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【千葉・神奈川】釣り×車中泊歴3年の私がジープで行った釣り&車中泊場所3選

釣り×車中泊歴3年の私がジープで行った釣り&車中泊場所3選
私は以前から、車中泊やキャンプ、釣りなど様々なアウトドアアクティビティを楽しんできました。

昨年(2024年)、トヨタ・ハリアーからジープ・ラングラーへ乗り換えたので、早速車中泊×釣りをしてきました。

そこで今回は、ジープ・ラングラーで車中泊×釣りを楽しんだ千葉県と神奈川県のスポットを紹介したいと思います。

真冬の車中泊で快適に寝るためにどのような準備をしたのか?どこで釣りや車中泊をしたのか?など、ジープ・ラングラーでの車中泊に興味がある方や、車中泊×釣りを楽しみたい方の参考になると思います。

私の釣り歴


海釣りで獲れた魚

筆者は3年前から渓流釣りや堤防釣り、サーフでのショアジギング、オフショアジギングと、様々な釣りを楽しんでいます。

渓流釣りは、冬季に渓流魚の自然繁殖を保護するため、多くの場所で禁漁期間があります。

そのため、冬は海釣りばかりしています。

今回、千葉県では堤防釣りやショアジギング、神奈川県ではオフショアジギングを楽しんできました。

普段釣りをする場所は主に関東ですが、仕事で全国各地に出張するため、余裕があるときはパックロッドと呼ばれる5ピースの組み立て式のロッドを持参。

愛知や福岡、大阪などの出張先で、仕事終わりに釣りを楽しむこともあります。

海釣りの様子

また、毎年家族で沖縄県の宮古島へ遊びに行くのですが、その際も必ず釣りをしています。

車中泊×釣りを楽しむための準備


ラゲッジスペース

私は釣りに出かける際、現地に前日入りして車中泊をしています。

釣りは開始時間が朝早いため、少しでも多く睡眠時間を確保するためです。

睡眠不足だと、せっかくの釣りを楽しめませんから。

そして、車中泊する際はいかに快適に寝られるかを考えながら準備をしています。

この項ではまず私が車中泊で使っている寝具を紹介。

それから持って行った釣り道具についても少し触れます。

車内をフルフラットに


車内をフルフラットに

ジープ・ラングラーはセカンドシートを前に倒して、後部スペースをフルフラットにできます。

たまに助手席や運転席で眠ることもありますが、首や体が痛くなって十分に休めないため、後部座席をフルフラットにできるというのは非常に重要なポイントです。

キャンプ用のマット


車内にキャンプ用のマットを設置

後部をフラットにしてキャンプ用マットを敷いてみましたが、私の車のグレードでは後部にスピーカーや、以前の記事で紹介したフリッジスライダーがあるため、マットを幅いっぱいに平らに敷くことができませんでした。

以前の記事はこちら▷570万円で中古ジープ・ラングラーを購入。カスタム仕様でキャンプ、車中泊、釣りを満喫【愛車紹介】

シュラフ(寝袋)


車中泊の様子

厚手の冬用寝袋を用意しました。

この寝袋は-7度の環境でも快適に眠れるため、とても重宝しています。

インナーシュラフ


シュラフだけでは対応できない寒さの場合に使おうと持参しましたが、今回は使わずに済みました。

メーカー:ベアーズロック
金額:3,530円



ポータブルバッテリー


海釣りに持って行くポータブルバッテリー

寒いときに電気カーペットを使おうと持参しましたが、今回は出番がありませんでした。

Jackery ポータブル電源 240 商品概要
電池タイプ:リチウムイオン電池
容量:241.9Wh
定格出力:200W
DC入力:19V/3.42A(12-30V対応)
AC出力:100V〜2A,60Hz
シガーソケット:12V/10A
USB出力:2x5V 2.4A、最大24W
サイズ:230×133×167mm
重量:3.1kg



ロッドホルダー


ロッドホルダー

ハリアー時代から愛用しているロッドホルダーを、ラングラーでも引き続き活用しています。

高価な釣り具では10万円を超えるものもあり、車内でロッドの置き場に困ることが多いですが、ロッドホルダーを使うことで、走行中にロッドがズレたりぶつかったりする心配がなく、安心して運搬できます。

持って行った釣り具


車中泊の様子

今回持参した釣り道具
・ロッド&リールを4セット
・クーラーボックス
・ショルダーバッグ(堤防釣り道具一式)
・腰巻ライフジャケット
・タックルボックス
・ライト



