉つき収納棚が多数あるので、その棚ごとに同じ種類のアイテムをまとめて収納しています。
こちらには、保存食品・乾物をまとめています。保存食は災害時対策も兼ねており、季節ごとに賞味期限をチェックしてローリングストックを行っています。これは家と変わりませんね。
我が家ではマルチルームはトイレとして使用しているので、キャンピングカーショーなどに行った際にはまとめてトイレ関連アイテムを購入しています。
トイレが少ない観光先にも行くので、そんな時は恥ずかしがらず大人用オムツを使っています。トイレの有無を気にせず観光に集中出来るので、隠れたオススメ用品です。
カメラマンや取材記者の方など、トイレに行きにくい環境でお仕事をされている方も使われていると聞いてから、気軽に使える様になりました。
調理器具はほぼ皆無です。ないながらも不便を感じずに毎回楽しく食事を摂れるのは、パートナーと一緒に飲み食い出来る環境があるからです。
古くて反応の遅い中古PCが筆者のお供です。最初は銀色のバーがついているだけで心もとなかったこの収納スペースですが、意外と物が落ちてくることはありません。
電化製品は、こちらにまとめて収納しています。ヘアドライヤーと、手動で充電出来るタイプのラジオと懐中電灯が一緒になっている物です。これは台風が来た時に毎回大活躍してくれています。
こちらはバンクベッドのサイドにある収納スペース。カーブ部分の形になっているのが特徴です。
形が変わりやすい袋式のティッシュペーパーが何かと重宝しています。
洗顔や洗い物ができるシンク
こちらは料理時や、洗い物、また洗顔をするときに使用するシンクです。旅を始めた最初の頃は毎回使うたびに綺麗に拭きあげていましたが、現在は普段使いしているので、そこまで神経質に掃除をしなくなりました。ズボラさが出ています……。
豆苗を育てるのもココです。
小物入れとなったドリンクホルダー
こちらダイネット部分のドリンクホルダーです。ドリンクホルダーとして使わないで、小物入れとして使ってしまっています。最初の頃はこちらにマイボトルを入れていましたが、いつの間にか小物入れと化していました……。
夏の暑さや冬の寒さに耐えられる断熱性
普通車と異なり断熱材が入っているキャンピングカーは夏の暑さ、冬の寒さを軽減してくれます。
以前、軽自動車でくるま旅をしていた頃は、気候のせいで体調不良をきたすことも少なくありませんでした。何より、せっかくの車旅なのに旅先を限定されてしまうのが残念でしたが、キャンピングカーを購入してからは真冬でも北海道に出かけるなど自由な旅行を楽しんでいます。
あれば絶対便利な冷蔵庫
家の冷蔵庫ように大容量ではありませんが、あるとないとでは全然違います。
毎日毎食、外食をする訳にはいきませんし、何より食事をしたいタイミングで食材を取り出し料理ができるのは本当にありがたいです。
普通の家で暮らしていた頃は、冷蔵庫を開けて確認しないと何が入っているか忘れていることが多々ありましたが、今は中に入っている食材の残量を常に把握しています。そのため、買い出しの際も必要なものを必要なだけ購入できるようになりました。
また、旅先の特産品を楽しめるのは冷蔵庫があってこそです。その土地ならではの食材との出会いは旅の大きな楽しみの一つですよね。
まとめ
今回の記事ではなぜ400日近くも車旅を続けているのに疲れず、快適な生活が送れているのか自己(キャンピングカー)分析してみました。
この記事で紹介した一つ一つが私たちの車旅を快適なものにしてくれています。
これからくるま旅、くるま生活を送られる方の参考になれば幸いです。