車中泊 ベッド

車中泊旅「布団」と「寝袋」どっちがいい?それぞれのメリット・デメリットを紹介



車中泊の旅をしてみたいけど、車内で寝るときに布団と寝袋どちらがよいのか、選択できる余地がある場合は少し悩みますよね。

筆者は最初からベッドにマットレス&布団を敷いて寝たいという希望がありました。そのためバンを車中泊仕様にDIYする際には常設でベッドを作り、現在までずっと布団を使用して寝ています。

その分、車内スペースの大半をベッドが占めてしまうという問題も。

日常的に車中泊旅をされている方の中には、車内で過ごす際にできるだけ車内スペースを広く保つため「布団ではなく寝袋を使用している」という方も多くいらっしゃるようです。

そこで今回の記事では、車中泊旅の際に「布団」と「寝袋」どちらが良いのか迷っているという方に、「布団」と「寝袋」それぞれのメリットやデメリット、選ぶ際に注意しておくべき点などをさまざまな観点からご紹介していきたいと思います。

車中泊で「布団」を使う際のメリットとは

バン 車内

車中泊で「布団を使用するメリット」は、どんな点があげられるでしょうか。

まず、寝る際に布団を使用することで、車内であっても自宅とほぼ同じ状態で寝ることが可能になります。「車の中だから寝づらい」といった車中泊の1番の問題点を、布団を使用することでかなり解消することができるんです。

自宅で使用している布団や枕をそのまま車で使用することもできるため「枕が変わると寝つきが悪くなる」という方も安心。

車内でも自宅やホテル・旅館に近い快適さを得られるというのは、布団を使用する際の最大のメリットといえるのではないでしょうか。

また、寝る直前に「寝袋を袋から出して車内に広げる」といった手間がないのもメリットのひとつ。

布団の場合、敷布団・掛け布団を車内に半分程度に折りたたんだ状態で積んでいる方が多く、布団を広げるだけですぐ横になれるので、準備や手間もなくかなり便利です。

車内で寝転がる男性

さらにキャンピングカーなど常設のベッドがあれば、寝る直前になって車内を片付け、寝袋を広げるためのスペースを確保する必要もありません。

1日あちこちに滞在して疲れた体で、寝るための準備をするのはとても大変です。

自宅と同じように「ベッドに入ればすぐ眠れる」という環境が整っているというのは、長距離の運転や移動をともなう車中泊の旅ではかなり助かりますよね。

また運転中に眠くなった場合、SAや道の駅などの駐車場に車を停めて仮眠を取ることもあると思います。「少しだけ横になりたい」なんてときにもすぐにごろりと横になって眠ることができれば、「サッと仮眠を取り、起きたらすぐに出発」が可能に。

ベッドと布団があることで、運転時間や移動時間の短縮にもつながりますよ。

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「布団」や「ベッド」を使う際のデメリットは?

車内 ベッド

次に車中泊で布団を使う場合の最大のデメリットは「車内で布団を置く・敷くためのスペースがかなり必要になる」ということ。

その原因は、布団自体の大きさや厚さにあります。

車内に布団を保管して寝る際に広げるといった場合も、常設のベッドがあり布団を広げたまま移動しているという場合も、どちらも車内スペースの大半が布団(ベッド)になってしまうため、着替えや調理道具、食材など、別の車中泊用品を収納しておくスペースが限られてしまいます。

また敷布団・掛け布団ともにかなり厚み・重さがあり、自宅から車内へ運び込んだり、車中泊後に自宅に片付ける際、手間がかかりとても大変なのは間違いありません。

さらに布団で眠る場合には首元や足先など、布団の隙間から風が入り込んで特に冬は寒く感じることがあります。

その場合は電気毛布を使用したり、首や足回りが暖かくなるよう多めに着込んだり、厚手の靴下を履くなどの工夫が必要になります。

車中泊で「寝袋」を使うメリットとは

寝袋

車中泊で寝袋を使用する際のメリットはいくつかあります。寝袋を使用する最大のメリットは、寝袋自体を小さく丸めておけるため車内で多くのスペースを取らず、コンパクトに収納できるという点です。

車内に収納スペースを多く取れる大きめの車なら良いですが、普通乗用車や軽自動車など、車内のスペースが狭く布団を収納するだけの広さが確保できないといった場合には、寝袋が最適

車内で多くの場所を取ることがないため、睡眠時間以外でも、車内でゆったりと過ごすためのスペースを確保することができます。

また寝袋自体がかさばらずとても軽いので、持ち運びしやすいのもメリットのひとつです。

車中泊をよくするという方なら普段から車に積みっぱなしでも良いですし、自宅に保管しておく場合でも持ち出す際にさほど荷物になりません。さっと取り出して車に積み込むことができ、いつでも気軽に出かけることが可能になます。

また夏場など暑い季節には通気性の良い素材で作られた夏用の寝袋を、寒い季節には冬用のダウン素材の寝袋などを選べば、冬の寒さにも耐えることができます。

布団とは違い、体と寝袋の間に隙間がなくしっかりと包まって眠ることができるため、冬でも寒さを感じません

「寝袋」にはデメリット(問題点)もアリ・・・

寝袋2

車中泊で寝袋を使用する場合も、当然いくつかの問題点が出てきます。

寝袋を使用する際には「寝袋を広げるためのスペース」が必要になります。車中泊の際、寝る前に寝袋を広げるスペースを確保するため、車内の荷物を片付けることから始める必要があります。

どんなに疲れて横になって眠りたくても、スペースを確保しなければ寝袋を広げることができず、すぐに寝ることはできません。

また寝袋の下にマットなどを敷かず寝袋単体で寝る場合は、床の硬さ、シートのくぼみなどがダイレクトに体に伝わり、体のあちこちが痛むこともあります。

快適に眠るためには寝袋と一緒に、車内に敷く薄手のマットレスを用意しておくことをおすすめします。

最後に寝袋自体の素材についてですが、布団と違い表面がツルツルになっている素材が多く、寝返りを打ったり、手や足を動かすたびに「カサカサ」「シャカシャカ」といった音がします。

神経質な方は睡眠中にこの音が気になり、眠りが浅くなってしまうこともあるようです。

さらに季節によって寝袋を替える必要があり、チョイスを間違えると寒い・暑いなどの問題が発生します。

1年を通して車中泊をする予定がある場合には、夏用・冬用や3シーズンタイプなど、季節に対応する寝袋を最低でも2つは用意しておく必要があります。

自分に最適なアイテムを選んで快適な車中泊旅を!

車内から見た景色

今回は、車中泊の際に使用する「布団」と「寝袋」、それぞれのメリットやデメリット、注意しておくべき点などをご紹介しました。

それぞれに利点や欠点があるのは当然ですが、使い勝手が良いかどうか、車中泊に適しているかどうかは価値観による違いも多く、最終的には「自分次第」といった結論になるようです。

実際私たち夫婦にはいつでも横になれるベッド&布団が最適で、このチョイスは間違っていなかったと考えています。

私たちとは違い、手軽・身軽に車中泊を楽しみたいという方には、寝袋が最適なのかもしれません。

車中泊旅の中でも長い時間を取る「睡眠時間」は、長時間の運転や観光・アクティビティなど、旅の疲れをしっかりと取るという大切な役割もあります。

そんな大切な睡眠時間をすこしでも快適にするために、ぜひご自分に合ったアイテムをチョイスしてみてくださいね。