車中泊に選んだ場所と釣りスポット


昨年末から今年1月にかけて車中泊と釣りを楽しんだのは、千葉県館山市と神奈川県小田原市の3カ所です。

各スポットの魅力や特徴を詳しく紹介します。

千葉県館山市にある館山港


ラングラー

館山港は駐車スペースのすぐ目の前が釣り場になっており、車を横付けして気軽に釣りを楽しめます。

昨年の12月30日に訪れた際には、ファミリー連れの方々も多く、安心して釣りができる環境でした。

足元でも水深が6〜7メートルと比較的深いため、館山港は多彩な釣りが楽しめるスポットとして知られています。

現地ではサビキ釣りや投げ釣り、餌釣りをする方が多く、周囲ではぽつぽつと魚を釣り上げる様子が見られました。

私は釣果があまり望めない真冬にあえてルアー釣りに挑戦。

残念ながら釣果はなく、深夜に約3時間釣りを楽しんだ後、そのまま車中泊で休みました。

住所:千葉県館山市館山1564-1
最寄りのインター:館山自動車道、富浦ICから約15分
トイレ:なし
釣れる魚:時期により異なりますが、アジやイワシ、シーバス、キスなど多彩な魚種を狙えるそうです。



千葉県館山市にある沖ノ島護岸


ラングラー

沖ノ島護岸にも昨年末に訪れました。

広々とした駐車場には約400台が止められ、目の前が海という絶好のロケーションで、到着後すぐに釣りを始められるのが魅力です。

仮設トイレも複数設置されており、釣りと車中泊の両方に最適なスポット。

ただ今回は、深夜に到着して早朝から釣りを楽しむ予定でしたが、生憎の強風に見舞われてしまいました。

風さえなければ、美しい景色を眺めながら快適に釣りを楽しめる場所だっただけに、残念に感じました。

海辺の景色

釣りができない代わりに周りを散策。

沖ノ島護岸から沖ノ島までは歩いて3分ほど。

第二次世界大戦時に作られた遺構が現在も残されていたり、宇賀大明神社があったり、歴史を感じられるスポットでした。

住所:千葉県館山市富士見
最寄りのインター:館山自動車道、富浦ICから約15分
トイレ:あり
釣れる魚:時期により異なりますが、シロギス、クロダイ、アオリイカなどが釣れるそうです。



神奈川県小田原漁港から釣り船に乗船


車中泊場所の駐車場

小田原漁港に停泊している遊漁船「陰徳丸」で中深海ジギングに出かけるため、前乗りしました。

22時頃に到着し、駐車後、1時間ほど駐車場の前でワームを使ってアジなどの小魚が釣れるか試してみましたが、全く釣れる気配がなく、あきらめて就寝。

翌朝は5時半に受付を済ませ、6時に出船しました。

船

釣果はユメカサゴ、カガミダイ3匹、サバ2匹でした。

船釣りの良いところは、釣った魚をすぐに血抜きや神経締めをしたり、サバについてはその場で内臓処理(ジップロックで持ち帰り)できたりする点です。

これにより帰宅するまで魚を新鮮な状態に保てます。

釣れた魚の料理

今回は、サバはしめ鯖に、カガミダイは塩焼きに、残りのカガミダイとユメカサゴはアクアパッツァにして、どれもおいしくいただきました。

陰徳丸さんを初めて利用しましたが、なんとか釣れるように柔軟に対応してくださるとても気さくで素晴らしい船長さんでした。

小田原漁港は漁船の船着き場があり、漁港関係者の方々が働いているため、釣りをする際には配慮が必要です。

また、場所によっては釣り禁止エリアもあるようなので、釣りをする際は現地のルールに従うようにしましょう。

住所:神奈川県小田原市早川1-14-5
最寄りのインター:早川インター
トイレ:漁港内に24時間使用可能なトイレあり
釣りもの:アジ、ハゼ、イワシ、シロギス、メジナ、アオリイカ、クロダイと多彩な魚種を狙えるそうです。



まとめ/冬に釣り&車中泊をしてみた感想


釣果については、紹介したとおり釣れた場所も釣れなかった場所もありました。

車中泊は、真冬でしたが今回準備したものだけで3カ所とも寒さを感じず眠れました。

ただ、私のラングラーでは後部スペースにマットをきれいに敷くことができなかったので、すごく快適な車中泊とはいきませんでした。ここは要改善ポイントですね。

フリッジスライダーを付けていない通常のジープ・ラングラーでしたら快適に眠れそうです。

今回紹介したのは2025年1月現在、釣りや車中泊が制限されていないスポットです。

しかし、ルールが変わる場合もあるので、釣りや車中泊をする際は必ず看板などで現地のルールを確認してからにしましょう。

ryo

夫婦、男の子2人と愛車のジープ・ラングラーと共にキャンプや釣り等、アウトドアを年中満喫中です! 車中泊やルーフテントでの快適な過ごし方や対策グッズ等、たくさんの情報をお届けしていきますので、ぜひ参考になさってください!