キャンピングカー・車中泊情報Webマガジン - DRIMO（ドリモ）

6月末に中国へ返還予定のアドベンチャーワールドのパンダたち。

「見納めに会いに行こうかな」と計画している方もいるのではないでしょうか？

筆者は一足早く、ゴールデンウイークの土日に、キャンピングカーで和歌山を訪れ、アドベンチャーワールドと紀南エリアを満喫する1泊2日＋前泊（金曜夜出発）の車中泊旅をしてきました。

この記事では、実体験をもとに、「南紀白浜大満喫ツアー」の魅力をたっぷりご紹介します！

車中泊スポットや絶景スポット、グルメ情報なども紹介しているので、パンダ見学や和歌山方面の車中泊旅を検討している方の参考になれば幸いです。

今回紹介するスポットはいずれも公式に車中泊が推奨されている場所ではありません。

利用の際はマナーを守り、仮眠・休憩目的で節度ある利用を心がけましょう。

まずは行程をチェック！

【金曜夜】出発して新庄総合公園第一駐車場で前泊車中泊
【土曜朝】アドベンチャーワールドでパンダと動物たちに大興奮！
【土曜夕方】とれとれパークで海鮮三昧
【土曜夜】道の駅「椿はなの湯」でリラックス車中泊
【日曜朝】本州最南端、潮岬で絶景ドライブ
【日曜昼】福菱 Kagerou Cafeで和歌山銘菓「生かげろう」を堪能
【日曜昼過ぎ】カタタの釣りぼりで釣り体験
【日曜夕方】温泉めぐりで旅を締めくくり！

