ボーダーバンクスのオーナーにインタビュー!日本全国を巡業する舞台役者のお気に入りポイントは?

ボーダーバンクスのオーナーにインタビュー!日本全国を巡業する舞台役者のお気に入りポイントは?



今回お話しを伺うのは、日本全国を巡業する舞台役者・神野泰志さんだ。

仕事柄避けられない長距離移動を少しでもストレスフリーにするために、キャンピングカーを購入したという。

当初はバンコンにする予定だったが、バスコンに一目惚れし、購入を決断。

今では万全の体調で舞台に挑むために、そして道中を家族ともども快適に過ごすために、なくてはならない相棒になったそう。

「舞台人の生活の基盤は、家族と、家族と過ごせるキャンピングカーです」と語る神野泰志さんに、愛車を購入するに至った経緯やお気に入りポイントなどをお聞きした。

ボーダーバンクス 6.0

【プロフィール】
神野泰志さん(42歳) 日本全国巡業
愛車:ボーダーバンクス 6.0
キャンピングカー歴:7年(神野さんのお誕生日にあわせた、記念納車)
車旅のメンバー:家族4名

ボーダーバンクスで毎月の大移動が快適に!家族との仲も深めてくれた


―キャンピングカーを欲しいと思ったきっかけについて教えてください

ボーダーバンクス 6.0

僕は仕事柄、舞台公演で月に一度は長距離移動をしなければいけません。


場合によっては日本の端から端まで長距離移動するため、休憩する時くらいはしっかり足を伸ばして疲れを取りたいと、キャンピングカーの購入を考え始めました。


それに、舞台によっては控え室がないことがあるのも、購入を検討する大きな理由の一つです。


以前は普通車で移動をしていましたが、前乗りをしても、普通車では舞台に向けて体力を温存するのに限界を感じていたんです。長距離移動をした後に、毎回車内で寝支度をするのも億劫に感じていました。


さらに、同行してくれる子ども達と嫁ちゃんに、ゆっくり寝てほしいという気持ちもありました。もともとキャンパーだった僕と違い、普通車で寝るのはハードルが高いようで、あまり体を休められていないようだったんですね。


それでも僕としては、一度舞台が始まるとなかなか家族と過ごせる時間が取れないので、寝る時くらいは一緒にいてほしい。だって、家族が大好きなので(笑)


そういうことが積み重なって「家族みんなでキャンピングカーで休めたら、快適で楽しいだろうな」と、キャンピングカーの購入に気持ちがどんどん傾いていきました。


―この車両に決められた理由はどういったものでしょうか

ボーダーバンクス 6.0

キャンピングカーの購入を決めた当初は、バンコンを選ぶつもりでいました。

普段使いでも使いやすいと聞いていましたし、舞台の荷物の収納や子ども達の寝床まで考慮すると、ベストだと思っていたからです。

時間を見つけてはネットでキャンピングカーの勉強をしたり、実際にビルダーさんを探してみたりしていたのですが、関東圏への遠征帰りにたまたま立ち寄ったビルダー「ナッツRV」で初期ボーダーバンクスを見た瞬間、一目惚れしてしまったんです!

その後は、即・家族会議を開きました(笑)嫁ちゃんは、値段が値段だけに「バスコンはあきらめて、バンコンにした方が良いんじゃない?」と否定的。購入金額も車体によっては倍ほども変わってきますからね。

それでも、「やっぱりこのバスコンだ!」と1ヵ月くらい嫁ちゃんをめちゃめちゃに口説き続けると、ついに嫁ちゃんが陥落。我が家のキャンピングカーはバスコンに決まりました。

仕事×家族×車×旅を可能にした、快適な車両


−キャンピングカーのスペックについてお聞かせください

ボーダーバンクス6.0 外観

製造元はナッツRV社です。年式は2013年、購入額は1,300万円でした。

―特に気に入っているポイントを教えてください

お気に入りの装備第1位は、ズバリ、トイレです。

ボーダーバンクス 6.0 トイレ1

カセットトイレは自動ボタンで流水してくれるので抵抗なく使えます。自分はもちろん、嫁ちゃんと子ども達も、使い勝手が良いので気に入っているみたい。

ボーダーバンクス 6.0 トイレ

やっぱり子どもや女性にとってトイレは重要ですから、車内にトイレを設けたことで、気兼ねなくストレスフリーで使ってもらえるのは良かったですね。

スペースも広々としていますが、FFヒーターの吹き出し口がこのマルチルーム内にもあるので、寒い季節もトイレまでポカポカ。最高です!