【金曜夜】出発して新庄総合公園第一駐車場で前泊車中泊

仕事を終えた金曜日の夜、ごはんとお風呂を済ませてからキャンピングカーに荷物を積み込み、奈良を出発！

目指すのは、和歌山県田辺市にある新庄総合公園第一駐車場です。

170kmの道のりを高速道路で約2時間30分。

19時30分に出発し、22時に現地到着しました。

新庄総合公園第一駐車場について

夜間でも利用可能な清潔なトイレがあり、安心して車中泊できます。

4連休前夜でも混雑はしておらず、静かでとても快適な環境でした。

駐車スペースは約50台ありますが、この日は10台ほどしか停まっておらず余裕がありました。



アドベンチャーワールドまでは車で約15分とアクセス抜群！

翌朝もゆっくり出発できる好立地です。

なお、公園駐車場のため電源や水道はありません。

仮眠目的での利用をおすすめします。

また、最寄りのコンビニまでは徒歩約12分なので、事前に買い物を済ませておくと安心です。

新庄総合公園第一駐車場の住所
〒646-0015 和歌山県田辺市たきない町3558−1
詳細はこちら▷田辺市HP

【土曜朝】アドベンチャーワールドでパンダと動物たちに大興奮！

翌朝6時45分、アドベンチャーワールドへ向けて出発。

駐車場オープンの同時の7時に到着すると、すでに開門待ちの車列ができていてびっくり。

ゴールデンウィーク中ということもあり、やはり大人気。

早めの行動が肝心です。

車を停めたら、まずはキャンピングカー内で朝食タイム。

事前にスーパーで購入しておいた朝食をゆったりと楽しみました。

自分たちだけの空間で落ち着いて食事ができるのも、キャンピングカー旅の大きな魅力です。



アドベンチャーワールドの通常開園は10時ですが、混雑時には前倒しされることもあります。

公式サイトで事前に確認し、入園チケットはオンライン購入しておくと安心です。

筆者も事前予約で混雑を回避できました。

オンライン購入はこちら▷アドベンチャーワールド



園内に入ると、さっそくかわいいパンダたちがお出迎え！

大勢の来場者で混雑していたものの、間近でパンダの様子をしっかり見られました。

とくに朝はパンダも活動的なので、見ていて楽しいです。

お昼過ぎに訪れたときには、すっかりお昼寝モードでした。



その後は、無料の「ケニア号」に乗ってサファリゾーンを探検！

車窓から動物たちを間近に見られるこのアクティビティは、小さなお子さん連れにもおすすめです。



さらに、イルカショーやアニマルショー、遊園地エリアなども充実。

筆者は、開園直後からパンダ→ケニア号→アニマルショー→イルカショー→遊園地エリアと、午前中だけでたっぷり満喫できました。

とくにケニア号は開園から1時間後には待ち時間が1時間になるほどの人気ぶり。

早めに向かうことをおすすめします。

昼食事にはレストランが大混雑していたため、園内のベンチで食べました。

売店の「パンダアイスクリーム」はかわいくて、子どもたちに大人気でした！

アドベンチャーワールド
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
TEL：0570-064-481
営業時間：10時〜17時
料金：大人（18歳以上）5300円、シニア（65歳以上）4800円、中人（中学生・高校生12歳～17歳）4300円、小人（幼児・小学生4歳～11歳）3300円
休園日：水曜日（月によって異なる）
詳細はこちら▷アドベンチャーワールド

【土曜夕方】とれとれパークで海鮮三昧！

午後4時ごろ、アドベンチャーワールドを満喫したあと、車で約10分の場所にある「とれとれパーク」へ向かいました。



ここは、地元で水揚げされた新鮮な魚介類がずらりと並ぶ、南紀白浜を代表する巨大グルメ&お土産スポットです！



館内に入ると、お寿司やマグロの刺身、和歌山名物のみかんジュースなど、魅力的なグルメが目白押し。



その中でもとくにおすすめなのが、定期的に開催されるマグロの解体ショー。

目の前で豪快にさばかれるマグロの迫力と、切りたてのとろける美味しさはまさに絶品です！



わが家も、お寿司やマグロ握り、みかんジュースなどをたっぷり堪能。

また、お土産コーナーも充実しており、お買い物タイムも楽しめました。

とれとれパーク
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521
TEL：0739-42-1010
営業時間：8時30分～18時30分（※お食事は17時30分頃オーダーストップ）
詳細はこちら▷とれとれパーク 

【土曜夜】道の駅「椿はなの湯」でリラックス車中泊

とれとれパークで海鮮グルメを満喫したあとは、今夜の宿泊地「道の駅 椿はなの湯」へ移動。

ここは、源泉かけ流しの温泉が併設された道の駅で、夜8時まで営業しています。

大人600円というリーズナブルな価格で、旅の疲れをじんわり癒してくれました。



お風呂の規模はそこまで大きくないものの、GW中でもそれほど混雑しておらず、快適に入浴できました。

入浴後は、そのまま車内に戻ってリラックスして就寝。



山間の静かな場所にあるため、周囲の騒音もなく、夜はぐっすりと眠ることができました。

道の駅「椿はなの湯」
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町椿1058番地の1
TEL：0739-46-0617
料金：大人（中学生以上）600円、小人（小学生）300円　※未就学児無料
営業時間：道の駅9時〜20時、公衆浴場11時～20時、足湯10時〜17時
休館日：火曜日
詳細はこちら▷道の駅「椿はなの湯」

【日曜朝】本州最南端・潮岬で絶景ドライブ！

朝8時に「道の駅 椿はなの湯」を出発し、本州最南端の潮岬を目指して出発！

道中は海沿いの絶景ロードが続き、ドライブそのものがとても爽快でした！



潮岬には9時に到着。

潮風を感じながら、芝生広場でのびのびと過ごし、記念撮影も楽しみました。

駐車場・入場料ともに無料なのが、家族連れにはうれしいポイント！



隣接する「南紀熊野ジオパークセンター」では、地形や地質について楽しく学べる展示があり、子どもも興味津々。

入館料は無料なので、お時間があればぜひ立ち寄ってみてください。

南紀熊野ジオパークセンター
住所：和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2838-3（潮岬観光タワー西隣）
TEL：0735-67-7100
営業時間：９時～17時
料金：無料
休館日：年末年始
詳細はこちら▷南紀熊野ジオパークセンター 

【日曜昼】福菱 Kagerou Cafeで和歌山銘菓「生かげろう」を堪能

10時前に潮岬を出発し、11時ごろに「福菱 Kagerou Cafe」へ到着しました。



和歌山銘菓「かげろう」の製造元が運営するカフェでは、ここでしか味わえない焼きたての「生かげろう」が楽しめます。



ふわふわの生地に、やさしい甘さのクリームが絶妙にマッチしていて、思わずおかわりしてしまったほどのおいしさでした！



サンドイッチやパスタなどの軽食メニューも充実しており、早めの時間帯なら比較的スムーズに利用できます。

福菱 Kagerou Cafe
住所：和歌山県西牟婁郡すさみ町1279-3
TEL：0739-42-3129
営業時間：8時～18時（L.O.17時30分）
料金：生かげろう120円～、タマゴサンド650円、ヒレカツサンド・ボロネーゼ1,200円
定休日：年中無休（臨時休業あり）
詳細はこちら福菱 Kagerou Cafe

【日曜昼過ぎ】カタタの釣りぼりで釣り体験！

次に訪れたのは「カタタの釣りぼり」。

タイやアジを狙える、ファミリー向けの人気釣りスポットです！



初めから付いてくるレンタルセットの餌は、小魚にすぐ食べられてしまい、なかなか釣れず苦戦…。

最後の30分で別料金の餌「マダイストロング（600円）」に変更したところ、ようやく1匹ゲットできました！

最初からグレードアップした餌にしておくのがおすすめです。



釣った魚は、「とれとれ市場」でさばいてもらい、その場で食べることもできます。

普段はあまり生魚を食べない子どもたちも、「自分で釣った魚」となると大喜びで美味しそうに食べていました！

カタタの釣りぼりの概要
住所：県西牟婁郡白浜町堅田 藤島2217-2
TEL：0739-43-6990
営業時間：7時～14時（12月〜2月は7時30分～14時）
料金：3,680円（小物釣り・竿1本・エサ代込・2時間釣り放題）
休業日：年中無休（悪天候の場合は休みあり）
詳細はこちら▷カタタの釣堀

【日曜夕方】温泉めぐりで旅を締めくくり！

波音を聞こえる！「崎の湯」

旅の締めくくりは、白浜温泉めぐり。

まずは「崎の湯」へ向かいます。



海に面した岩風呂で、波音を聞きながら浸かる開放感は格別！

洗い場はありませんが、自然と一体化するような絶景が楽しめます。

GWの夕方ということもあり、かなり混雑していました。

脱衣場も狭くいっぱいだったので、子連れだと少し大変。

可能であれば、少し時間をずらして訪れるのがおすすめです。

崎の湯
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町1668番地
TEL：0739-42-3016
営業時間：8時～17時（10月1日〜3月31日）、7時～19時（7月1日〜8月31日）、8時～18時（4月1日〜6月30日、9月1日〜9月30日）
料金：500円（3歳以上）
定休日：無休（臨時休業あり）
駐車場：15台
詳細はこちら▷崎の湯

大きな湯船でゆったり！「牟婁の湯」

続いて訪れたのは「牟婁の湯」。



こちらは内湯があり、しっかり洗えるため、旅の疲れをじっくり癒すことができました。

「崎の湯」と比べて脱衣室も広く、混雑もしていないので快適に過ごせました。

また、源泉も2種類引いており、含硫黄ナトリウム塩化物強塩泉とナトリウム塩化物泉のかけ流し温泉が楽しめます。

温泉でリフレッシュしたら、あとは帰路へ。

最後まで安全運転で帰りましょう！

牟婁の湯
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町1665番地
TEL：0739-43-0686
営業時間：9時～11時（最終入場10時30分）、14時～21時30分（最終入場21時）
料金：大人420円、中人140円、小人80円
定休日：火曜日
駐車場：5台
詳細はこちら▷牟婁の湯

パンダと自然と温泉、ゆとりあるキャンピングカー旅！

今回ご紹介したルートは、アドベンチャーワールドでパンダたちに癒され、紀南の自然とグルメを楽しみ、温泉で心も体もリフレッシュできる、贅沢な「南紀白浜大満喫ツアー」でした！

週末にパンダ見納めを考えている方や、キャンピングカー旅を計画している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！