それから、後付けの家庭用エアコン(Panasonicエオリアナノイー10畳用)も気に入っています。

バスコンで車内は狭くないので、10畳用のエアコンのパワーは最高ですね。巡業中でも、普段使いでも、旅先でも、家族が快適に過ごせるので、エアコン様々です。

バゲッジルーム車内収納棚1

それから、申し分ない広さのバゲッジルーム車内収納棚も最高です。

バゲッジルーム車内収納棚

自分の仕事用の衣装やメイク道具はもちろん、家族の荷物も余裕で収納することができます。

まあ結局のところ、居室部分は全部お気に入りですが(笑)

ボーダーバンクス 6.0 内装

内装はシートを緑色にして、後方はDIYで車内を明るくなるように、100均アイテムでリフォームしています。

運転席部分はレカロシート。座り心地が最高です!長距離運転も苦になりません。

ボーダーバンクス 6.0 キッチン

ボーダーDタイプキッチンは、ワンルームマンションよりも大きくて広いので、車内料理をするにもものすごく使いやすいです。

―それでは、残念に思っているポイントはあるのでしょうか

居室部分については、残念ポイントはありません。

強いて言うなら、購入後ずっと愛用しているので、4人掛けのシートにヘタリが出ていることでしょうか。

あとは、運転席部分ですが、室内の内装はめちゃくちゃこだわりがあって素敵なのに、肝心の運転席はバスそのものなんですよね(笑)

ちなみに、バスコンは車体が大きいので、運転し始めの頃は車幅やバンク部分をかなり意識する必要がありましたが、今では全く抵抗を感じませんね。

家族と一緒にストレスフリーで車移動ができるように


―キャンピングカーを買う前と後で、ライフスタイルに違いはできましたか

良い意味で、とても変わりました。

すでにふれましたが、ボーダーバンクスを購入する前も舞台公演の劇場へ前乗りしていたのですが、まぁゆっくり休めなくて……。舞台の前に疲れてしまうこともあって、体力回復にもかなり気を遣っていたんです。

しかし、ボーダーバンクスを購入してからは、車内でストレスなく寝泊まりができるようになりました。

今では日程に余裕を持たせ、積極的に前乗りするほど。家族一緒にストレスなく移動できるので、みんなでゆっくり食事をしたり酒を呑んだりしています。

車での長距離移動が楽しい日常生活になりつつありますね。

所有している車両はこのボーダーバンクス1台なので、普段の買い物やお迎え、どこへ行くにも全てボーダーバンクスです。もちろん出勤でも毎日乗っています!

−印象に残っている旅の思い出はありますか

キャンピングカー オフ会

印象に残っている家族での旅は、関東・那須でのキャンプandキャビンズ。

最近では、定期的に開催しているキャンピングカー&車中泊イベント「あつまれかぴ神の森」と題したオフ会です。

これは僕が幹事なのですが、九州近隣の「車×旅」や「車×遊び」が好きなメンバーが主に集まるイベント。皆さんとの交流が毎回楽しみです。

今後は、北海道一周の旅をしてみたいですね。沖縄にも渡りたいです。まだまだ本州で行きたい所もありますし。行きたい所が山積みですね。

―最後に、キャンピングカーの購入を悩んでいる方にアドバイスをお願いします

キャンプandキャビンズの様子

キャンピングカーを検討されてる方は、まずは一度、レンタルキャンピングカーを借りるのがおすすめです。キャンピングカーには普通乗用車と違う点がたくさんあるので、どんな感じか、ぜひ実際に乗ってみてください。

キャンピングカーを購入すると、ゆったりと過ごせる室内空間、現地でプライベートな時間を過ごせる余裕が手に入るだけでなく、温泉めぐりなど車旅の幅がとても広がります。愛犬家の方なら、わんちゃんと一緒に旅に出かけられる楽しさもありますよね。

キャンピングカーオーナーになった皆さまと、どこかでお会いできれば嬉しい限りです!

キャンピングカーのある生活をYouTubeで配信中なので、良ければ僕達の楽しい生活を覗きに来てくださいね!